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取材記事内を検索ワード「横野和紙」で検索した結果,13件の記事が見つかりました。

第25回 作州の民芸ものづくり展

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 「第25回 作州の民芸 ものづくり展回」(津山民芸協会主催)が、アルネ津山4階地域交流センターにて10月14日(月)まで開催されました。
 竹で作られた来年の干支や、陶芸の花器や食器、パッチワーク、デニム製品などなど、約800点の作品が所狭しと並んでいました。


 津山民芸協会は、1953年(昭和28)に前身の「津山観光民芸協会」として、岡山県津山地方の民芸品づくりと販売を目的に設立されました。その後、幅広い分野の作り手が加入し、1980年(昭和55)に「津山民芸協会」と改称しました。これにより、民芸品や工芸品のものづくりに携わる人々が結びつき、ものづくりの会として歩んできました。

 現在の会員は、木竹工芸、陶芸、手漉き和紙、絵ことば、吹きガラス、染色、和裁、キルトなど、それぞれ異なる分野で広く活動する12名の作り手が所属しています。そして会員同士の情報交換や研鑽を重ねています。また、地元の津山や岡山県南部で展示販売会やワークショップを開催しています。これらの活動を通して津山民芸協会は、手作りやものづくりの魅力を伝える活動にも取り組んでいます。津山民芸協会

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つやま城東まち歩き アート&クラフト 横野和紙のあかり展

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 「つやま城東まち歩き アート&クラフト 横野和紙のあかり展」が、つやま城東まちかつ主催で2023年10月28日・29日の両日津山城東街並保存地区でありました。(「横野和紙の灯り店」は、10月21日~29日)
 当日は曇り空でしたが、多くの皆さんが各会場に足を止めながら、作家さんの手仕事作品に魅入っておられました。私も時間をかけながら歩き、伝統のある城東の町を散策してきました。
 残念ながら夜の「横野和紙のあかり展」は参加出来なかったのですが、昼間ぶらぶらしながら、楽しい作品が軒先にぶら下がっているのを拝見してきました。

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岡山県重要無形文化財「上田繁男氏」

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 重要無形文化財/手漉和紙(三椏紙)/上田繁男(昭和17年6月1日)津山市上横野
 津山市上横野に伝わる手漉和紙は、現在では横野和紙と呼ばれている。上横野における三椏(みつまた)紙の製造は、明治時代中頃に津山の実業家である浅倉斧吉(あさくらおのきち)が、三椏の成育に適した自然条件と良質な水を見つけて上横野地区の人びとに生産を勧めたことが発端である。三椏の刈り取りから靭皮繊維(じんぴせんい)の取り出し、紙料とするための裁断、流し漉き、板干しという工程で作られる三椏紙は、薄く、かさばらず、わずかな凸凹を持ちながらも表面が滑らかで金箔を傷つけることがないため、金箔を挟む箔合紙としての需要は大きく、我が国の伝統産業にとって重要である。
 上田繁男(うえだしげお)氏は、三椏紙製造の伝統技術を踏襲して和紙を製作している。氏は、文化年間(1804~1818年)に津山藩の御用紙を漉くことを拝命して以来、200年以上にわたり手漉和紙の技術を継承する上田家の6代目として岡山県津山市に生まれた。父の5代上田菊治に師事して昭和33(1958)年、16歳で手漉和紙の全工程を習得している。三椏紙以外にも様々な楮(こうぞ)和紙も漉く等、製作の幅は広く、平成17(2005)年には津山工芸展津山市文化協会理事長賞受賞、令和元(2019)年には第77回山陽新聞奨励賞(文化部門)を受賞している。全国手すき和紙連合会会員として弟子・後継者育成に力を尽くしながらも、地元小学校の児童に手漉和紙の指導を行う等、手漉和紙技術の継承・普及にも積極的に取り組んでいる。(文:岡山県HPより)

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【津山人】上田順子さん

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 津山市の市街地から北へ約10キロ。吉井川の支流である横野川をさかのぼると、200年の長きにわたって手漉き和紙を作り続けてきた「上田手漉和紙工場」があります。
 その上田家の6代目の岡山県重要無形文化財の上田繁男さんを支えて来られた妻の順子さんです。彼女は趣味で版画や絵画などを制作していますが、城東地区にある「和蘭堂」の壁に飾られた彼女の2枚の版画作品を拝見し、なんと素敵なんだろうと魅せられ、さっそく会いに行きました。
 順子さんの明るく、くったくのない笑顔と素朴な人柄がそのまま版画に映し出されていて益々ファンになってしまいました。
 いつか横野和紙で刷られた版画作品の展示会(自他)を開くのが夢だそうです。(2022年1月24日)

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藍の温度と深度、サマー・コレクティブ・ガラス展

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 2019年7月20日(土) 〜 2019年8月4日(日)まで、ポートアート&デザイン津山(旧妹尾銀行林田支店)で、「サマー・コレクティブ・ガラス展」(東 穂高・平井 睦美・伊藤 愛香​・三浦 和・豊本 光識・岡本 常秀・杉山 利恵)と、 7月28日まで「藍の温度と深度」〜呼吸する色~(渡辺洋美​)があり伺って来ました。真夏の暑さに加え蒸し暑い日になり、突然の雨が降りだしたりで慌てましたが、素晴らしい作品達を拝見しながら涼も取らせて頂き充実した午後となりました。(撮影:2019年7月28日)

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津山金箔ソフトが出来ました。

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 金箔ソフトクリームが城東地区にある観光案内所「和蘭堂」で新発売されると聞いて、城東町並み保存地区にある「和蘭堂」に行ってきました。
 "2014年「和紙」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的にも認められています。また、津山市重要無形文化財の横野和紙では、金箔の保存、運搬にも使われ金箔を影で支える重要な役割をしている「箔合紙」を昔ながらの手漉きで作っています。津山箔合紙と金箔の関係をもっと多くの方に知って頂き、津山箔合紙の良さを幅広く知って頂きたいと思います。"(文:津山市)
11月までの期間限定販売(890円)だそうです。和蘭堂:午前10時~午後5時、月曜定休(祝日の場合は翌平日)(2019年7月20日撮影)

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「津山まちの駅城西」がオープンしました。

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 2019年4月1日にオープンした「津山まちの駅城西」は、「作州民芸館」の中に出来たまちの駅です。地元のグループが市から借り受けて運営しておられます。地元でとれた野菜や、手作り総菜や弁当、子ども達に人気の駄菓子などを販売しています。また、喫茶コーナーもあり、歩き疲れた方がちょっと腰かけてゆっくり出来るし、トイレもあるので大変便利な場所だと思います。
(2019年4月6日撮影)

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つやま城東まち歩き2016秋 アート&クラフト展

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2016年10月1日(土)・2日(日)つやま城東まち歩き2016秋 アート&クラフト展+手仕事体験(with第2回治徳美智子ふるさと人形展※人形展は10月1日~11月6日迄)が、歴史的な街並みがのこっている城東重要伝統建造物群保存地区で開催されました。私たちは10月2日落ち着いた雰囲気の中で可愛いお人形たちと出会い、楽しく城東まち歩きしてきました。また、着物で立ち寄るとプチサービスのお店もあったそうです。(2016年10月2日撮影)

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備中櫓復元10周年記念「津山お城まつり秋の陣」

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 津山城の備中櫓復元10周年記念の一貫として開催された「津山お城まつり秋の陣」の記念事業として創作アート、創作華展、また、横野和紙紙すき、竹細工絵付け、苔玉つくりなどの体験イベントや、鳥取県賀露港から朝どれ新鮮魚の直送やカニ汁のふるまい、21日と22日には、津山ホルモンうどん、そずり鍋、牛ももの丸焼きなど地元のご当地グルメや地域産品が集まり賑わいました。(撮影:2015年11月22日)

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美作の工芸作家展 クラフトデイズ

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平成25年10月18日(金)19日(土)20日(日)の3日間(津山文化センター展示ホール)

岡山県北、美作地域にゆかりのある工芸系作家さん30名以上が集まり、「作った人の顔と名前が分かる物に囲まれたこころ豊かなくらし」をテーマに、この地域にどんな作家さんがいて、どういうものを作っているのか皆様に知って頂こうというイベントでした。陶芸、木工、絵画、和紙、彫刻、生花、漆芸、ガラスなど。また参加作家による器を使用したカフェもオープンして賑やかでした。

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