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取材記事内を検索ワード「物見峠」で検索した結果,5件の記事が見つかりました。

県道・物見峠の改修(津山市物見)

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  物見峠を越えて因幡国へ通じる県道(旧因幡街道)の改修について、以前この県道は、公郷から下津川までの間を松ヶ乢(たわ)越といって、現県道より上の山腹を通じていたが、明治中期頃に現在位置の道筋に変更されている。
 この詳細については不明であるが、明治19年頃に勝北郡堀坂村より物見村までの改修工事が行われたことが、豊岡貢所蔵文書によってわかる。
 また、桑原地内の旧道は、旧加茂東小学校前を通り、井手の上手から井手に沿って藤の木までであったが、これは昭和3年(1928)3月の因美線津山-加茂間の開通にともなって大改修が行われ、道筋も公郷・桑原両地内をほぼ直線で貫通する現県道筋となった。
 その後、この道路は、昭和37年(1962)10月の県営黒木ダムの建設にともなう資材輸送のために拡幅・整備がなされ、翌38年春、工事が完しその両目を一新した。
 このような道路変更にともなって町並も変わった、すなわち、因美線の開通以前には、往来筋に民家も建ち並んで「町屋敷」とよばれ繁盛していた旧道筋は、県道路線変更によってさびれていたので、これに沿った民家も次々と新県道沿いの場所へと移動していき、現在のような町並を形成するにいたった。

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因美線の駅「三浦駅」のさくら満開の頃

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 国道53号線から分かれて野村付近から岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線に入り加茂川沿いに北へ向かうと、因美線の駅三浦駅(JR西日本)があります。
 この三浦駅は、津山駅管理の無人駅で、駅舎はなく待合所があるのみで、直接ホームに入る形になっています。また、ローカル鉄道ファンにも人気の「みまさかスローライフ列車」が運行され、多くの鉄道ファンの人気駅です。春にはさくらのトンネルが撮り鉄ファンの撮影スポットとなっています。(2015年5月15日撮影)(前回2010年の取材はこちら)(2019年4月8日撮影

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物見・阿波方面にちょっとドライブ

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2018年6月9日綺麗なお花との出会いを求めて、津山市阿波・物見方面へドライブに行く途中偶然に、松ボウキ橋梁を渡る列車に偶然でくわせました。急いで車を止め、ゆっくりとトンネルに向かう列車を眺めていると、一瞬時が止まったように感じられました。その後、物見峠や阿波森林公園を散策して来ました。ひと時でも深緑の中に身を置くとリフレッシュしていいもんですね。

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2018年みまさかスローライフ列車に乗って来ました。

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 2018年5月12日美作スローライフ列車に乗って智頭駅まで行って来ました。外から見ることが多かったのですが、今回は日程も合って実際に乗車してきました。車社会ですがスローライフ列車にゆられながらの旅もまたいいもんですね。那岐駅に初めており降りたのですが、気に入りましたよ。

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新緑に映える松ぼうき橋梁

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美作河井〜知和間に架かる石造りの鉄橋で、その橋と橋を通る列車との風景は鉄道ファンにとって絶好の撮影スポット。スローライフ列車が運行される時は、橋の下に多くの撮影者が集まります。
知和駅の手前、物見峠へ続く県道脇の谷間に架かる太郎渕橋梁。楕円のコンクリート橋脚はこの線区に共通ですが、この橋脚と後に紹介する松ボウキ橋梁の2橋は表面に石が貼られています。
この区間の橋梁は昭和3年~5年頃の因美南線の3期工区の工事によって架けられたものです。

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