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「保田扶佐子美術館」特別版画展

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保田扶佐子美術館「特別版画展」バルセロナと津山出身の作家の作品(平成22年10月9日~17日)
保田扶佐子美術館(〒708-1126岡山県津山市押入97-11 TEL0868-26-5711)には、ダリやピカソのリトグラフ、津山出身の版画家の木版画など20点。入場無料。保田さんは、この後バルセロナへ行かれ制作されるそうです。なお、2010年10月23日(土)~2011年4月末までの美術館の観覧につきましては、電話予約の上ご来館下さい。「保田扶佐子美術館」第二回展示作品

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▲リトグラフに使用されている石版
リトグラフには、この石版を砂で平らにきめ細かく磨き、版の油分を完全に取り去ってから油性のインク、コンテなどで描く。その上に硝酸をアラビアゴムの溶液で薄めたもの(約2対8)を引きデッサンを定着させ、その後、水と油の関係を利用して油性インクで刷り上げるものである。その石版、描写用インク、コンテ、刷り上った作品を展示してある。
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▲リトグラフの説明をしてくださった保田先生と愉快な仲間達とのおしゃべりも楽しい。


この催しは、第25回国民文化祭・おかやま2010(おかやま国分祭2010)、岡山県博物館協議会創立20周年(岡博協創立20周年)を記念して行います。保田扶佐子が長年かかって集めた作品のほか、津山出身の作家の作品を展示、一部作家のミニ版画の即売もいたします。
また、1798年にドイツのアロイズ ゼネフエルダー(ALOYS SENEFELDER)によって発明された石版画、いわゆるリトグラフ(lithographのリトはギリシャ語のlithos=石が語源)に使用されてきた石版など版画用具も展示しています。リトグラフは19世紀半ばより金属版が普及し現在はオフセット印刷様式となり石版は珍しいものとなりました。この機会にぜひご高覧下さい。(保田扶佐子美術館)

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「井西静馬つづれ画展」と「いけばな池坊展」(2010年9月)

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2010年9月23日(木)~29日(水)まで、アルネ津山4階アートギャラリーにて「井西静馬 つつれ画展」&クラシックギター・ギャラリーコンサートがありました。井西静馬さんは広島市出身で、アトリエは島根県安来市柿谷町163にあります。HPはこちら

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M&Y記念館「幸福な出逢ーK氏現代美術コレクション」展

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棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)「幸福な出逢ーK氏現代美術コレクション」展
期間:2010年9月4日(土)~2010年10月3日(日)まで
場所:棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)1F展示室

「幸福な出逢 -K氏現代美術コレクション-」展について
棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)では、9月の企画として「幸福な出逢 -K氏現代美術コレクション-」展を開催します。
ある音楽や映像や文章と出逢って感動に心が満たされる瞬間、あるデザインと出逢って使うたび感じる心地よさ、そのような出逢いに私達は幸福を感じます。同様に、美術作品との出逢いにおいても、幸福を感じる瞬間はやはり訪れます。自分が気に入った作品をあまり無理をせず生活の中に取り入れてゆくという営みは、音楽好

きな人がお気に入りのアーティストのCDを、映画好きの人が映像ソフトを、読書好きの人が本を集めるのと変わりのない営みです。
今回、展示作品を提供いただいた勝央町在住の「K氏」もまた、さまざまな美術作品と出逢う中で自分の気に入った作品を集め、楽しんでいるという人物です。美術作品を「わかる・わからない」「高い・安い」「有名・無名」という視点や価値観で捉えるのではなく、「好き」「楽しい」「心地よい」という感覚的な捉え方をしてみると、現代美術がより身近に感じられ、心や気持ち、日常生活などを豊にしてくれるものであることがわかります。
今回の作品展は、「K氏」というある1人の集めてきたコレクションを通してそのことを感じてもらえる素敵な作品展です。

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M&Y記念館イベント 7/17(土)~08/31(火) -小松崎茂の世界-展

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▲小松崎茂氏の遺品など
小松崎 茂(こまつざ きしげる/1915.2.14-2001.12.7)
画家・イラストレーター
東京府北豊島郡(現在の東京都荒川区)生まれ。
青年期には日本画家を志望し花鳥画ほ堀田秀叢に学ぶが、のちに秀叢の弟弟子の挿絵画家・小林秀恒に師事。1983年に「小樽新聞」連載の講談小説の挿絵でデビュー。科学雑誌「機械化」の挿絵で戦争物の絵や空想科学を題材にした絵を描き評判になり、第二次世界大戦期には少年向け雑誌に戦記小説の挿絵や軍艦、戦車、飛行機などの戦争イラストを数多く発表する。
戦後も数多くの少年雑誌に絵物語、挿絵、図解など多彩な作品を発表。
1960年代の頃からプラモデルの普及に伴い、模型メーカー各社のボックスアート(箱絵・パッケージアート)と呼ばれるイメージ・イラストを数多く制作。またジャンルに囚われず、万年になってもCDジャケットやゲームソフト用冊子のイラストなどを精力的に手がけ続けた。

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INCN 親善大使イルカが描く絵本の原画展(2010年4月~6月)


INCN親善大使イルカが描く絵本の原画展
2010年4月 25日(日)~6月27日(日)
M&Y記念館では、一昨年の岩合光昭写真展、昨年の真珠まりこさんの「もったいないばあさ ん」の絵本原画展に引き続き、本年度の企画展として、歌手であり、IUCN親善大使、津山市市政アドバイザーでもあるイルカさんの絵本原画展を実施しま す。
今回の原画展は、イルカさんの絵本「真冬の天使」の原画を中心にイルカさんの描く世界を楽しんでいただけます。
また、5/23(日)には、イルカ さんのサイン会も予定しています(50名限定)。
入館料=500円(大人、2F常設展への入場も可能です。)

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「保田扶佐子美術館」第一回展示作品

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2009.10.13取材 保田扶佐子美術館の詳しい展示案内はこちらから

ごあいさつ

 この美術館は、保田扶佐子が絵に 対する感性を育んだ生家の一隅に作られた小さなスペースです。絵画・版画・アーティストブックなどの作品と保田扶佐子が30年近く居住し、制作活動を行っ ているスペインバルセロナ市に於いて、蒐集した版画、稀少本、アーティストブックなどを順次展示しています。コレクション紹介のほかにも随時、国内外のユ ニークなアーティストの展覧会も行います。また保田が学んだ美術書を中心とした小さな図書室も設け、美術館の役割である「記憶」「創造」「教育」という理 念の実現を目指しています。

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