北川フラム講演会(えとあーと12年、地域文化の現在)

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つやま芸術祭・えとあーと 北川フラム講演会が2013年3月3日(日)13:00~津山市立図書館視聴覚室で行われました。

今年で12年目を迎え、干支が一回りする「えとあーと」。この事業の企画立案者・審査員であり、「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」やもうすぐ開催される「瀬戸内国際芸術祭」をはじめ、里山・都市・海と島など、様々な背景をもつ地域でアート事業を手がける北川フラム氏が、全国の事例から地域文化の現在について語られました。(2013.3.3)

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地域・人のつながりをアートが再び紡いでゆく~大地の芸術祭・瀬戸内国際芸術祭を事例に~と題して講演が始まりました。

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アートの持つ役割 越後妻有(えちごつまり)の林間学校

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越後妻有の90代、80代、70代、60代の助っ人。子ども・男性の助っ人さん

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越後妻有の林間学校 宮本亜門さんお話会「違うからおもしろい、違わないから素晴らしい」2011.8.13

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越後妻有(廃校を利用して)

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越後妻有(ムンクの人間模写だそうです。)

「大地の芸術祭」とは
「大地の芸術祭」は越後妻有を舞台に、2000年より3年に1度開催される世界最大規模の国際芸術祭です。地域に内在する様々な価値を、アートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築くことが目標です。地域・世代・ジャンルを超えた人々との協働と、基本理念「人間は自然に内包される」に貫かれたプログラムによる大地の芸術祭を通じた活動は、新しい地域づくりのモデルとして高い評価を得ています。(越後妻有のパンフレットより)

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瀬戸内芸術祭(直島春祭~崇徳院奉納芸能会~)(福武ハウス)

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瀬戸内国際芸術祭(美しく捨てられて)(丹下健三生誕100周年プロジェクト:仮)

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瀬戸内国際芸術祭(バングラディシュ・プロジェクト:仮)(石のプロジェクト:仮)

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瀬戸内国際芸術祭(光の家)(豊島横尾館)


北川フラム(アートディレクター)

1946年、新潟県生まれ。アートフロントギャラリー代表。展覧会・文化イベントのプロデュースや都市建築計画のアート計画、アートによる地域おこしなど多数携わる。大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ総合ディレクター、瀬戸内国際芸術祭2013総合ディレクター。