矢筈城址上り口にある千磐(ちいわ)神社
▲(2011.6.24取材)
▲(2011.6.24取材)
▲西賀茂神社(2011.7.16取材)津山市杉宮字上の山406番地
鎮座地 大国主命 北境内社 三嶋神社 事代主命
御祭神 味鉏高彦根命(あじすきたかひこのみこと) 南境内社 八幡神社 誉田別命
御由緒
大化元年物部芳子の祭処と云う往古鴨神社と号し加茂一郷の総社。中古より杉大明神さまと慕い郷人篤く景仰す。東三百九拾間のところ鳥居野(勝加茂保育園の東約150米に地名あり)の神事場には楢部落を含め各部落の神輿神幸郷人こぞって奉行室町末期まであり。今は往時をしのぶのみ。
現本殿、木鳥居、太鼓は美作国主 森忠政公が津山城築城の時、丑寅位方よけの守護社として家中の伴八郎兵衛、長尾平左衛門を造営奉仕に任じ万治3年9月19日再建公儀寄進あり。夏越大抜祭の茅の輪くぐりは健康と家内安全を祈り、遠祖より連綿として伝承されている。明治6年西賀茂神社と改称幣帛供進社に指定された。
御祭神の一柱 味鉏(すき)高彦根命の鉏(すき)は農耕用の鋤の意で出雲地方と共に製鉄業が栄えた中国山地の一角。この地に製鉄の神として祀られた境内小祠は神地の遠祖霊奉斎社。昭和20年まで勝加茂運営護持、以後中村と杉宮の氏子が奉護す。
平成4年7月25日石垣拡張と洗い出し工事完了を以って境内整備を達成す。神域は末永く昔の縁と神厳さを保つよう努めている。
神社祭儀
・再旦祭1月1日、春祭4月3日、夏祭7月下旬日曜日、秋大祭11月2日・3日、冬祭12月3日、月並祭
諸祈願祭
・安産、命名、初宮、七五三 ・厄除、交通安全、家内安全 ・心願諸祈祷
社務所 勝北町中村282 0868-29-1977 宮司 青山内 (案内板より)
▲軒戸神社(2011.7.17取材)
軒戸神社由緒
御祭神 天照大神 豊受姫大神 大巳貴命、他
本殿 春日造
例祭 10月16日
末社 御崎神社 天満神社 粟島神社 祖霊社
古老の口碑に曰く、当社は和銅7年6月田淵村(現塔中)青尾山の麓宮谷に鎮座し加茂郷鎮守と崇敬し加茂大宮と号す。後苫田大明神と唱へ奉る。元暦元年6月霖雨大洪水あり為に青尾山決壊し社殿諸建造物悉く流失せしに、御霊代神幸所の字軒戸の松に掛り留り給ふ依て、此所に仮宮建斎奉る之より軒戸宮と唱へたり、此水害の為社記旧記悉皆流失し漸く衰替し御造営等も賀茂郷中より仕来るも終に塔中、小中原、桑原、小淵の4ヶ村の限りとなりたりと云云。之素より伝来の記録なしといへども古昔より古老の口碑に伝へたり依て伝来の侭を記す。明治44年10月、桑原平野神社、小淵惣神社、小中原八幡神社を合祀す。(案内版より)
本谷山 神宮寺(観音様)御堂(2011.7月9日、7月17日取材)
神宮寺(観音様)は元禄7年(1694年)掘坂と妙原の人々の浄財により建てられた十一面観世音菩薩が祀ってあります。今でも毎年7月16日の夕方から18日の夕方まで、人々が替わり合って昼夜鉦(かね)をたたき念仏を唱え、いろいろな災難や病気に罹らないように、一心に祈る習慣が続いています。
御堂の正面の壁(漆喰)には、鏝絵(こてえ)と言われる珍しい絵が鏝で描かれています。また御堂のなかには百万遍の念仏を唱えるのに使った数珠があります。
観音様を"南無観世音菩薩"と唱えると、火難、賊難、雷難、蝮難、薬難、病難、不慮の事故などからのがれると、お釈迦様が説かれた観音経の中にあります。
十一面観世音菩薩は頭の前に三つの優しい顔、左に三つの怒った顔、右に牙を出してほめている顔三つ、そして真後ろは大笑いしている顔一つ、正面を向いている顔一つ、これは同行二人を表しており、観音様の顔を入れて十二の顔となっています。
ここは、加茂郷88ヶ所霊場第53番札所でもあります。(津山市堀坂町内会発行:わがまちの史跡より)
▲堀坂神社(2011.7.9取材)
堀坂神社は老松山1047番地の山林の中に厳粛に建っています。神社の創立は承安3年(1173年)の頃、社号は天満大自在天神宮(天満宮)で、一般的には天神様をお祀りしているといわれています。ご祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)学問の神様菅原道真公の先祖神と、大国主命(おおくにぬしのみこと)縁結びの神を祀っています。社殿は本殿、弊殿(へいでん)、拝殿、社務所、神楽殿、神輿庫で神輿は2基です。社殿も再々火災にあいましたが、今の本殿は宝暦2年(1752年)堀坂村領主、常陸国土屋藩(茨城県土浦市)土屋能登守篤直が再建したものです。昭和57年に拝殿を中心に改築し、同時に神楽殿の屋根及び神輿庫も改修しました。
境内には荒神社、若宮神社、愛宕神社、松稲荷神社、祖霊社、外2社があります。
歳旦祭 1月1日 祈念祭(春祭り) 3月25日 夏祓祭(夏祭り) 7月24日 秋例祭(秋祭り) 10月25日(近い日曜日) 新穀感謝祭 11月23日 除夜祭 12月31日(津山市堀坂町内会発行:わがまちの史跡より)
好評の「旧津山扇形機関車庫と懐かしの鉄道展示室」2011年の一般公開スケジュールです。
※一般公開日以外の立ち入りはできません。
扇形機関車庫について
扇形機関車庫とはその名の通り、扇形の機関車庫のことです。 中心に転車台があり、ここで向きを変えて車庫に格納します。 機関車全盛の時代に、より多くの機関車を格納できるように、転車台と併設して建設されました。
この旧津山機関区・扇形機関車庫は1936(昭和11)年に建設された、 現存する13箇所の扇形機関車庫の中では梅小路に次ぐ全国で2番目の規模(17線)のものです。
>>スタッフによる取材記事(2008年特集:「萌えよ、因美線」)
募集人数 | 各日100名様(満員となり次第締め切り) |
料金 | 無料(要予約) |
集合場所 | 旧津山扇形機関車庫南側入り口(JR津山駅から徒歩10分) >>徒歩ルートはこちらから確認できます。(Googleマップ) ※変更になりました。ご注意下さい。 ※近くに駐車場はありません!かならず徒歩で。 |
公開時間 | 10:00~11:30 |
お申し込み方法 | 公開日の前日まで下記電話番号へ |
電話番号 | (086)225-1179 |
お申し込み先 | JR西日本岡山支社営業課内 「懐かしの鉄道展示室見学係」 |
3月 | 26日(土)・27日(日) ※3月26日(土)のみ公開時間は10:00~12:00 |
4月 | 9日(土)・10日(日)・23日(土)・24日(日)・29日(金祝)・30日(土) |
5月 | 1日(日)~5日(木祝)・7日(土)・8日(日)・21日(土)・22日(日) |
6月 | 11日(土)・12日(日)・25日(土)・26日(日) |
7月 | 9日(土)・10日(日)・23日(土)・24日(日) |
8月 | 13日(土)・14日(日)・27日(土)・28日(日) |
9月 | 10日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日)・19日(月祝)・23日(金祝)・24日(土)・25日(日) |
10月 | 8日(土)・9日(日)・10日(月祝)・22日(土)・23日(日) |
11月 | 5日(土)・6日(日)・26日(土)・27日(日) |
▲加茂の金刀比羅宮(2011.6.25取材)
当社は中原日詰に鎮座す
日詰山には、寛文年中、四国金刀比羅宮の分霊を奉還し安置す。明治42年、宇野原口、楢井行重、百々、中原成安、才ノ谷社を合祀し安置す。大三輪大明神、惣道天明神、大山祇社、大月大明神、日野目大明神、末社には19の命を祭り奉還す。
相殿に大物主命、速玉之男命、伊弉冉命。
・神を祭祀せば=悪い病いのたたりなくなると言う。
・神を祭祀せば=農耕、養蚕、織物を治め一番大切な祖神がある。
・神を祭祀せば=心おちつき事に当たりなしとげらるるという。末社、荒神社は安産の神、稲荷神社に商法の繁昌、木山神社山の神、末社多くの神々を安置す。広く県外からも参拝し祈願者も多い。
祭日は次の通り行う。
祈願祭 元旦~3日 豊作繁栄 4月10日 難病除 7月10日 大祭(例大祭) 10月10日 年の礼祭 12月10日
◎尚、大平内閣総理大臣が幹事長時代に神社の社碑を書き下されてあります。
◎又、山上には40年代の桧材で展望台を作ってあり、加茂郷が一望出来るようにしています。
金刀比羅神社(案内板より)
▲八頭(やかみ)神社の夏祭りが2011年7月3日(日)にありました。この夏祭りは津山市の中で一番早い夏祭りだそうです。ちなみに秋祭りも一番早いそうですよ。ここを皮切りに津山の夏祭りが始まります。
八頭神社は新職人町・桶屋町・新魚町・吹屋町の四町内でお祀りしているそうです。お祭りは毎年焼き鳥をしたり賑やかに執り行われているようです。近年お御輿もあるのだそうですが、修復も中々前に進まないそうです。
(2011年6月30日取材)