300年の歴史を誇る「多胡本家酒造場」
★「津山市楢」で三百年の伝統を築いてきたのが「多胡本家酒造場」です。(取材2015年9月15日)
かつて楢村は江戸時代に陸と河川交通の要衝の地として川湊が発達し、吉井川流域の物資を運搬していた高瀬舟の終着点で、米の集散地でした。往時の面影は津山百景に選ばれた常夜灯と、その下の川面に係留された高瀬舟のある風景からしのぶことができます。
多胡本家酒造場の「加茂五葉」は全国でも屈指の好適米「山田錦」と岡山県産「日本晴」を主な原料米とし、中国山地の秀峰、那岐山麓から流れる加茂川の伏流水を汲み上げ、それに熟練の名杜氏や蔵人たちの技とこころが加味された銘品です。(文:多胡本家酒造場HPより一部抜粋)