安産稲荷神社(福渡町)

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 稲荷信仰はわが国の庶民信仰の中心であり、安産稲荷神社の形態は町内神である。創建は森家が美作に入った約70年後のこと。
 昭和18年頃までハスの葉を使った「安産湯」という家伝薬が前原家で売られていた。この前原家の東側に安産稲荷があり、「安産」と係わりがあるのではと考えられる。
 以前は戸川町の突き当たりの場所にあったようだが、江戸時代から残っている竹波(竹並)家の地所に移転したと伝えられている。時期は明らかではない。現在も安産信仰は続いており参拝者は多い。
祭神:宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ)創建:延宝5年頃(1677) 祭礼:夏祭7/28 秋祭10/28 初午祭 旧初午の日(文:津山城下町まちなかお社巡りより)(2015年12月7日撮影)

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安産稲荷拝殿

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安産稲荷の鈴                  稲荷の本殿