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美作の大庄屋巡り「安藤家 安藤善右兵衛(挙母藩)」

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安藤家 安藤善右兵衛(挙母藩)久米北条郡坪井下村
大庄屋まで
 安藤氏は、周防の大内義隆の家臣であった。義隆が陶晴賢によって滅ばされた後、天正元年(1573)香々美庄、のち河本村(鏡野町)に移住し、寛文3年(1663)子孫の太郎兵衛が坪井村に帰農したという。家譜によると天明年間、善右兵衛の祖父勘兵衛が挙母藩の大庄屋に任命された。
大庄屋として
 善右兵衛(善一)は、天保8年(1837)挙母藩の事務総掛を務めた後、大庄屋職を勤めている。慶応2年(1866)改政一揆のとき、津山に向う百姓に食物を与え説得して帰村させた。兄の鹿左衛門は救済などに献金し武士にとりたてられている。
美作国挙母藩領
 元禄15年(1702)内藤領(安中のち挙母=豊田市)となった久米北条郡内の12か村5千石余が、明治4年(1871)まで、169年間にわたって内藤家の領地であった。これを統括する陣屋は坪井下村におかれた。

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岡山県津山総合体育館

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 昭和51年に設置された岡山県津山総合体育館です。(岡山県津山市山北669)
すぐ傍には、津山市役所や大名庭園としての国指定された衆楽園などがあります。また、サッカー大会が行われる津山中央公園グラウンドがあり、ラモスカップもここで開催されました。敷地内には立派な弓道場などがあります。お子様連れの方には公園がありブランコなどで遊べます。体育館のほか柔道場、剣道場、トレーニング室などの設備もあります。(2011年5月3日撮影)

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美作の大庄屋巡り「田口家 田口三郎兵衛」

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田口家 田口三郎兵衛 東北条郡籾山村 森藩
大庄屋まで
 田口家の氏租は、田口光政といわれ、北高田城(横野村)に居城し、山名時氏に属して、美作の平定に功労があったといわれる。後裔は尼子氏に従い、永禄の頃毛利氏の属し、神楽尾城を守っていた。天正7年(1579)の落城後、宇喜多氏に属した時もあった。
 田口三郎兵衛が森藩の大庄屋に任命され、籾山、勝部、志戸部、大田、川崎を合せて所管した。
大庄屋として
 三郎兵衛は、森長継が家督相続をした時、有元平左衛門、中島九郎兵衛、鈴木九右衛門らと共に祝賀のため出府している。
 津山市上田邑の田口山引乗寺は光政により創建され、田口家の菩提寺として庇護された。

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原の供養碑・札場跡

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原の供養碑・札場跡(原)
 原の出雲街道旧道にあり、「間務阿弥陀仏三十一カ遍供養塔」と「天保三年吉祥日坪井上村中組構中」と刻まれている。札場跡は江戸時代に藩の奉行所から村人に知らせる場所があった所。
(文:出雲街道の史跡と文化財 津山市大井西自治協議会編)(2019年6月29日撮影)

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山根の長者屋敷跡と貞清五輪の墓(坪井下)

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 山根の長者屋敷跡と貞清五輪の墓(山根)
天文の頃、貞清四郎左衛門が山根市場に居住しており、山根の長者と呼ばれていた。今も屋敷跡に古井戸がある。この屋敷跡の東の国道を超えた田の中に五輪塔がある。
(文:出雲街道の史跡と文化財 津山市大井西自治協議会編)(2019年6月23日撮影)

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坪井鉱山選鉱場跡・茶臼山古墳(坪井上)

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 坪井上立野の谷にあり黄銅鉱を産出。文久元年(1861)の頃採掘を始めた。明治30年頃から大正にかけては一時大盛況となったが、大正末に休山。昭和10年頃、昭和鉱山KKが再度始めたが終戦後銅価の暴落で閉山。すぐ後ろの山が茶臼山古墳である。(文:出雲街道の史跡と文化財 津山市大井西自治協議会編)(2019年6月29日撮影)

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餝摩津斉七塚・鶴亀神社(鶴坂)

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 鶴坂の上り口にあり、寺城出身の力士の塚である。弘化4年(1847)の大坂番付に記載されている。本名は太田斉七といい、墓が寺城池の下にある。斉七塚のすぐ上は墓地になっており、疣神社、六体地蔵、供養碑がある。さらに進むと鶴坂の頂上付近の中国自動車道を横断する陸橋を渡るとすぐ左の小祠が鶴亀神社である。そばに三星城の家臣鶴之丞が妹亀の仇を討とうとしたが返り討ちに遭ったという哀話の説明板がある。(文:出雲街道の史跡と文化財 津山市大井西自治協議会編)(2019年6月23日撮影)

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