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取材記事内を検索ワード「ばら」で検索した結果,166件の記事が見つかりました。

日本一の石の鳥居と蒜山 郷原宿探訪(真庭市)

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郷原漆器のふるさと 郷原(ごうばら)宿(岡山県指定重要無形民俗文化財)
  郷原宿(真庭市蒜山西茅部)は、美作・伯耆両国を結び、大山参詣や牛馬市へ向かう人々が盛んに行き交った「大山みち」の宿場町で、戦前まで盛んに作られていた「郷原漆器」の産地集落として広く知られています。
 郷原漆器は主に栗の木を使い、輪切りにした生木をろくろで挽く独特な製法で椀や皿を作る実用的な製品です。その始まりは明徳4年(1393)など諸説がありますが、江戸時代には漆器の産地として広く知られ、地元勝山藩でも特産品として着目されています。
 技術改善や購買組合の設立で、大正時代末に生産量は最高に達しましたが、戦争による物資統制などで衰退、昭和20年(1945)の終戦ののち、まもなく伝統的な漆器生産は一度終焉を迎えました。
 そうしたなか、昭和時代末から始まった漆器復興の取り組みは、平成4年(1992)の「郷原漆器生産振興会」設立、岡山県からの郷土伝統的工芸品への指定、同8年の拠点施設「郷原漆器の館」(蒜山上福田)建設につながり、同18年には生産振興会の保持する製作技術が民俗技術として県下で初めて重要無形民俗文化財の指定を受けるなど高く評価され、蒜山地域に新たな活力を生み、さまざまな可能性の広がりを見せつつあります。
真庭市教育委員会 (文:現地看板より)(2020年8月22日撮影)(大山みちを歩こう会第6区

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キリシタン灯篭

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 ヨーロッパにつたえられた津山
 17世紀のはじめ、美作にも、青い目の宣教師が、いくたびかおとずれ、キリスト教を布教しています。そのころの津山の様子が、宣教師によって、次のようにヨーロッパに伝えられています。
「森忠政は、領内にキリシタンはいないと幕府に報告して、キリスト教を黙認している。城下町の近くには、美しい墓地があって、キリシタンは、そこに行って、祈りをささげている。墓地の中央には、高さが3メートルをこえる、すばらしい十字架ががある・・・。」(『日本キリシタン宗門史』より)

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高野川東公園(河面)

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 高野駅から真っすぐ南に行き、本郷橋を渡って少し細い道をしばらく行き、右折するとほどなく高野川東公園(津山市河面1325-1)に着きます。地域の人のコミュニティーの場になっているようです。遊具は使用不可のものもありましたが、ブランコなどは使用できます。(2020年3月24日撮影)

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橋本さん宅のレンゲツツジが満開でした。

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 2020年5月2日、国道179号線勝央町付近で車を走らせていたら、鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジが目に飛び込んできました。早速車を止めてしばらく見とれてしまいました。橋本さんが長年大切に育てて来られたそうです。「綺麗と言っていただき嬉しいです。」と橋本さん。この2倍くらいあったそうですが、ご主人が剪定?されたそうです。

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可愛いグリーンヒルズの花たち

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 2020年4月17日・19日のグリーンヒルズのお花たちです。
曇り空の下、人影もまばらなグリーンヒルズです。家の中に閉じこもっていますが、料理も沢山して沢山食べて沢山太る毎日を過ごし、体重もうなぎのぼり、そこで、お散歩をしようとやってきました。着くなり目の前に広がる景色は、可愛いチューリップ満開の景色でした。文句なく可愛い。

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八出の桃畑が満開を迎えています。

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 2020年4月9日に八出にある桃畑が美しく、しばらく歩いていたら偶然生産者の水島豊さんの奥様を見かけお話を伺ってきました。
水島さんは、10年位前に脱サラで桃の栽培を始められたそうです。「当時は一から始めたので何も解らず四苦八苦しながら育ててきました。今でも試行錯誤しながら育てています。現在は、八出果樹部会にに所属、主にJAに出荷しています。」とのことでした。「楽しみは、買ってくださった方の笑顔です。」と語ってくださいました。

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勝北総合スポーツ公園のさくらの花が美しい。

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 勝北総合スポーツ公園のさくらの花が美しく咲いていました。
スポーツ公園のまわりの山々はさくらの花で霞がかっています。新型コロナウイルスのせいでしょうか、来られている方はまばらでした。また、展望台では二組のご夫婦がそれぞれ離れてお花見をされていました。公園内ではその他、椿の花と、さくらの花とのコラボが美しく、周りではツツジの花が咲き始めピンク色が鮮やかに目に入ります。早く新型コロナウイルスが終息することを祈るばかりです。岡山県津山市西下1100−1(2020年4月4日撮影)

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津山の夕日に魅せられて。

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 2020年2月23日、お散歩がてらに吉井川に沿って歩いてみました。少し風が吹いていたのですが、安岡町から見る夕日は美しくしばらく見とれてしまいました。また、川辺では水鳥たちがにぎやかに家路を急いでいるように見えました。津山の中心部で永年暮していても、日ごろは家事に追われゆっくりとこうした自然に触れ合うことができないでいたのですが、これからは出かけていきたいと思いました。

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蕎麦尾山 光明院 金剛頂寺(鏡野町)

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 当山は、大宝三年(703)の開山と伝えられています。開基は不詳ですが、一説に鑑真和尚の説があります。
 弘法大師が美作路を巡錫の道すがら、蕎麦尾山に立ち寄られ、しばらく足を留め修業をされましたが、その折、近くの岩の塊を祈念し、手に持てる五鈷で岩角を打つと、忽ち澄み切った水がほとばしり出ました。大師は傍らに八大龍王及び弥勒菩薩を祀り、この霊水を本尊に供えられました。以来この霊水は、弘法大師の閼伽池として後世に伝えられ、今も霊水の枯れることなく現存しています。
 平安、鎌倉時代には特に栄え山上には伽藍がそびえ、参道の途中には小堂が建立され、高野山になぞられてこの堂を女人堂といい、当時女性はこの堂までしかお参りできませんでした。
 慶長十一年(1606)、当時の住職快秀が、ある夜の夢に、「この寺には以前銘鐘があったが、地中に埋められている。早く掘出しなさい。鐘のある場所は浴室の側の芭蕉の根元だ。」と告げて消え去りました。夢から覚めた住職は早速芭蕉の根元を掘ると、五尺余りの見事な梵鐘が出てきました。その銘には「美作国蕎麦尾山光明院 法界衆生平等利益之為也 嘉元四年(1306)丙午年正月二十八日」と刻まれていました。嘉元四年は鎌倉末期であります。
 戦前地元に良い音色を響かせ親しまれていた銘鐘も、戦時中に供出させられ、今はありません。

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江原醤油醸造場(美咲町)

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 2019年8月18日、美咲町の歴史を訪ねて回る際に、ふと見ると大きな建物に蔵がずらり。この建物は何だろうとお尋ねしてきました。(資)江原醤油醸造場(美咲町西川495)でした。御子息にお聞きしたら「江原醤油醸造場は、宝永4年(1707)12月16日の富士山が噴火した年の創業だと聞いています。だから築312年は経っています。」とのことでした。突然にお尋ねしたのですが、快諾頂き写真を撮らせていただきました。お聞きすれば、津山市内のお店にも配達に来られているのだそうです。

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