勝北の点在している荒神様

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荒神様(2012年撮影)

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荒神様

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荒神様

あめのほひ荒神社.jpgあめのほひにある荒神社.jpg

荒神様(2012年12月19日撮影)

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荒神様(2012年12月19日撮影)

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荒神様(2017年11月23日撮影)

 荒神の神は、文字どおり荒ぶる神であり、粗末にしては祟りがこわい霊力をもつ神様です。それだけに加護の力も大きいと信仰され、赤ちゃんのお宮参りの際にも、神社参詣後、必ず村内の荒神様にはお参りするという風習は続いています。さらに、上相・阿蘇の各組や稲穂・長内・海田熊原の例に見られるように、頭屋を中心に催される荒神祭りの日は、甘酒祭りとも言われ、荒神組の子供はもちろん、老若男女うちそろっての懇親会となっています。荒神信仰・荒神祭りは、株内や身ぢかな近隣住人の交流・親睦・連帯を大いに促進し、いわば村落共同体の結束に役立って来たといえましょう。(文:『作州民間信仰代表 荒神様とそのお祀り』 宮澤靖彦)