フキの佃煮レシピ(物見)

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 2021年5月20日、この季節、車で走っていたらフキの葉が道路の脇に見えてくる季節です。そこで、いつも美味しい季節のお料理をされる、物見の金尾利恵子さん宅にて利恵子流フキの佃煮を教えていただきました。利恵子さんは、慣れた手つきで、皮をむき始めると、ついでにポキポキとフキを折っておられました。皮をむいた後で、長さをそろえ包丁で切っていた私は、改めて人の知恵を見て感心しました。ところ変われば調理方法も変わり、とても勉強になります。

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鏡野にある原田家にてフキを採り

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フキの皮をむきながら、適当に折って水を入れた鍋に入れる。

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灰汁の水切り                  水で炊く
・皮をむいて一晩水につけたフキの水切りをする。 ・沸騰させ、水が茶色になるまで(30分程度)
                         炊く。
                        ・炊けたら、煮汁を捨てる。
                        ・再び水を入れ、フキが柔らかくなるまで炊く。

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調味料を入れる                 汁気が半量になるまで煮詰める
・柔らかくなったら、調味料を入れる。
(あとでもう一度調味料を加えるため。)
・調味料は、酒、みりん、醤油、砂糖、
 旨味調味料、実山椒。

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再度調味料を投入                最後にはちみつ
・汁気が半分程度になったら味見して、足りない  ・火を止めてから、はちみつを適量入れてよく
 調味料を加える。(一度に調味料を入れてしま   混ぜる。(つや出しとコク出しのため)
 うことによる失敗を防ぐため。)        ・味をなじませるために、そのまま1時間ぐらい
・鍋の底が見えるぐらいまで煮詰める。       冷やす。

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汁気を切る
・ザルに上げて、30分ぐらい汁気を切る。