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取材記事内を検索ワード「資料館」で検索した結果,139件の記事が見つかりました。

津山洋学資料館前庭の洋学者のブロンズ像

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津山洋学資料館は平成22年3月に新館がオープンし、その前庭に宇田川玄随・宇田川玄真宇田川 榕菴・箕作阮甫・箕作秋平・津田真道の5人の胸像が置かれています。いつも拝見するのですが、はて?この方たちの年代と何時、何処で、何をしたかがごちゃまぜとなってしまっているので、各人のプレートから少しまとめてみました。


津山洋学資料館(つやまようがくしりょうかん)は、岡山県津山市の城東町並み保存地区にある博物館です。建物は「津山洋学五峰(宇田川玄真・箕作阮甫・津田真道・宇田川玄随・宇田川榕菴)」をモチーフに五角形を基本として設計されたとされています。

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杉田玄白の書簡が面白い! 「津山洋学資料館」

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この手紙は面白い!現代に通じる教えが沢山あります。是非、読んでみてください。

霜月十四日付 小林令助宛 杉田玄白書簡

1805(文化2)年11月14日、玄白73歳の書簡。前年に玄白は将軍にお目見えをしており、令助がそれに対して述べた祝賀への返礼、ソッピルマート(塩化第二水銀、消毒用劇薬、当時は梅毒治療に用いられた)の製法に関する問い合わせへの回答、外科治療に関する回答、令助が仕官の斡旋を依頼したことに対して、医業を大切にするべきという忠告などが記されています。(文・情報提供:津山洋学資料館)



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衆楽園で1870年開催された曲水の宴、「衆楽雅藻」が発見されました。

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 衆楽園で1870年開催された曲水の宴、「衆楽雅藻」が発見されました。
巻物は絹布に書いた絹本で、曲水の宴を意味する「流觴曲水」と書いてあり、最後の津山藩主・松平康倫の落款がある。(長さ12.8M、幅0.35M)
康倫の家臣が書いた日記には71年4月12日に巻物が完成したとあるが、その所在は分からなかったそうです。2013年1月、大分県の古書業者から巻物が売りに出されているのを竹内佑宜さんが聞き、是非、津山に残しておかなくてはと入手されたそうです。また、上巻が「乾」、下巻が「坤」の意味らしく「坤」の発見に努めたいとお話し下さいました。(2013年2月25日取材)

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「津山洋学資料館」で聞いた驚きの事実。

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「津山洋学資料館」で学芸員の説明を聞くと面白いのです。(2013年5月16日)

津山洋学資料館は、なんと!洋学と名がついている唯一の博物館なのだそうです。解体新書の本物を年間を通じて常設展示している。ということで津山に来ればいつでも本物が見えます!洋学に関する本がかなりある。事前にお願いしておくと説明してくださいます。

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2013年 ふるさと資料館「温故懐館」特別展

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津山市総社の小林敏隆さんのお宅で、ふるさと資料館「温故懐館」春の特別展が2013年5月1日~3日まで開かれました。「温故懐館」春の特別展は、津山市総社保育園近くに目印の看板がありました。今年は白と紫の藤の花やボタンの花がとっても綺麗に咲いて出迎えてくれました。

2010年の様子はこちら

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2013年 クリスマスローズ展示会

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2013年2月27日(水)~3月3日(日)午前10時~午後5時まで、ナチュラルカフェ&ギャラリー 和蘭堂(津山市西新町5 津山洋学資料館前)にて2013年 クリスマスローズ展示会がありました。このクリスマスローズは、花の少ない2、3月に咲く花で、咲く期間が長く、比較的育てやすく、早く大きな株になるそうです。とても可憐な花でした。こんなに種類が多いとは思ってなかったのでびっくりしました。(2013.2.28)

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谷崎潤一郎と勝山の町

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都わすれの記(2012.5.10取材)
勝山町は旭川の上流なる山峡にありて小京都の名ありといふ、まことは京に比すべくもあらねど山近くして保津川に似たる急流の激するけしきの嵐峡あたりの面影なきにしもあらざればしか云ふにや、街にも清き小川ひとすぢ流れたり、われらは休業中の料理屋の離れ座敷一棟を借りて住む、二階の六畳二間を書斎にあてゝ故帝鴻銘翁が短冊に書したる有 人對 月數 歸期 の七字を柱に懸けたるは、此の句恰も今のわが身にふさはしければなり、あゝわれ齢六十路におよびてかゝる邊陬に客とならんとは、げに人の運命ほど測り難きはなし
 なつかしき都の春の夢さめて
  空につれなき有明の月
 まどの戸をあくれば入り来やまざとの
  人に馴れたる雀うぐひす

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「童謡の日」コンサートで野口雨情のお孫さんと共に歌う。

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2012年7月1日(日)野口雨情生誕130年とプレママ赤ちゃん&みんなの童謡教室30回を記念して、音楽文化ホール・ベルフォーレ津山で、童謡ひろば~うたわらべ「童謡の日コンサート」がありました。
 うたとお話は大島良子さん(ソプラノ)、ピアノは先本潤子さん、スペシャルゲストは野口雨情のお孫さんで、野口不二子さん(野口雨情生家・資料館代表)でした。
 オープニングの青い目の人形をはじめ、「シャボン玉」、「赤い靴」、「雨降りお月・雲の陰」、「あの町この町」、「十五夜お月さん」、「七つの子」などなどが披露されました。
 また親子でいっしょに!では「俵はごろごろ」、「証城寺の狸ばやし」等を親子で熱唱。


野口雨情<1882年(明治15年)5月29日~1945年(昭和20年)1月27日>日本を代表する詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西条八十とともに、童謡界の三大詩人ともうたわれている。


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八出天満宮保存修理事業完成奉祝祭

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 2012年6月17日(日)八出天満宮保存修理事業完成奉祝祭の様子です。
 学問の神様である菅原道真公は「天神様」として親しまれ、多くの人々に崇敬され、全国各地にお祀りされています。
 八出天満宮は、道真公が美作の国司であった父の病の見舞いに来られてこの地に八日留まり出立されたとき、里人が別れを惜しみ、徳を慕って祠を建てお祀りしたのが起源と伝えられている古社です。
 現在の御本殿は寛永14年(1637年)に建立され、氏子の方が維持管理し、これまで幾度も修理されてきましたが、近年老朽化が進み、特に鉄板で覆っている御本殿の屋根については、昭和27年の改修から60年が経過し、傷みがますますひどくなっていました。又、御本殿の瑞垣についてもブロックで囲み神社としての景観にそぐわない状態でした。
 平成15年、建立時の棟札が見つかり、御本殿と棟札等が津山市重要文化財に指定され、これを機に修復の機運が高まり、平成20年、氏子の方によって、「八出天満宮保存修理事業奉賛会」が結成され、御本殿、瑞垣等大改修をおこなうため募金活動が始まりました。
 平成23年になって国及び津山市から文化財修復補助金の交付が決定され、早速、念願であった修復工事に取りかかることができ、この度、めでたく竣工いたしました。
 最後になりましたが、事業実施にあたってご指導、ご尽力いただいた津山市教育委員会、氏子崇敬者、さらに工事関係者皆様に深く感謝申しあげます。
                                                                  平成24年3月吉日
                                                                      八出天満宮  宮司 石田博之
2009年の取材記事
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