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取材記事内を検索ワード「津山城(鶴山公園)」で検索した結果,240件の記事が見つかりました。

嵯峨山の夕日

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 2018年1月2日の美しい夕日です。
久米の佐良山については作陽誌に
「佐良山付古城 在中島村倭歌の詠ずるところの久米の佐良山はこれなり。一名嵯峨山と名づく。或人は言う、篠山と嵯峨山とは相去ること遠からず。何れがその佐良山たるかを詳しくせず。しかも篠山は佐良山村に在り、嵯峨山は中島村在る。佐良山に在るを以って真となすべきと言う。この説は是ならず。古は中島村、古城村、暮田村、佐良村は一村なり。総べてこれを佐良村と言う。近来邑里分割し山川の隋判は其原を詳しくせず、これに疑有り。今山上を縦目するに、風景は嵯峨山を勝となす。真の名山はただこの山なるかと記されている。

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天守にある「常用の井戸」

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お城の井戸
 雨上がりの津山城跡を訪れた時、石垣から大量の水が噴き出しているのを見かけた。その場所は裏中門南桝形南面の石垣である。津山城跡の中で唯一岩盤が観察される場所である。北斜面の地形を削平し桝形を造出しているが、この時、南石垣面で高さ約1メートル程度にわたり岩盤が削り取られている。石垣はこの岩盤の上に直接積まれており、地下に浸透した雨水はこの岩盤面をつたって石垣から噴き出していたのである。これを見て、丘陵の頂部に位置する本丸の井戸にも水が溜まるということが理解できた。

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津山と松尾芭蕉の縁

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 津山城(鶴山公園)に松尾芭蕉の句碑がある。津山と松尾芭蕉の縁を調べてみました。


 全国に知られた富豪で俳人でもあった蔵合の五代目孫左衛門直良は、元禄(1688-)から享保(1716-1734)年間頃、全盛を誇った蔵合家当主。西鶴が『日本永代蔵』にえがいたのも直良の時代と思われるが、芭蕉とも交友を結び俳人でもあった富豪の面影をしのばす。俳号は「推柳」という。句集『夢三年』(寛政12年、岡山の佐々木松雨が編集)の中に、芭蕉の友人・山口素堂の一文をのせている。その中に「津山の住、推柳子のもとへ赤木氏より、わが友芭蕉の翁が絵かきて自ら賛せるを送らせー」とあり、芭蕉と蔵合直良推柳の交友を窺わせる。芭蕉が送った自画賛については享保元年(1716)に、やはり芭蕉門の俳人・月空庵露川が門人の燕説を供に津山を訪れた時の紀行『西国曲』に次のように記されているという。紀行には蔵合の繁栄ぶりを示す記事もあり、西鶴の『日本永代蔵』をさらに裏付ける。(2015年4月21日撮影)


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2017年津山さくらまつり

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 津山の春の風物詩、「津山さくらまつり」が2017年4月1日より市内各所で開催されますした。今年は4月1日~15日.まで開催され、楽しいイベントが盛りだくさんでした。郷土芸能ステージやお茶席、グルメイベントなど期間中は様々な催しがあり、取材した4月11日・12日はたくさんのお客様が来られていました。さくらの花も満開。また、ことしは桜の状態が良いため、4月16日まで津山さくらまつりが延長されました。

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2017 津山城もみじまつり

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 11月18日から11月23日まで、津山城鶴山公園にて、「津山城もみじまつり」が開催されております。期間中は鶴山公園内にある約300本のもみじがライトアップ(PM17:00~21:00)され、遠くからも石垣ともみじのコントラストがとても素敵です。
また、18・19日のステージイベント、ご当地グルメフェスティバル&つやま地域産品まつり、美作国大茶華会などイベント盛りだくさんの「津山城もみじまつり」でした。(撮影:2017年11月18日)

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第55回 美風盆栽展

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 2017年10月22日(日) ~29日(日) 「第55回 美風盆栽展」が津山市山下の津山城(鶴山公園)内の鶴山館で開催されています。2017年10月24日の台風一過の日に拝見してきました。会場内のとても立派な盆栽に驚き、小さな枝に大きく実った柿を見て随分丹精を込めて育てられたんだなぁ~と感動しました。また、鶴山館の外では即売などがあり、鉢植えがずらりと並んでいました。茶道裏千家の淡交会津山支部の抹茶のお接待もありました。ちなみにオープンの日10月22日は、接近してくる台風の為「津山まつり」の徳守神社と高野神社のお祭りのだんじりやお神輿の出動が取りやめになったくらい近年にはない雨や風の強い日となりました。(2017年10月24日撮影)

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第18回 観月と邦楽の夕べ

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2017年10月04日(水)(18:45~20:45) 鶴山公園動物園跡で、鶴山を考える会主催の「第18回 観月と邦楽の夕べ」がありました。この日は曇り空でしたが、時折見える中秋の名月を背景にした邦楽の夕べはとても幻想的で素敵なひと時でした。(第15回の様子)(第16回の様子)
謡 喜多流 津山喜多会の「高徳」、鶴山プロジェクションマッピング研究会の鶴が舞う~今昔津山の音彩、大島良子・宮川洋・先本潤子さんの月の夜に贈る和洋のしらべ、津山JC創立60周年記念観月スペシャルチームの和っしょい津山~鶴山観月バージョン等がありました。また、茶道裏千家淡交会津山青年部のお茶席が設けられていました。

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2017年6月の津山城(鶴山公園)のアジサイの花

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青空に恵まれて気持ちも爽やかな6月14日の日、久しぶりに鶴山公園に行って来ました。案内所でお聞きすると二の丸のアジサイが綺麗だとのことでアジサイの花を撮り、ついでに本丸まで上がってきました。途中2人組みの観光客の方が熱心に石垣の写真を撮られながら、大きな石にビックリしておられました。私たちは普段見慣れているので当然と思いがちですが、「大きいなぁ、立派だなぁ~」という言葉を耳にするたび、改めて石垣の立派さに驚かされます。今から思えばこのお2人さんの内の1人はゴルゴ松本さんだったような気がしました。(2017年6月14日・21日撮影)

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