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【津山人】箕作秋坪(1825-1886)のエピソード

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【津山人】箕作秋坪(1825-1886)

 箕作秋坪は1825(文政8)年に菊池士郎と多美の二男として備中国下呰部村(あざえむら)に生まれました。13歳で父を亡くしますが、17歳頃から父の旧友・稲垣研嶽(いながきけんがく)の下で漢学を学び、さらに江戸へ出て箕作阮甫(みつくりげんぽ)に弟子入りしました。

 1849(嘉永2)年には、大坂の緒方洪庵(おがたこうあん)の適塾に入門。この時にはもう箕作家の養子になることが内々に決まっていたようです。翌年、藩に正式に養子として認められ、さらにその翌年、江戸へ戻って阮甫の三女つねと結婚。新進の医師として活動を始めました。この時秋坪は27歳でした。

 翌1852(嘉永5)年には、藩主松平斉民(まつだいらなりたみ)のお目見えもいただきました。

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山本神社(高野山西)

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山本神社(高野山西)2015年1月25日取材

 山本神社は昭和14年11月吉日 山本繁俊さんが建てたもので個人所有のものです。

山本さんのご親戚の方がお掃除などをされていて、今でも年一回お祭りをしていらっしゃるそうです。

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観音様(高野山西)

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高野山西の山の中腹に、地元の人が観音様と呼ぶ建物があるとお聞きし、行って来ました。

 建物は古くなり、お参りする人もほとんどないのですが、「何とかしないと。」と地元の方たちが相談している所だそうです。(2015年3月1日取材)

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夏目荒神社(高野山西)

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高野山西にある夏目荒神社(2014年7月3日取材)

 地元の人に伺うと、この荒神様の祭礼は今はしていないとのことでした。(昔は年に4回祭りをしていたそうです。)また、残念なことに由緒沿革も解らないそうです。現在は地元の人達32軒程がお祓いをされているそうです。

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金比羅様と燈籠(高野山西)

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金比羅様(2014年7月3日取材)

 山西地区の南の道のそばに、大きな石の燈籠ががあります。その西の丘の上には、金比羅様がおまつりしてあります。

 金比羅様といえば、四国讃岐の金比羅様が本社で、有名なお宮です。各地に、山西にあるような金比羅様がまつられています。この地方では、加茂の金比羅様が有名ですが、広野にも、河辺にもあります。

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陽地神社(津山市野村)

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陽地神社 『美作國神社資料』には、「苫田郡高野村大字野宇森 村社 陽地神社 祭神 伊邪那岐神 伊邪那美神 祭日 例祭 十月二十日 祭殿 本殿 拝殿 幣殿 神楽殿 境内坪数 六百参坪 氏子戸数 弐百戸 境内神社 高先神社 祭神 倉稲魂命 由緒沿革 不詳」とあります。
 『作陽誌』では、「高野郷野村之記」に「陽地神社大明神 森に在 祭神 大日霊尊或云山田大蛇 本社 拝殿 参籠殿 石鳥居 社地東西南北十六間 祭日 九月九日」、「舊地釈迦大明神と号す往古の軒札なし」の説明とともに「元禄六年癸酉九月 地釈迦大明神」の軒札図を載せ、

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山西神社(高野山西)

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『美作國神社資料』には「苫田郡高野村大字高野山西字菅田村社 山西神社 祭神 莬道雅郎皇子 祭日 例祭十月二十日 本殿 拝殿 境内坪数 弐百五拾坪 氏子戸数 八拾個(当時) 由緒沿革 不詳」とあります。「新訂作陽誌」には、「高野郷 高野山西村之記」において、「乙宮大明神 菅田分氏神乙宮に在 祭神 八幡の分神と云ふ 本社三尺五寸四方東向 拝殿二間三間 社地東西五十間許 祭日九月十四日」とあります。境内には、荒神社と天満宮が祀られています。

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高良神社 (押入)

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高良神社 (押入)
『美作國神社資料』には「苫田郡高野村大字押入字押入字上押入 村社 高良神社 祭神 武内宿禰命 祭日 十月二十日 社殿 本殿 神楽殿 氏子数 四十五戸 境内神社 荒神社 祭神 素盞鳴命 由緒沿革 不詳」とあります。『作陽誌』には「高良大明神 一村氏神或いは本郷北村も聯加 祭神 武内大臣 本社 祭日 九月 末社 若宮大明神 境内に在」とあります。祭神の武内宿禰命と武内大臣は同じ神様です。この武内宿禰命は、景行天皇、成務天皇、仲衷天皇、応仁天皇、仁徳天皇の五天皇に仕えること在官二百四十余年の人です。

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福力荒神社大祭(2015年)

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福力荒神社大祭は、2015年はは2月19日(木)~2月21日(土)の3日間でした。(旧正月)
 福力荒神社は、まむし除けと安産の神様として知られています。(蝮除け・子授け・安産・家内安全・学業成就・交通安全・商売繁盛・良縁等の御利益2008/2014
 3ケ日には安産・蝮除け・学業成就など願う10数万人もの参拝者で賑わい、参道には200軒もの露店が立ち並び全国各地から来ている露店で買い物し、お店の人とのトークも楽しめました。

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五輪谷(高野本郷)

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 北山に、こあざ五輪谷といわれるところがあります。
 ここには、くずれ落ちてうもれた五輪墓の墓石がたくさん出てきます。くわしく調べられていないので、どのくらいの数がうまっているのかわかりません。
 今までに、出てきた墓石を一か所に積みあげてありますが、およそ百こ以上もあります。組みたてたら、りっぱな五輪墓となることはまちがいありません。
 では、なぜこの地にこのような五輪石がたくさん出てくるのでしょうか。研究している人の話では、ここにお寺があったのだろうということです。五輪石は仏教の墓だからです。
 石の大きさやかたちなどから考えて、室町時代から戦国時代のおわりまでのものではないかといわれています。さらに、くわしく調べると、文字のきざまれた石も発見することができるかもしれません。

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