ミニ企画展「庄野ヒカル展 -四季の花々、こども、風景、ファッション-」

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 庄野ヒカル(本名:松子)は明治40年(1907)に津山市田町に生まれ、津山高等女学校(現津山高等学校)、東京の女子美術学校日本画科(現女子美大)に進みました。卒業後は絵画の制作に励むとともに、ファッションデザインも手がけ、昭和36年(1961)に、第1回ピエール・カルダン賞を受賞しました。今回のミニ企画展では、日本画や油彩画、スケッチブックのスケッチ画などを展示します。多彩な表現方法で描かれた庄野ヒカルの世界をお楽しみください。(文:津山郷土博物館HPより)
会期6月18日(土)~7月31日(日)

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第1回カルダン賞受賞作品(モデルは娘さん)   雑誌(文化服装学院出版部刊)/1963

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ファッションデザイン
 昭和26年(1951)から津山服装専門学校でデザインと服装史を教えながら、自らも熱心に勉強し、婦人服のデザインに取り組んだ。昭和38年(1963)に第一回ピエール・カルダン賞を受賞している。

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庄野ヒカルの世界                庄野ヒカルさん

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風景画

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油彩画
 当館収蔵作品において油彩画のサイズはいずれも小さい。展覧会用の広い空間ではなく、家庭の壁に飾るサイズを意識しているようにみえる。風景画の点数は少なく、白人の少女、西洋人形、花を題材としたものが多い。また、パンジーを好んでおり、多く描いていたようである。

日本画
 東京の女子美術学校(現女子美術大学)で日本画を専攻していたためか、収蔵作品の中でも点数が多い。花と子どものシリーズは販売目的があったらしく、一般受けするように描かれており、仕上げも丁寧な印象を受ける。

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少女                      パンジー

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蓮華草(れんげそう)と子ども          杜鵑(ほととぎす)と子ども

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イタリア人形                  森の朝

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スケッチ(スケッチブック)
スケッチブックの名かはこれまで誰も見たことがないと思われるが、とてものびのびと描かれいて美しい。ヒカルのもつ本来の表現力が発揮されているようにみえる。

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クリスマスローズ                パンジー

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(文:展示会場の作品説明より)(2022年6月17日撮影)


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