津山商工会議所女性会秋の津山城(鶴山公園)散策
10月30日(月)親睦移動委員会 秋の津山城散策
親睦委員 10 名が参加し、「津山観光ボランティアガイドの会」会長 得能良平氏の案内の元に、曇ひとつない秋晴れの津山城址を散策しました。得能氏の心のこもった熱いお話は、壮大な石垣の上にそびえ立つ津山城を想像させてくれ、改めて津山って凄い、もっと知りたいと思った一日でした。(文:津山商工会議所女性会)
「備中櫓」名前の由来
初代藩主・森忠政は、鳥取藩主・池田備中守長幸(ながよし)に娘・於松を嫁がせました。その娘婿である長幸が津山城を訪れるのを機に建てられたのが備中櫓である。備中守から名付けられました。地名とは関係ありません。備中櫓は人物にちなんで命名された珍しい櫓なのです。発掘調査中、備中櫓の周辺で「揚羽蝶」文様の小さな瓦が出土しています。池田家と館駅のある瓦のようです。忠政は娘婿にちなんだ櫓を建てるにあたって、棟に池田家の由来の「揚羽蝶」文様の瓦を作って使用したようです。(文:現地案内より)(2023年10月30日撮影)(2012年・2017年取材)
ここから撮影するのがベストな位置だそうです。
10月さくらが咲いています。
作州忍者鶴山隊の格言が並んでいます。
備中櫓が青空に映えています。
表鉄門周辺です。
辰巳櫓跡付近が城内で一番涼しい場所だそうです。 城東地区
説明を熱心に聞く皆さん
旧作陽高校を望む 南の町
ここは色々な年代の積み方が見えるところです。(野面積み、打ち込み、算木積み、切込み接ぎ)
最大級の石が組み込んであります。 認定書
本丸の様子です。ここに67の部屋があった所です。(畳1400帖、約3500坪)
一番古い積み方の野面積が見られます。 相坂または合坂と呼ばれる階段です。
作事門から上がった所です。粟積櫓
藤棚には仕切りが入っていますが、これは部屋を表しているそうです。
レンガブロックは廊下・板張りは濡れ縁です。 ここから、備中櫓への通門があった所です。
備中櫓内部にはグッズ売り場があります。 黒い鴨居は付樋端(つけひぼた)
かわや(トイレ)の使用後は外から取り出すようになっています。
石垣が組まれた後、石垣めいっぱいに建てられたので、畳は調整され微妙に大きさが違うそうです。
漆塗りの天井は格天井です。 網代天井の竹細工です。
茶室 すりど
床の間 畳の縁は格式高い高麗紋縁
御座之間の金泥(他は雲母)のふすまです。