前河原大師堂(加茂郷88ヶ所霊場第32番札所)
加茂町大字知和の千磐(ちいわ)神社の駐車場に建立されている加茂郷88ヶ所霊場第32番札所があります。比較的新しく建て直されたのか新しく綺麗です。本尊は弘法大師です。
矢筈城址上り口にある千磐(ちいわ)神社・千磐(ちいわ)神社のスギ・津山市指定天然記念物「臥龍藤」藤の花・矢筈神社(2021年5月9日撮影)
加茂町大字知和の千磐(ちいわ)神社の駐車場に建立されている加茂郷88ヶ所霊場第32番札所があります。比較的新しく建て直されたのか新しく綺麗です。本尊は弘法大師です。
矢筈城址上り口にある千磐(ちいわ)神社・千磐(ちいわ)神社のスギ・津山市指定天然記念物「臥龍藤」藤の花・矢筈神社(2021年5月9日撮影)
津山市指定天然記念物 臥龍藤(千磐神社の藤蔓)平成元年7月20日指定
2022年5月6日の千磐神社の蔓に咲いている藤の花を見てきました。大きな蔓の木なので花が咲いているのも上の方なので中々近づいて見るのは難しいのですが、薄い紫の花が咲いていました。
臥龍藤という呼称は、藤蔓が隣に位置する神木・二又杉に絡まっている様子が、大蛇が臥している姿に似ていることから名付けられています。目通り周囲1.45メートル、推定樹齢600年です。(2021年5月9日・2022年5月6日撮影)
宝蔵寺のヤマザクラの咲いた姿を撮影してきました。
宝蔵寺のヤマザクラは中興以後に生育したものと思われ、幹は地上5mのところから双幹となっている。花の時期は4月中旬が見頃で、満開の時は見事である。推定樹齢:250年、目通り:4.0m、樹高:24.0m(看板より)(2012年12月13日取材)
宝蔵寺は斉野谷にあって、道祖谷山宝蔵寺と号し、天台宗比叡山延暦寺の末寺であり、本尊は大日如来である。貞観二年(860)慈覚大師円仁の開基と伝えられる。
広戸神社の拝殿前にあります。樹高28m、目通り周囲5.6mで、推定樹齢は500年です。別名尼子杉と呼ばれています。
天文2(1533)年に出雲国富田城主尼子径久が矢櫃城を攻めた時、本社は兵火で焼失してしまいました。戦勝した尼子氏は、神慮を慰めるため社殿を再建し、その社頭にスギ、フジを植えたと言われています。尼子杉の名称は、この事に由来しています。(文:2008年津山市教育委員会発行『津山市の文化財』より)(2017年6月4日撮影)
西賀茂神社のナナミノキ 所在地 / 杉宮406番地 所有者 / 西賀茂神社 員数 / 1本
西賀茂神社境内にあります。ナナミノキはモチノキ科に属する常緑高木で、暖帯に分布し、静岡県以西の太平洋岸から南シナ海に及んでいます。
本樹は目通り周囲1.2m、根元周囲1.56mで、樹高16mです。推定樹齢は100年です。11月頃には緑の濃い葉の中に、丸くて赤い果実を付けます。岡山県では南部で自生していますが、県北には稀にしか見られません。西賀茂神社の社叢には、本樹の外にも少々小さいナナミノキが3本ほど並んで自生しており、県下での分布北限を示す一例となっています。(文:津山市教育委員会発行『津山市の文化財』より)
津山市指定天然記念物 広戸神社境内の杉(勝北町大吉)
広戸神社の拝殿の前にある老杉で、目通周囲5.6m、根元周囲10.5m、樹高28.0m、推定樹齢500年、枝張りは東へ8m、北へ5m、西へ10m、南へ10m、広戸風の影響により北へ出た枝は特に短い。
天文2年(1533)出雲国富田城主尼子経久が作北の地に侵攻し、尼子の武将三好安芸守が、広戸弾正の立てこもる矢櫃城を攻めたとき、本社は兵火にかかり焼失した。戦勝した尼子氏は、広戸神社の社殿を新築し、社頭に杉・藤を植えて神慮を慰めたと伝えられ、そのとき植えられた杉が本樹で「尼子杉」と呼ばれている。
(文:勝北町の文化財と石造美術より抜粋)(2015年11月28日撮影)
中山神社祝木のケヤキ 市指定天然記念物
中山神社大鳥居前の県道ぞいにある。推定樹齢800年で、胸高8.95m、根元10.5m。地上5mから七枝に分かれ、内部は空洞となっている。道路に面して祝木社の小祀がある。祝木とはこの木の下で中山神社先住神を祝い祭ったという伝説にちなんでいる。
「中山神社縁由」によると、慶雲3年(706)中山神は美作国を鎮護するため英多郡楢原に天下った。次に水無瀬河奥の泉水池(現津山市一宮)に現れ、さらに田辺の霧山に移った。そこで麓の川に鵜の羽を浮かべたところ、その羽が長良嶽の麓にとどまった。その地はすでに先住神の大巳貴命が鎮座していたが、命から国譲りをうけ、慶雲5年(708)現在地に社殿を建てて永くこの地に鎮座することになった。そして
大巳貴命は祝木のもとに移住して鎮座したが、のち数10m南の地に宮地を求めて国司神社となったとする。(文:津山の文化財より)(2016年7月18日撮影)
宰務家のヒイラギ 市指定天然記念物(2016年7月18日撮影)
三浦の宰務家の玄関脇にあるヒイラギの名木である。根元周囲105㎝、眼通り1m,樹高5mで地上1mのところから約10枝を分岐している。全体の形を円錐形に造り三層に整枝されている。
宰務家は明治6年の徴兵令による血税一揆の際、火をかけられて全焼し、家を再建したときに屋敷の角に焼け残っていたものを玄関脇に移植したものである。当時の歴史を伝える記念の木でもある。
推定樹齢330年。(津山の文化財より抜粋)
2014年1月31日 宇那提の森(ムクノキ)(市指定天然記念物)
★宇那提の森(ムクノキ)(市指定天然記念物)2013年4月8日取材
巨木のムクノキは、古くから古歌にも名高い名所「宇那提が森」の跡で、もとは繁り栄えた森林でした。しかし、天正年間(1573年頃)宇喜多直家が防塁するため伐採したため、このムクノキ株のみが残ったと伝えられています。推定樹齢は700年で、主幹は根元周囲4m、高さ約10mです。