取材記事内検索

取材記事内を検索ワード「はな」で検索した結果,462件の記事が見つかりました。

『海の声―いまだ波高し―』NishiIma25

2022-6nishiima25-20.jpg

 群馬県在住の画家 金原寿浩(ジャスミン)さんが、墨や木炭を使って描いた東日本大震災や沖縄の基地問題などをテーマにした絵画を中心に48点が、第一会場「NishiIma25」と特別第二会場「Nishitera no 蔵」で6月12日まで展示されています。
 特別第二会場「Nishitera no 蔵(片山家の元米倉)」で展示されている「ふるさとをかえせ」は、東日本大震災で被災した福島県の海岸線を背景に、除染廃棄物が詰められた袋が木炭などで描かれた、高さおよそ1m40cm、幅9mの大作があります。
 金原寿浩(ジャスミン)さんは、「2008年から2016年まで毎年最低1ヶ月沖縄滞在して制作をしていました。歴史的なことは知識はあったけれど、沖縄を訪れると否応なしに見えてきました。戦跡も多いですし沖縄には出版社が沢山あり書籍が山ほどあります。
 また、原発は要らないし危険だと認識してましたが、東日本大震災であそこまで壊滅する想像は出来ませんでした。想像の甘さを実感しました。」と話されています。

『海の声―いまだ波高し―』NishiIma25の続きを読む

2022 富阪さん宅のバラ園(美作市)

tomisaka_top.jpg

 2022年5月29日美作市にある富阪皓一さん宅のバラ園を拝見してきました。
圧倒的な種類と花の多さにいったい何種類の花があるんだろうとお尋ねすると、約470種類で520株あるとのことでした。残念ながらオープンガーデンではないのですが、常連のバラのお好きな方や友人たちが毎年来られるそうです。

2022 富阪さん宅のバラ園(美作市)の続きを読む

2022 橋本さん宅のバラの花園(新田)

2022-hashimoto64.jpg

 毎年のようにバラが咲くころは、津山市新田にある橋本さんのお宅のバラ達に会うのが楽しみです。
今年は、2022年5月22日と29日に伺ってきました。「まだコロナが終息したわけではないので、飲み物などは無ですがどうぞ見てください。22日はまだ蕾も多くありましたが、今日(29日)は先日の猛暑でみな咲いてしまったわ~。」と少し残念そうにおっしゃっていました。
 昨年は岡山県は「緊急事態宣言発令」が5月31日まで出ておりやむなくオープンガーデンは休止となりましたが、お花だけは撮らせていただきました

2022 橋本さん宅のバラの花園(新田)の続きを読む

目指せ!衆楽園をモネの池に大作戦!

s_momenoike50.jpg

 2022年5月15日、「目指せ!衆楽園をモネの池に大作戦 ~今こそ起こそうムーブメント~」と題して一般社団法人津山青年会議所が市民や行政と共に衆楽園の池の浄化作業を行いました。
 この衆楽園は津山藩2代藩主・森長継が京都から作庭師を招いて造営された廻遊式庭園で、京都御苑内にある仙洞御所を模して造られた由緒ある庭園です。平成14年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定されています。大名庭園としての国の指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県下で2例目ですが、なんと出来たのは衆楽園の方が先だそうです。
 この庭園ですが、昨今、枯れた睡蓮が重なり、汚泥となり水質汚染となっていて異臭も放つようになっていました。昔は睡蓮はなかったそうですが今は異常事態です。そこで、この池をモネの池にしようと立ち上がったのが、市民、行政、一般社団法人津山青年会議所です。睡蓮を除去して、バクチャーを使い水質浄化を行い、良くない循環から良い循環を作れば、微生物が活性化され水質が安定して、継続的に睡蓮の異常繁殖もなくなり、環境が安定するそうです。
 全ての睡蓮を除去できなかったのですが、端から端まで除去する事で、水の流れが回復できるようになったそうです。今後も衆楽園が多くの皆さんに愛され、誇りであり続けることを願ってやみません。

目指せ!衆楽園をモネの池に大作戦!の続きを読む

因美線の駅「三浦駅」のさくら満開の頃

miura12.jpg

 国道53号線から分かれて野村付近から岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線に入り加茂川沿いに北へ向かうと、因美線の駅三浦駅(JR西日本)があります。
 この三浦駅は、津山駅管理の無人駅で、駅舎はなく待合所があるのみで、直接ホームに入る形になっています。また、ローカル鉄道ファンにも人気の「みまさかスローライフ列車」が運行され、多くの鉄道ファンの人気駅です。春にはさくらのトンネルが撮り鉄ファンの撮影スポットとなっています。(2015年5月15日撮影)(前回2010年の取材はこちら)(2019年4月8日撮影

因美線の駅「三浦駅」のさくら満開の頃の続きを読む

洋学資料館令和4年度前期企画展「津山洋学の名品展」

2022-4-1yougaku24.jpg

 只今、洋学資料館では、令和4年度前期企画展「津山洋学の名品展」会期:令和4年3月19日(土)~9月25日(日)が行われています。
 常設展示には並んでいないけれども、津山の蘭学・洋学を語るうえで貴重な資料のほか、異国文化への関心や明治の文明開化を物語る興味深い資料などを、いくつかの小テーマに沿ってご紹介します。
 主な展示資料...ペリー来航絵巻、開成学校開業式之図、オランダ王国総領事館旧蔵のヒンデローペン装飾缶など約35点(津山洋学資料館)

洋学資料館令和4年度前期企画展「津山洋学の名品展」の続きを読む

津山郷土博物館企画展示「江戸一目図屏風実物展示」・津山藩松平家に伝わる甲冑「朱漆塗本小札啄木糸威胴丸具足」

2022-4-1kyodo4.jpg

 春はつやまの観光キャンペーンの一環として、津山郷土博物館において企画展示「江戸一目図屏風実物展示」を開催する運びとなりました。江戸一目図屏風は津山藩のお抱え絵師鍬形蕙斎が描いた江戸の鳥瞰図で、今回はその実物を展示します。本屏風は県指定の重要文化財である大変貴重な作品で、今回は平成29年度以来の実物展示になります。また、描かれている視点が、東京スカイツリーからとほぼ同じということで、同展望デッキに複製が展示されていることでも有名です。あわせて蕙斎のほかの作品も展示しておりますので、この機会に蕙斎ワールドをご堪能ください。
 また、先般津山藩松平家に伝わる甲冑「朱漆塗本小札啄木糸威胴丸具足」が岡山県重要文化財の指定を受けましたので、あわせて皆様にご披露させていただきます。江戸時代初期の特徴を残す貴重な甲冑ですので、あわせてご覧下さい。令和4年4月1日 津山郷土博物館

津山郷土博物館企画展示「江戸一目図屏風実物展示」・津山藩松平家に伝わる甲冑「朱漆塗本小札啄木糸威胴丸具足」の続きを読む

いけばな池坊津山支部花展「春のいろどり」

2022hana10.jpg

 いけばな池坊津山支部花展「春のいろどり」が、2022年3月5日(土)・6日(日)の2日間、アルネ津山4階の津山市地域交流センターで開催されました。
 会場内では、色とりどりのお花が活けられていて、来場者の皆さんを和ませていました。
コロナ禍の中で出かける機会も少なくなってしまった花好きに、一足早いお花見でした。やっぱりお花はいいなぁ~、お花に出会って心の中がぱっと明るくなった気がしました。(2022年3月5日撮影)

いけばな池坊津山支部花展「春のいろどり」の続きを読む

化石の川公園(勝央町)

2022-2-22moritono5.jpg

自然の宝貝の化石
 約45億年前に誕生した地球、15億年の昔に生まれた日本列島。
今からおよそ2,500万年程前の新生代第3紀中新世というころになると、日本列島は沈み始め、しだいに海がひろがってきた。このあたりでも、低地や谷ぞいに入江が発達し、ついに中国山地のところどころの高い部分を残して海がひろがり、今の瀬戸内海のような島の多い海の様子を示すようになってきた。これを古瀬戸内海とか、古津山海と呼んでいる。長野県の南から、島根県までひろがってきた。この川底の地層は、そのころ堆積したもので、ビカリヤ、カキ、カガミガイ、アカガイ、カニなどの化石が見つかり、川底のなめら(泥質砂岩)に白く見えるのはカキ(オストリアギガス)の化石である。ちかくの津山の川底では、およそ2,000万年程前のヒゲクジラや1,500万年程前のパレオパラドキシア(古代カバ)の化石も発見され、当時このあたりを体長数メートル以上になる巨大なクジラが泳ぎ、いろんな貝が生息したと想像できる。
 この地のように、カキの化石などが自然のままはっきり見える地はめずらしく、私達の地の自然の宝として、大切に保存していかなくてはならない。(文:現地立て看板から)(撮影:2022年1月16日・2022年2月22日)

化石の川公園(勝央町)の続きを読む

「西村式試作プラネタリューム投影機」が国立科学博物館の「未来技術遺産」に登録されました!

morimoto_puraneta1.jpg

 2021年10月、つやま自然のふしぎ館(津山科学教育博物館)が所蔵する「西村式試作プラネタリューム投影機」が、国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されました。
 未来技術遺産とは、独立行政法人国立科学博物館によりその保存や活用を図るために選定・登録された日本の産業技術や科学技術の発展を示したり、国民生活・経済・社会・文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料です。
「西村式試作プラネタリューム投影機」は、プラネタリウムの国産化が始まった1950年代に製作された、国産プラネタリウム草創期の資料としてその重要性が認められ、未来技術遺産に登録されました。京都の望遠鏡メーカー西村製作所の西村繁次郎氏(1910~1992)に依頼して特別に製作されたものであり、西村製作所が制作した唯一のプラネタリウム投影機です。
〝試作〟となっているのは、西村氏が依頼を受けるにあたり「初めて造るものなので、製品として世に出す自信はないが、試作ということであれば」という条件で承諾をされたためです。この投影機は1967(昭和42)年~1990年代の初め頃まで当館で使用されていました。
 現在つやま自然のふしぎ館ではプラネタリウムの投影及び投影機の公開はしておりませんが、御希望があれば投影機の見学は可能です。ただし、事前にその旨ご連絡ください。


「西村式試作プラネタリューム投影機」が国立科学博物館の「未来技術遺産」に登録されました!の続きを読む