
2024年4月10日の衆楽園のさくら

衆楽園の冬の景色2024

衆楽園「竹あかり」

衆楽園をモネの池に大作戦!その後

2022年5月15日、「目指せ!衆楽園をモネの池に大作戦 ~今こそ起こそうムーブメント~」と題して一般社団法人津山青年会議所が市民や行政と共に衆楽園の池の浄化作業を行いました。
この衆楽園は津山藩2代藩主・森長継が京都から作庭師を招いて造営された廻遊式庭園で、京都御苑内にある仙洞御所を模して造られた由緒ある庭園です。平成14年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定されています。大名庭園としての国の指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県下で2例目ですが、なんと出来たのは衆楽園の方が先だそうです。
この庭園ですが、昨今、枯れた睡蓮が重なり、汚泥となり水質汚染となっていて異臭も放つようになっていました。昔は睡蓮はなかったそうですが今は異常事態です。そこで、この池をモネの池にしようと立ち上がったのが、市民、行政、一般社団法人津山青年会議所です。睡蓮を除去して、バクチャーを使い水質浄化を行い、良くない循環から良い循環を作れば、微生物が活性化され水質が安定して、継続的に睡蓮の異常繁殖もなくなり、環境が安定するそうです。
全ての睡蓮を除去できなかったのですが、端から端まで除去する事で、水の流れが回復できるようになったそうです。今後も衆楽園が多くの皆さんに愛され、誇りであり続けることを願ってやみません。
異常繁殖した睡蓮や水草で水面が全く見えなくなっています。
異常繁殖した睡蓮等です。 睡蓮の花は綺麗なのですが・・・。
100人募集の中、130人以上の参加人数だったそうです。(津山朝日新聞では約170人とある)
スライドや動画で趣旨説明を行っています。
槇木祐治実行委員長です。 森山裕一津山青年会議所理事長です。
説明を聞くボランティアの皆さんです。 A~D斑に分かれています。
それぞれの斑に分かれて注意事項の説明を受ける皆さんです。
清掃前の池のピンクの水連の花です。 鯉も何が始まるのか心配そうです。
汚泥などが溜まった池で咲くピンクの水連の花です。
各班に分かれて説明を聞いています。
恐る恐る池に入る学生の皆さんです。 あべ俊子衆議院議員の姿もありました。
皆で連携しながら睡蓮を抜き引き上げていきます。
汚泥とヒシと睡蓮です。
引き揚げ作業も力仕事です。
池の中へ進む皆さんです。 海外の方もボランティアに参加です。
異常発生した睡蓮です。 みんなで力を合わせて抜いていきます。
黙々と睡蓮の除去作業中です。
女子生徒の皆さんも参加です。 引き揚げ作業中です。重そうです。
徐々に水面が広くなってきます。 子どもも参加しています。
夢中で作業をする皆さんです。
随分水面が見えてきました。 引き抜かれた睡蓮です。
引き抜かれた睡蓮です。なんと9:00~16:30までの長時間ご苦労様でした。
2022年5月16日と18日再度衆楽園に来てみました。
随分と水面が広くなっています。
ツツジの花とすっきりとした池です。
清掃後の池の様子です。 透明度が増しています。
すっきりとした池になっています。
透明度が増しています。
水面が広くなったので、周囲の景色が水面に映えています。
全ての睡蓮が除去できなかったのですが、端から端まで除去する事で、水の流れが回復できるようになったそうです。(2022年5月15日・16日・18日撮影)