「生誕100年 尾崎侃 作品展」後期展

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1F展示室 企画展     「生誕100年 尾崎侃 作品展」後期展
開催期間:1月26日(土)~2月24日(日)

入場料:500円(2F常設展もご覧いただけます。)
尾崎侃さん(1912-1988)は鏡野町出身の洋画家。
 津山中学校から岡山県師範学校二部へ進み、教師をしながら作品を制作してきました。 画歴は、今津屋橋のそばにあった南山焼工房の風景を描いた「南山焼風景」で昭和23年に日展初入選をして以来、25回の入選をしています。その他、、昭和25年には光風会展初入選をして、以後連続入選をするなど活躍されました。
 尾崎さんは、津山の洋画家の日原晃さんとも戦前から親しい仲であり、二人で山陰の夏泊や和歌山の潮岬をはじめ多くの写生旅行を続けてきました。

晩年にはお城山周辺や衆楽園など、津山中心部の風景を多数描いています。
作品は明るい鮮やかな色彩の作風が特徴で、多くの人を魅了してきました。

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 後期の作品展では、自画像と日展初入賞作品「南山焼風景」以外は、全て作品を入替えて展示しています。今回は、水彩画や山陰の海の風景を描いた油絵など19作品を展示。作品は、ご遺族および友人、教え子の方のご協力により作品をお借りして展示いたします。

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展示風景

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南山焼風景S23年日展初入選作品            児童公園の秋

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上斎原雪景/越畑の初夏/大釣渓の秋

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裏通り                              衆楽

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大山の春/山陰青谷の海/八角堂のある丘(桃山)/無題

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丹後山より                           病室からの津山の風景 

○3月の以降の作品展(1F展示室)
「なつかしの津山」池田泰弘きり絵展  3月1日(金)~3月24日(日)
入場料:無料(2F常設展をご覧いただく場合は500円となります。)
 江見写真館に残る昔の津山の風景を、池田さんがきり絵で表現した作品展です。
昭和初期のモノクロームの風景が、池田さんの感性により色彩豊かなきり絵作品になりました。津山の風景を知っている方から、若い方まで楽しめる作品展です。
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○建国1300年「鎮魂のためのアート4人展」
(飛鳥和子さん、天狗寺陶白人さん、赤枝佳代子さん、梅川知子さん)
4月3日~終了日未定
入場料:無料(2F常設展をご覧いただく場合は500円となります。)
 建国1300年を記念して、美作の地を創り上げてきた人々への思いと、東北の震災でなくなられた方々への思いを、4人のアーティストがアートで表現する作品展です。
会場は、当館と「カンダミュージアム」の2ヶ所となります。

○その他のごあんない
2F常設展示は、津山に残る棟方志功作品をエピソードを交えて新たに展示する予定です。
棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)のフェイスブックのページができました。
http://www.facebook.com/munakata.yanai.artmuseum
棟方志功・柳井道弘記念館 (M&Y記念館)