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播州平福神吉氏本陣別邸跡庭園「現 遠入邸」

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播州平福神吉氏本陣別邸跡庭園 「現,遠入邸」
 池泉観賞池の現存する「播州平福神吉氏本陣別邸跡庭園」は兵庫県佐用町平福・岡山県美作市大原古町・鳥取県智頭町の三県を通る「因幡街道」に面した三つの宿場の一つ、平福宿の中程に「門長屋」を持ち、本邸は大庄屋・代官を務めた田住氏の下で台頭した神吉氏の下屋敷で「平福本陣別邸庭園」とし機能していたと考えられています。
 当別邸書院は棟札(むねふだ)に「正徳二年建立(1712)」と記されていることから、建立から約300有余年になります。書院に付随する庭園も、同時期の江戸時代初期に作庭されたと思われます。庭園は利神山山頂の利神山城を背景にした『池泉観賞式庭園』です。
 瓢箪形の池泉には枯滝を配し、中央出島を蓬莱山(ほうらいさん)としています。池泉に石橋を二基、木橋を一基架け、邸内を巡ることも出来る庭園様式です。地割(ちわり)(平面構成)や護岸石組の配石がよく、庭園内の何処からでも優れた景観が鑑賞できる様に配慮された庭園構成と言えます。また、要所に立石を用いた石組や力強い枯滝石組など江戸時代初期の特徴をよく備えており、この時代この地域を代表する庭園と評価されています。
兵庫県庭園史家 西 桂

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中山神社惣神殿最終見学会

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 2023年6月17日津山市一宮の中山神社境内にある、津山市指定重要文化財中山神社惣神殿の保存修理現場が一般公開されており参加して来ました。この日は雲一つない青空の良い天気に恵まれ、惣神殿の檜皮葺の屋根が黄金に輝いていました。社殿全体の姿と、ふだん見ることができない本殿内の様子も見学してきました。
修復前の2017年4月1日.6月14日撮影
『中山神社資料』によれば「美作の国中12郡の大小神社の神を祀る」とある、別の言い方では「山上山下120社」とも。寛保2年(1742年)の造営で、社殿は春日造りの一変形で唐破風がついている。屋根は桧皮葺、荘重華麗の趣に富む造りで、境内に占める位置から見ても全体の調和が良く整っている社である。
 18世紀の中頃の神社建築を伝える建造物として、平成20年(2008)10月30日津山指定重要文化財に指定された。大正3年に御手洗川の外から現在地に移転された。(文:『美作一宮 郷土の遺産』より転載)

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「夢二郷土美術館 夢二生家記念館・少年山荘」訪問

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2023年6月28日、雨の中でしたがどうしても伺いたいと思っていた、岡山県瀬戸内市邑久町にある岡山が誇る画家であり詩人でもある竹久夢二の生誕の地「夢二生家記念館」と「少年山荘」に行ってきました。その様子を載せてみたいと思います。(夢二郷土美術館HP


竹久夢二生家の建物と土塀
 「築250年以上と推定される夢二生家の建物は、母屋、蔵、納屋(なや)で構成されています。酒の取次ぎ販売と農業を営んでいた家で、芸事が好きだった父の招きで旅芸人が泊まっていくこともあり、当時としては広めの造りと言えるでしょう。今では珍しくなった茅葺屋根(かやぶきやね)は、江戸時代まで農家を中心に見られました。また、今も残る土塀は、明治時代には農村地域の家に多くはなかったことから、夢二が比較的豊かな家で育ったことをものがたっています。夢二は画家となった後も理想の土塀を探し求めて描くなど作品のモチーフになっています。」(文:夢二生家案内板より引用)

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平櫛田中美術館(井原市)・平櫛田中彫刻美術館(小平市)

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平櫛田中(ひらくし でんちゅう)昭和54年12月30日逝去(107歳)
 岡山県民が誇る井原市にある田中美術館を初めて訪れたのは十数年前で、今とは違う雰囲気の美術館でしたが、その時「幼児狗張子」(ようじいぬはりこ)に出会って衝撃を受けたのを覚えています。それはなんとも言い難い、田中さんの幼くして亡くなった長男をモデルにした彫刻でした。田中さんの作品を通して、だれもが田中さんの生き方、考え方そのものに感動するのだと思います。

 また、田中さんが約20年間かけて制作した大作「鏡獅子」を、東京の国立劇場に飾るとき、国が2億円で買い上げようとしましたが、「お金はいりません。この作品は私一人で作ったものではなく、六代目菊五郎さんと2人でこさえたもんです。お金をとったら、あの世で六代目さんに会ったとき、あいさつのしようがないですよ。」と答えたそうです。(平櫛田中美術館HP)(平櫛田中彫刻美術館HP

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イナママ「私は86歳で!え~んかっ!」

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2023年7月8日、長雨が降り続いている日本列島、ここ津山市も例外ではなく雨が降っては止んでの繰り返しです。全国的に水害がとても心配ですね。被害にあわれた皆様お見舞い申し上げます。
 さて、この日イナバ化粧品店に現れたのは3人の若者たち。みなさん口をそろえて「親がB'zの大ファンだったので自分たちもB'zのファンになってママに会いに来た。」そうです。ママ「私は86歳で、こんなおばぁ~ちゃんでえ~んかっ!」若者「ぜんぜん、パワ~がもらえてとても嬉しいです。」等など、ジョークを交えた楽しい会話が続いていました。

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西知和大師堂(加茂郷88カ所霊場11番札所)

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 西知和大師堂は、加茂町知和西知和にあり、内田さん宅の裏側の線路を渡った所にあります。ここは、内田さん宅の宅地内を通らせていただかなくてはならないので、木元さんがお手配くださいました。線路を渡らないといけない場所なので少し緊張しました。お祀りしてあるのは毘沙門天です。
 この日は、運よく内田さんが居られて案内していただき無事にお詣りすることが出来ました。(先達は木元林造さん)(2022年10月4日撮影)

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2023 江見家のバラの花

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 2023年5月20日と26日に美作市の江見家に伺って来ました。
ここは斜面を利用したバラ園で、年々樹木が大きくなっていますので、お手入れも大変そうです。その中に鮮やかな色のバラがきれいに咲いています。この日もお友達が来るので急ピッチで草を抜いたり、枯れた花の手入れとか忙しそうです。
雨の合間の訪問に「雨が降ったらバラの花が弱ってしまった。」と残念がる江見さんです。(昨年の様子

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グリーンヒルズの「カルミア・バラ」の花が咲きました。

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 2023年5月16日の良く晴れた日のグリーンヒルズへ大好きなカルミアの花を観に行ってきました。
カルミアはコンペイトウのような形をした、蕾があります。花が開くと皿形になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。白色とピンクの可愛い花は満開です。また、咲くと、とても可愛い赤のカルミアはもう少し先の様子です。ほんとに可愛いですね。また、バラの花も赤・ピンク・白と綺麗に咲いていました。今は咲き終わった花々のお手入れ中で、夏にはセンニチコウが辺り一面に咲くそうです。楽しみですね。

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2023 末澤さん宅のバラ達です。(河辺)

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 2023年5月の末澤家のバラの花です。今年は満開の頃を過ぎてしまい取材は出来なかったのですが、末澤さんに満開の頃の写真を送っていただきました。丹精込めて育てられたバラの花は大輪で美しく見事ですね。また、毎年バラの花に囲まれてお友達とバラの花見会をなさるそうです。(2022年の様子です。)(オープンガーデンではありません。)

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2023 保田さん宅のバラの花

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2023年5月12日の保田さん宅のバラの花です。ここのところ毎年拝見しております(2021年の様子)が、来年から「オープンガーデンをオープンするかな?」とのことです。その時にはお知らせしますね。また、ご主人が趣味で古い家屋をリノベーションしていらっしゃるので、バラの花とのコラボレーションどんな感じになるのか楽しみです。

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