惣神殿(美作の古社諸神を祀る)
『中山神社資料』によれば「美作の国中12郡の大小神社の神を祀る」とある、別の言い方では「山上山下120社」とも。寛保2年(1742年)の造営で、社殿は春日造りの一変形で唐破風がついている。屋根は桧皮葺、荘重華麗の趣に富む造りで、境内に占める位置から見ても全体の調和が良く整っている社である。
18世紀の中頃の神社建築を伝える建造物として、平成20年(2008)10月30日津山指定重要文化財に登録された。大正3年に御手洗川の外から現在地に移転された。(文:『美作一宮 郷土の遺産』より)(2017年4月1日.6月14日撮影)
寛保2年(1742年)の造営で、18世紀の中頃の神社建築を伝える建造物。
社殿は春日造りの一変形で唐破風がついている。
屋根は桧皮葺、荘重華麗の趣に富む造り
屋根の傷みが進んでいる。