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取材記事内を検索ワード「津山市」で検索した結果,1565件の記事が見つかりました。

土居邸(津山市田邑)

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土居邸(津山市田邑)
 津山市の西端に位置する下田邑に一際広壮な屋敷が目を引きます。いまから400年以上も前に神楽尾城をめぐって毛利方と宇喜多方が対立したとき、備前加茂の白葦城から、城の救援に駆け付けた毛利方の土居四郎次郎という武士が田邑の土居家の始まりです。宇喜多方の荒神山城の花房助兵衛によって城を焼かれたため、四郎次郎は田邑の地に土着した。その子孫は田邑の地に帰農し、代々庄屋を務めてきました。土居邸は四郎次郎の孫の時代に建てられたもので、三段(反)もの広大な敷地をもつことから「三段屋敷」と呼ばれています。大戦中と戦後の動乱の時代を乗り切り、屋敷は守られてきたのです。(参照文献『津山百景』から)(土居家2014年5月24日取材)

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ウタおばあさん奮斗記『山西の民話』

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 天保五年庚午の年、師走の十五日丑三つ時だった。慌ただしく戸を叩く音に、じいの種右衛門が目を覚まして出て来た。戸をあけると三人組の強盗が押入って来てすぐとっ捕まえられ、次ぎ次ぎに家人をおこして、みんな高手、小手にしばり上げられ、さる口輪をはめられた。家の中をあちこちと探り廻りめぼしい品物をみんな集めた。強盗は三人組であったが外にまだ何人かいるらしい様子だった。衣類や貴重品を出させたが、目ぼしい品物がなかった。蔵をあけて中の品物をとろうと思って、蔵の鍵を出させて蔵をあけようとしたが、この鍵は特殊な鍵で、コザルが五個合わないとあけられない。強盗はあせって誰かこの鍵で蔵をあける奴はいないかと言うた。その時ーウタおばあさんが「妾があけてあげる」といった。強盗はウタおばあさんをほどいて蔵につれていった。

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リオン(利音)柿の話 リオンさんの柿はなぜ渋い『山西の民話』

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 昔、私の家の近くの藪の中に、貧しい「サンド」の家があった。その家の裏に大きな柿の木があった。その下に小さな祠が今でも残っている。この祠と柿の木にまつわる話です。


 その昔、サンドの家の息子にリオン(利音)という変わった名前のいやしからぬ姿をした若者がいた。人の噂では、サンドが京へのぼった時、ある高貴な家の落し子をたのまれて連れて帰って育てたのだという。田舎者の目にはとてもハンサムな若者で、当然山西の若い娘たちの噂の種になったのも無理はない話である。分現者(ぶげんしゃ)の一人娘「お小夜」は深く心を寄せて、何かにつけて「リオンさん」「リオンさん」というようになった。いつの間にか二人は深い恋仲になっていた。娘は長者の一人娘、利音は貧しきサンドの子ーとうてい許される仲ではなかった。二人は思案の末、村芝居のある夜駆け落ちをして姿を消した。

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美咲町の「卵かけご飯」

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 2018年11月5日津山市のお隣、美咲町の中央運動公演内にある「卵かけご飯」を食べてきました。この卵かけご飯は、地元の卵と米を使った「卵かけご飯」を売りにした美咲町の町おこしの中心的存在になっています。今や全国の人々がかけつける程有名になりました。この「卵かけご飯」は、ご飯と卵はお代わりでき、みそ汁と漬物がついて350円。また、地元の醤油をのり、ねぎ、しそで味付けた3種類のタレもある。その他、豚角煮たまごかけごはん(トントン)600円、卵焼き(黄福巻き)300円、オムレツ(黄福のオムレツ)300円、カルボナーラ風たまごかけごはん(カルボー)600円、若鶏のからあげ、串カツ、黄福オムライス、黄福親子丼もありました。

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さら山時代祭2018

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 津山市佐良山地区の出雲街道沿いで、第21回「さら山時代祭」が2018年11月11日午前9時から午後3時10分まで、佐良山小学校~種(津山市佐良山地区で3kmに及ぶ)で開かれました。後醍醐天皇配流時をイメージした時代行列(カキタニ古墳から洗顔清水まで)、屋台、ステージ、スタンプラリー、バザー等が人気でした。また、小学校体育館で行われたオープニング・エンディングイベントでは餅まきや、抽選会などが賑やかに行われました。

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【津山人】ライトノベル作家 甲田 学人氏

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 甲田 学人(こうだ がくと、1977年〈昭和52年〉 - )は日本のライトノベル作家。岡山県津山市出身。二松学舎大学卒業。本名・甲田学。英語圏での出版物は甲田をCodaと表記している。
 第7回電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)で短編小説『夜魔 罪科釣人奇譚』が最終選考に残ったことでその執筆力が認められ、書き下ろし『Missing 神隠しの物語』で電撃文庫より2001年にデビュー。

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菩提寺のモミジと大イチョウの紅葉2018

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 2018年11月23日奈義町の菩提寺にモミジと大イチョウの木を見に行って来ました。
当日は曇りで少し肌寒い日でした。津山市内ではイチョウの葉は落ちてしまっていますが、菩提寺の大イチョウはまだ緑の葉があり驚きました。この日はイチョウのライトアップも終わりなので大勢の方が見に来ておられました。また、モミジの葉が綺麗に紅葉していてススキとマッチして美しく素敵でした。

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お焚き上げ(読経供養)が清瀧寺でありました。

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 2018年11月21日午後1時より、津山市河面の清瀧寺さんで、仏壇や人形、神棚などの粗末にしてはいけないものを、感謝の気持ちを込めながら浄火して天に戻す「お焚き上げ」(読経供養)がありました。大きな仏壇や仏具、また仏像までが次々に焼かれていきました。また、読経やご詠歌が流れているなか、勢いよく燃えている炎をみていると神秘的な感じがしました。

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秋も深まった11月7日のコスモスの花

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 秋も深まった11月7日、津山市綾部の県道6号線沿いの田んぼに毎年咲いているコスモスの撮影に行って来ました。今年は少し遅いかな?と思いつつ行きましたが、まだまだ綺麗に咲いていました。そのコスモス畑の道路を挟んだ道沿いにはススキが秋の朝日に銀色に輝いていてとても素敵なコラボです。御世話される方に感謝しながらこの道を毎年楽しみに通っています。

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2018 衆楽園の紅葉

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 2018年11月14日、曇りの予想でしたが晴れたので急いで、衆楽園のモミジを観に行って来ました。
衆楽園は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式の庭園です。元禄11年(1698)に松平家が藩主となって以後幕末までは、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」、または藩主の隠居所の庭園として使われ、明治3年(1870)に「衆楽園」として命名されました。
  衆楽園は津山城の北側(津山市山北)に位置しており、庭園は南北に長い敷地で、大半を池が占めています。別邸跡の古い建物群は現存せず、それらを再現した建物(余芳閣・迎賓館・風月軒ほか)が建っています。(津山城より)

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