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獅子柚子(シシユズ)、鬼柚子(オニユズ)

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 2022年10月のある日、和蘭堂へ立ち寄ると、大きすぎるゆずが窓際に飾られているのを見てびっくり!しばらく、眺めていると和蘭堂の人から「近くの大信寺に植えてあるらしいよ。」との情報を聞いたので、後日大信寺に伺い写真を撮ってきました。さほど大きな木ではないのですがたわわに実ったゆずにみとれる。調べてみると、獅子柚子(シシユズ)または、鬼柚子(オニユズ)と言われているそうで、果肉はそのままではあまり美味しくなく、主に観賞用だそうです。表面はごつごつで、まるで犬のパグの顔のようでした。(2022年10月29日と11月26日撮影)

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2022つながる「出雲街道」を歩こう会(最終回)

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 2022年10月23日「出雲街道を歩こう会」に参加してきました。
今回の「つながる出雲街道(Ⅱ)」を歩こう会は、特別企画 第6弾(最終回)として、福力神社附近より津山(津山市役所)までを、東から西へと主催者の「勝間田宿の会」と共催で、「城東まちづくりの会」と「勝山宿の会」で歩きます。
「勝山宿の会」では平成24年より、真庭市内の「出雲街道(7回)・大山みちを歩こう会(6回)」を踏破して、国交省より「夢街道ルネサンス」に認定され「つながる出雲街道」と命名され、東部(美作市・勝央町・津山市)に活動の場を求めて、歩こう会を開催し、記念すべき第6弾の最終回を迎える事が出来ました。
特別企画(第6弾)出雲街道(Ⅱ)を歩こう会(第4区)
福力(福力荒神社附近)~津山(市役所)間7.5km(実質8.0km)
主催:出雲街道 勝間田宿の会、共催:城東まちづくり協議会(津山市)、共催:出雲街道勝山宿の会
協力:津山観光ボランティアガイドの会、助成:(一社)中国建設弘済会

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2022 少林寺のイルミネーション

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 2022年12月17日に津山市中北上にある少林寺のイルミネーションを観に行ってきました。
このイルミネーションは、喬松小学校3年生が自ら考えた地域貢献プロジェクト「地域を明るくしようプロジェクト」です。毎年地域の人や小学生の児童が協力して飾り付けをしています。今年は12月13日~12月18日まで午後6時から午後9時まで灯されています。イルミネーション・花ロウソク・竹灯籠などが、毎日戦争等のニュースが飛び交う昨今ですが、明るい灯が心を和ませますね。

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鶴山城址にあった「ありもと旅館」

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 津山城(鶴山公園)内にあった鶴山塾(現在は小田中の旧鶴山幼稚園跡へ移転)の建物は、令和4年に全て取り壊されました。
 平素から津山城(鶴山公園)へと上がるのに、津山圏域雇用労働センター横の階段を使用していたものですから、その階段を上がりきった所にあるこの門は何だろう?と長年思っていました。今年に入りその建物が取り壊されると聞いて、この建物の歴史を知りたくなって調べてみました。
 写真に写っている建物は「鶴山塾」で、その前身は、「ありもと旅館」だったという事が解り、その「ありもと旅館」を調べていくうちに、津山城が取り壊された後の明治20年頃の津山城跡の様子など、いろんなことが解りました。

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津山・城西まるごと博物館フェア2022

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 2022年10月2日(日)10時〜15時、作州民芸館周辺で、新型コロナ感染症の為に中止されていた「城西まるごと博物館フェア2022」(主催:城西まちづくり協議会)が2年ぶりに再会されました。当日はお天気も良くて大勢の人出があり、久々に城西地区が活気づきました。
 手仕事のまちがよみがえるアート&クラフト展と題して、ステージイベントに加え、津山市内の出店者によるクラフト市、模擬店が出店しました。
 2020年12月に「津山市城西地区伝統的建造物群保存地区」に選定された保存地区全体を博物館と考え、 伝統的工芸品の実演・職人によるガラス細工や陶芸等の販売 で町人文化を演出し、市民や来場者に楽しんでいただこうと企画されたフェアです。

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早栃阿弥陀堂と大高下大師堂(加茂郷88ヶ所霊場)

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早栃阿弥陀堂(加茂郷88ヶ所霊場第24番札所)
 創建年代は不詳である。明治5年高福寺によって再建の法要が営まれている。西向山極楽禅刹(寺)と伝え、屋根は寄せ棟萱葺きであったが昭和30年代にトタン葺きとしている。
 お籠りや数珠まわしも行われていたが、数珠まわしは堂内が狭いので、中でちょっとまわしてあとはかついで外でまわしていた。ここも加茂谷88ヶ所霊場の一つとされ、阿波村内巡礼の最後の場所となっていた。本尊は阿弥陀如来(木彫蓮華台立像金色、高さ52㎝を厨子に納める)(文:『阿波村誌』より)(2020年11月14日撮影)2022年現在は大高下薬師堂も合祀されているようです。

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見ごたえある「日原 晃 回顧展」開催中!

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 2022年10月8日(土)~11月6日(日)(10:00am~5:00pm)まで、津山市文化センター展示室にて「日原 晃回顧展」が始まっており、連日多くの方が訪れておられます。
 会場の雰囲気もよく、世界の美術館の一角にいるようで、ゆっくりと拝見できました。この機会に是非訪れて「日原 晃」の世界に浸ってみてはいかがでしょう。そして、いつかこのユニットの努力が実って津山市にも公立の美術館が出来ることを祈っています。

 この回顧展は、市内の私設美術館4館(カンダミュージアム河野美術館M&Y記念館保田扶佐子美術館)が、津山出生の優れた芸術家の作品を地域の文化資産として、後世に伝え、文化都市の礎とするため、公立の美術館を提案するものです。この度、活動の第一弾として、戦後間もなく国内画壇に多くの画家を育て送り出した「日原 晃」の偉業を顕彰する「日原 晃回顧展」を開催しています。

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下沢釈迦堂(加茂郷88ヶ所霊場第15番札所)

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 創建年代は不詳であるが堂脇にあった銀杏の老木からみてかなり古い時代からここに建てられていたようである。
 堂は下沢地区の中央にあり、下沢公会堂が別に昭和52年に建立されるまでは、すべての集会・地区行事の時には堂内が使用されたので30有戸全員の集合できる広さがあった。
  百万編念仏・二夜三日念仏には当番が世話をしておにぎり煮物を持ち寄り、高福寺より大きな数珠を竹ノ下と交代で若衆が担いで帰り、堂内で輪をつくり念仏や心経を唱えながら数珠廻しの行事を行った。この行事は太平洋戦争中に中止された。
  加茂阿波88ヶ所霊場巡拝が盛んな頃は札所とし賑やかに利用さえた。現在のお堂は近年再建されたものである。
 堂脇の銀杏は周囲が4mからの大木で秋には黄金の葉色が殊に輝き阿波村入口の名木として村民から愛されていたが、人家の屋根の上まで枝が広がり古木のため台風や積雪による予期せぬ災害のおこることも憂慮して、阿波村はついに昭和55年惜しみつつ伐採したため堂は孤立し淋しくなった。
本尊は釈迦如来(金色木彫蓮華台座像、高さ53㎝を厨子に納める。)左側に弘法大師を並べて祀る。

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小中原観音堂(加茂郷88ヶ所霊場第87番札所)

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 2022年9月15日小中原観音堂(加茂郷88ヶ所霊場第87番札所)を地元にお住いの木元林造さんに案内して頂きました。この観音堂は、曹洞宗 成興寺の境内にあり、旧道沿いにあります。すぐ近くには、大庄屋の中西邸跡や、万燈山古墳文殊堂(加茂郷88ヶ所霊場第1番札所)があります。
また、三角屋根の百々温泉 めぐみ荘があり、おススメです。

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竹之下地蔵堂(加茂郷88ヶ所霊場第25番札所)

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 津山市阿波の摩尼山高福寺を訪問する途中の畑の中に立っている霊場です。この近くにお住いの方がお掃除などのお世話をなさっているそうです。なんでも阿波の霊場巡りはコロナで今年はできていないそうです。本尊は地蔵菩薩です。(2021年8月1日撮影)


 天保年間(1810~1843)に竹ノ下地区内に悪病が流行した時、庄屋寺坂常右ヱ門が住民と協議の上寺坂貞兵衛と二人で、四国阿波徳島88ヶ所の19番札所で軸物と地蔵菩薩を受けて帰り、「衆病悉徐・抜苦与楽・寿命長遠」の延命地蔵菩薩として堂に安置した。それから地蔵堂と呼ばれるようになった。
堂の周囲には古い墓石がたくさんあり、京保2年(1749)宝暦2年(1749)宝暦・明和年号の記入された墓石があることから考えると竹ノ下地区堂は既にこの時代に古く建立されていただろう。
春の彼岸に百万遍念仏、秋の彼岸には、2夜3日の塔婆を建立してお籠りをして、4,5軒が組んで昼はむすびと煮物を持ち寄り接待し、同じく夜はみんなで夜食を共にする。中日には竹ノ下地区の子供は全部集まり菓子やむすびを桑の葉に包んで喜んで食べたものである。

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