取材記事内検索

取材記事内を検索ワード「」で検索した結果,137件の記事が見つかりました。

美作の大庄屋巡り「中西家」

800nakanishike1.jpg

 中西家 中西孫右衛門 東北条郡小中原村 森藩~松平藩 関宿藩
大庄屋まで
 中西氏は、戦国末期、津山市勝北町西中にあった中西城の城主であった。中西玄蕃頭は尼子氏に従っていたが、のちに矢筈城の草刈氏に従った。草刈氏と姻戚関係を持ち、重臣として活躍し、草刈重継が毛利氏に従い安芸へ退去したとき、加茂郷に帰農したという。孫右衛門が森藩により大庄屋に任命された。

美作の大庄屋巡り「中西家」の続きを読む

石造無縫塔(加茂町塔中)県指定重要文化財

monjyu-tou1.jpg

石造無縫塔(津山市加茂町塔中) 県指定重要文化財
 無縫塔とは、鎌倉時代に禅宗とともに中国大陸から伝えられた石塔で、基礎の上に卵形の塔身が置かれており、卵のように縫い目のない作りから無縫塔または卵塔とも呼ばれています。基礎と塔身の間に柱状の笠と中台をもつ複雑な形状のものを重制、それがないものを単制といいます。禅宗寺院の僧の墓にしばしば用いられています。
  この無縫塔は、津山市加茂町塔中にある文殊堂の裏手にあり、隣の宝篋印塔とともに県の重要文化財に指定されています。かつてこの場所には、天龍寺(京都市)を本山とする末寺があったとされています。総高123㎝で、八角形の基礎、笠、中台の上に塔身を置く重制の無縫塔です。銘文はありませんが、その様式から室町時代初期に建てられたものと考えられます。宝暦12(1762)年に天龍寺がこの地を調査して、無縫塔を夢窓国師のもの、宝篋印塔を開山宝山和尚のものと認定したということが脇に建てられた石碑に刻まれています。

石造無縫塔(加茂町塔中)県指定重要文化財の続きを読む

文殊堂と県指定重要文化財(加茂町塔中)

monjyutou1333.jpg

  作東誌(文化十二年 西暦一八一五年)によれば、文殊堂は、小中原村成興寺持で松渓庵と称し、文殊菩薩木像を安置するとある。ここにはかつて獅子吼山法音寺(安政四年 西暦一八五七年初屋文書によれば法苑寺とも、文久四年 西暦一八六四年新調の振亀箱には法音寺と記されている)という京都の天龍寺の末寺の禅寺があったが、創建された時期などつまびらかではない。現在の堂宇は、明治時代に火災に遭遇し再建されたものである。往時は御開帳を、旧正月二十五日に大般若経の転読の奉修が行われていたが最近では毎年三月第一日曜日に甘酒供養を、夏七月二十五日には大念珠まわし供養が行われ、知恵の文殊と崇拝されている。堂裏の墓地の一角には、岡山県指定重要文化財(昭和三十四年三月指定)があり、室町初期から南北朝期の様式をとどめる、石造無縫塔と石造宝篋印塔の二基がある。石造無縫塔は京都の天龍寺の開祖の夢窓国師のもの、石造宝篋印塔は松渓庵開山の宝山大和尚のものであると、宝暦十二年六月(西暦一七六二年)に本山天龍寺から来山し古記録と照合認定したという自然石の碑が塔前に建っている。松渓庵をつつむ自然のたたずまいの中に、時の流れの今昔をしのんでいただきたいものである。
塔中部落・加茂町観光協会
平成三年三月吉日

文殊堂と県指定重要文化財(加茂町塔中)の続きを読む

万燈山古墳 加茂町指定史跡 

mantouyamakofun5.jpg

 万燈山古墳は直径24m、高さ4mの円墳と指定されています。昭和46年11月から12月にかけて発掘調査が行われ次のことがわかりました。
 南に開口する横穴式石室であり全長約11m、玄室長6.5m、幅2.2m~2.4m、高さ2.8mで、現在わかっているものでは、県北最大の石室です。子の石室の中に組合わせ式の石棺1、陶棺1、木棺7があり、20体以上の埋葬者がたしかめられ、また羨道入口において大がめなどを破砕した葬送儀式あとが見つかりました。
 石室内からは次のような遺物が出土しました。金環21、勾玉7、管玉6、切子玉6、大玉・小玉類130、小金環2、空玉20、直刀9、刀子(短い刀)14、鉄鏃(鉄のやじり)10、馬具2組(鉄地金銅張飾具付)、馬鈴2、鉄滓及び土師器多数、須恵器の高坏5、坏21、まり(水や酒を盛った器)2、提瓶5、平瓶3、壺2、坩2、台付鉢1、大がめ1、他破片多数。(出土品の一部は加茂町歴史民俗資料館に展示しています。)
 この遺物のうち鉄地金銅張の馬具類や馬鈴は、石室の規模とともに、この古墳に葬られた人が当時の社会階層の上位にあることを示し、鉄滓は、鉄生産又は加工を行ったことを示しています。
 この古墳は6世紀後半(約1400年前)に築造され、7世紀始めまで追葬が行われたものです。

万燈山古墳 加茂町指定史跡 の続きを読む

2019 津川ダム湖周辺の紅葉

inaba-tsugawa1.jpg

 2019年11月21日雨が降る中、津川ダム湖周辺の紅葉を眺めてきました。丁度見ごろかと思われますが、生憎の雨模様なので、車の中から眺めてきました。真っ赤になったモミジもですが山々の木々も緑色や黄色の美しい色で迎えてくれました。雨の時はドライブしながら車窓から眺めるのもいいもんです。(2018年の様子はこちら

2019 津川ダム湖周辺の紅葉の続きを読む

津山市加茂B&G海洋センターのプール

2019-7-27kamokaiyo16.jpg

 2019年7月28日津山市加茂町中原にある津山市加茂B&G海洋センターは体育館と屋内プールの複合施設です。今年の夏も暑い日が続いているので、子ども達もとても楽しそうです。
館内のプールは6コースあり、25mプールと幼児用プールがあります。(温水の設備がないのでプールは6月1日から9月30日までとなっています。)

津山市加茂B&G海洋センターのプールの続きを読む

道祖谷山 宝蔵寺(津山市加茂町)

hou2019-4-17-24.jpg

宝蔵寺のヤマザクラの咲いた姿を撮影してきました。
 宝蔵寺のヤマザクラは中興以後に生育したものと思われ、幹は地上5mのところから双幹となっている。花の時期は4月中旬が見頃で、満開の時は見事である。推定樹齢:250年、目通り:4.0m、樹高:24.0m(看板より)(2012年12月13日取材
宝蔵寺は斉野谷にあって、道祖谷山宝蔵寺と号し、天台宗比叡山延暦寺の末寺であり、本尊は大日如来である。貞観二年(860)慈覚大師円仁の開基と伝えられる。

道祖谷山 宝蔵寺(津山市加茂町)の続きを読む

美作河井駅のさくらです。

kawai4-17-6.jpg

2019年4月17日の美作河井駅付近のさくらです。只今、満開です。山々の緑とさくらのコラボ、目で見ると奇麗なのに、レンズを通すと中々奇麗に撮ってあげられないのが残念です。
丁度、4月21日に開催される津山加茂郷フルマラソンまでこのままでいてほしいな。

美作河井駅のさくらです。の続きを読む

加茂のさくら(2019年4月9日・17日)

4-9-kamo3.jpg

 2019年4月9日、一度ゆっくり加茂のさくらを撮りたいと思っていましたので、阿波にある尾所のさくらの開花状況を確認した後、加茂を回ってみました。前にも通ったはずの道でも季節が変わるとまた以前と違った新しい発見があるものだと感じました。穏やかで時間がゆっくりと流れる感じがするいい所ですね。

加茂のさくら(2019年4月9日・17日)の続きを読む

因美線知和駅のさくら(2019年4月9日・17日)

4-9-chiwa9.jpg

 20194月9日の因美線知和駅のさくらです。前回取材させてもらった時には、小さな木でしたが、今では立派になって美しい花を咲かせています。(

因美線知和駅のさくら(2019年4月9日・17日)の続きを読む