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第23回さくらのうた優秀作品展及び岸田夏子展

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「第23回さくらのうた憂愁作品展」及び「岸田夏子展」が令和2年4月10日~4月12日までアルネ津山4階「津山市立文化展示ホール」でありました。
 美咲町の町木である「さくら」をテーマに短歌・俳句・川柳を募集し、応募された作品の中からさくら大賞、さくら準大賞、さくら賞が選ばれ、日展特選書家の寺坂昌三さんが揮毫した作品が展示してありました。また、「桜の画家」として知られ、現在、清春白樺美術館名誉館長の岸田夏子さんは、洋画家の岸田劉生さんの孫娘です。また、曽祖父は岸田吟香さんです。(上の絵画「櫻香」は岸田吟香記念館で見られるそうです。)

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碗の中の小宇宙 秘めたる器『曜変天目』

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  2020年01月11日(土)~ 2020年01月26日(日)、 ポートアート&デザイン津山にて「碗の中の小宇宙 秘めたる器『曜変天目』」が開催され大勢の方が訪れていました。
 この作品展は、日本に3点しか存在しない国宝「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」をひたすら追及する陶芸家の鈴木禎三さん(津山市在住)の作品展です。
「器として何か超越している〈もの〉を内包している国宝『曜変天目』におもいをいたすと、人が生み出す〈もの〉には〈いにしえ〉の人なら感じることができるであろう〈心〉〈自然〉がただただそこにはあると思う。まだまだ力不足な自身の『曜変』の天目ではあるが国宝『曜変天目』と少しでもなにか通ずる所を感じてもらえたらと切に思う。鈴木禎三」


鈴木禎三さんのプロフィール
 1974年大阪府堺市生まれ、1994年岡山県備前陶芸センター卒業、1997年青年海外協力隊としてフィリピンに派遣(~2000年)、2002年岡山県津山市に作陶の拠点を築き天目の研究を始める、2014年初個展、2015年JICAシニアボランティアとしてベトナムで陶芸指導。

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津山市文化協会 芸術文化祭「令和を生きる」

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 2020年2月1日・2日(10:00~17:00)津山市地域交流センター(アルネ・津山4階)にて、「津山市文化協会 芸術文化祭 令和を生きる ~人生と芸術大いに楽しむ~」というタイトルで津山市文化協会会員による芸術作品展・芸能発表会がにぎやかに執り行われました。
 体験教室では、お香の香り、手づくり匂い袋講座、子どもいけ花教室、からだ元気でこころ豊かにが行われ、イベントでは詩の朗読会、珈琲喫茶、ステージ発表がありました。
 また、ギャラリー展示(文芸・美術工芸)や華道展もあり、それぞれの団体のみなさんの力作が展示されていました。

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Kaguratani ・カグラタニ ー 生き物のさまー

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 「Kaguratani ・カグラタニ ー 生き物のさまー」が、津山市西今町25「cafe&gallery Nishiima 25」で、2019年12月1日~2020年1月26日まで開催されました。カグラタニさんの作品は、ほんの些細なことにも愛情深くそして丁寧に描かれておられます。何事にもまっすぐに向き合った作品一つ一つが見る人の心を打つのだと思います。また、絵の一つ一つにカグラタニさんの花や動物に対する愛情の深さを感じました。

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文人画家・廣瀬臺山と飯塚竹斎展

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 2019年6月8日・9日と津山市山下の「旅館 お多福」の作州維新文庫で「第9回 作州維新文庫 特別展」文人画家・廣瀬臺山と飯塚竹斎展が開催されました。二人の山水画や花鳥画がすぐ近くで見ることができラッキーでした。8日の画人談議は津山郷土博物館前館長の尾島治さんと作州維新文庫の竹内佑宜さんでした。廣瀬臺山と飯塚竹斎は年代は違っても同じ時期を過ごし、廣瀬臺山に影響を受けたであろう飯塚竹斎さんの話を興味深く聞くことができました。9日の画人談議は作州地域の郷土史を研究している竹内佑宜さんと岡山県立美術館学芸員の古川文子さんでした。
 また、竹内さんは「臺山、竹斎とも全国に通用する作品を残した郷土の偉人」と話されました。

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第39回 津山市医師会美術展

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 2019年3月14日~17日までアルネ津山文化展示ホールに於いて、「 第39回 津山市医師会美術展」が開催されました。深雪アートフラワー、美し自然界の写真をはじめ、油絵、書、工芸、ブリザーブドフラワー、アートフラワー、造形、カリグラフィー等々の作品が展示されていました。

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津山藩江戸藩邸

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津山藩江戸藩邸
 江戸時代の大名は、参勤交代の制度によって、江戸と領国の二重生活を送ることになっていました。そのため、大名は江戸に屋敷を拝領し、多数の藩士が単身赴任の苦しさと、大消費都市江戸の享楽の同居する生活をしていました。
 津山松平藩は、美作国十万石を拝領して間もない元禄十一年(1698)九月、江戸の大火で藩邸を焼失してしまい、その代わりとして江戸城鍛冶橋門の内側に七千坪の敷地と金一万両を与えられ、以後ここを上屋敷として使用しました。この鍛冶橋藩邸は後に敷地が加えられ、最終的には一万二千坪ほどになっています。
 江戸の津山藩邸は鍛冶橋藩邸だけではなく、浜町の中屋敷、高田・深川の下屋敷などがあり、それぞれかなりの敷地を有していました。

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水墨画家 阿部風木子氏(1923~2018)

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 墨に生きる 書・水墨画等思い出と感謝 阿部風木子
 2018年11月23日に亡くなった阿部風木子(阿部正直)氏ですが、いつかお目にかかりたいと思いながら月日が経ってしまいました。ただ生前に掲載の許可だけは戴いていましたので掲載させて頂きました。生家から生前の風木子氏の事も伺って来ました。
 岡山県美作市出身。大正12年生まれ。水墨画や書は、教育者だった父の影響で幼いころから始めた。雅号の「風木子」は、父(風木)の子だから風木子。

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荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)文学碑

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「霧に花売の行く川の水はれてゆく」 荻原井泉水
俳誌「層雲」を主宰した井泉水(明治17年~昭和51年)は自由律俳句を確立、日本芸術院会員となり晩年は独自の俳画「草画」を描いた。この作品は昭和16年、津山を訪れ、いまも津山情緒になっている八出の花売り女を詠んだ。千代稲荷宮

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武蔵の記念館・武道館

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 剣聖宮本武蔵は、この地岡山県美作市宮本において、父・平田無二斎と、主家新免家の妹お政の次男として天正12年3月(1854年)に生まれました。
 武蔵の生家は、北を宮川で南を小童谷川で守り、30間(約60m)四方の強固な堀めぐらしていた、宮本の溝と呼ばれていました。山柴水明の山の丸い武蔵の里の構えは、地理的には山陽と山陰の重要な連絡路であった因播州街道に沿ってあり歴史的には中世、特に戦国時代には山陽と山陰の両勢力による略奪の地がこの旧大原町でありました。
 武蔵の家系は代々十手術を伝えてきたので、当然武蔵も平和な今日では考えられない厳しい剣の教育を受けたものと思われ、幼少の頃から武術にたけており、13歳の時播州平福で新当流有馬喜兵衛に勝ってからそれ以降、剣の道一筋に練磨し、その間京都の一乗寺下り松での吉岡一門との戦いを始め、29歳で九州舟島において、佐々木小次郎に勝つまで生涯60余度の勝負に一度も負けたことがありません。

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