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野山公園(久米川南)

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 2020年4月11日に野山公園へ行ってきました。住所は津山市久米川南3123なのですが、ナビに頼って行くと、たぶんそうであろうと思われる公園がここでした。
嘗ては子どもたちが遊んだであろう公園は今では使われていないようでした。春なのでさくらの花が寂しく咲いていました。

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中須賀の石燈籠三基は常夜燈

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 久米町を走る出雲街道の東の端は、大字宮尾、字中須賀で、ここに三基の石燈籠がある。昭和44年、此の三基を一括にして久米町指定として保護されている。此の中須賀の地は、宮尾・領家・久米川南・中北下と西に続く穀倉築をひかえ、高瀬舟の舟着き場として、明治になっても茶屋があり、飲食店もあって、にぎわったところである。石燈籠は三基とも常夜燈で、昭和10年代まで中須賀の人は順番で此の石燈籠に点燈してきたもので、道しるべとは多少意味がちがうにしても、吉井川を登り降りする高瀬舟の目じるしとなっただろうことはまちがいあるまい。

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芭蕉塚と黒田畝中(宮部下)

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 大字宮部下に芭蕉塚が現存する、ここには二つの句碑があって、その一基には松尾芭蕉の句が刻んであり、他の一基には芭蕉の句碑を建てた人と推定される黒田畝中の辞世の句と思われる句が刻まれていて、土地の人は此の二つ並んだ句碑を総称して「芭蕉塚」と称して今日に及んでいる。
此の二つの句碑には建立の年月日も刻んでなければ句碑を建てた人の名前もなく、おまけによきほどにの句の作者も無く、句だけが刻まれているのである。このことについて塩尼青茄氏はその著『岡山の芭蕉句碑』の中で次の様にのべられている。
 (芭蕉の)あまり有名でもない句を、それも作者の名も出さず、もちろん建立者の名も建立年月日も刻まずに建てた心を私は尊く思う。畝中は茶堂の新築に際して芭蕉句碑をそれも句だけ刻んで建てることによって浮世の見聞から離れて立つ自分をかえり見たかったのではなかろうか。それにしてもこうした建立者の名を刻まない芭蕉句碑を見るとき私は調査の困難さに困却するものの半面また昔の俳人たちの姿勢に思いをいたさずにはおられない。現代俳人の句碑のむなしさは、常に見聞がうすぎたなく漂うところにあるような気がする。畝中の辞世句碑も、これまた作者の名前も刻んでない。

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仲仙道城山(宮部上)

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大字宮部上、字仲仙道にあつて、土地の人は単に「城山」と呼んでいるけれども「城山」と言う地名は各所にあるので、他と紛れないために「仲仙道城山」と呼んでおく。
 此の山は西北の部分が細くきびれて「桧ヶ仙」を主峯とする山地につゞいてはいるが、殆んど孤立した山で、一目で「城山だな」と思われる小山である。

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柳遊園地(南方中)

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 2020年4月11日に久米南方中にある柳遊園地を訪ねてきました。出雲街道でもある国道181号線沿いにあります。
 ここの遊園地は、すぐ横を国道が走っているので国道に面した方は高いフェンスに囲まれているので、よく通る道なのに公園だとは気づきませんでした。そして、グラウンドが広い公園です。

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小滝(八社)

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 2020年7月久しぶりに小滝へアジサイの花を見に行こうということになり出かけてきました。
着いてみるとアジサイの花は数日前に切ってしまったとのことでしたが、なんと今年は小滝を案内してくださる親切な方がおられ、小滝の写真スポットを教えてくださったり、記念写真を撮ってくださったりしてびっくりでした。滝の水量はそんなに多くはなかったけれども涼しさを求めるには十分でした。(2012年に訪れた小滝の様子

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地神様と地蔵(宮部上)

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 今では大字であるが明治31(1888)年町村制がしかれるまでの村々には道傍に地神さまが祭られている。此の神様は祠ではなくて、自然石に筆太に「地神」と彫りこまれた石の碑であって池普請とか道普請、さては開墾とか屋敷の造成等の土工をやる際に地鎮祭を行うのは、土地の神様である地神様に報告し且つ御了解を願い、工事が無事に終了するように御祈りするもので、天神(天っ神)に対する国っ神、即ち地祗を意味するものではなく、農民の様に土に生きる人達にとっては極めて身近な土地の神様なのである。(文:『久米町誌下巻』より)(2020年6月7日・6月17日撮影)

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大井東コミュニティ公園(宮部下)

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 2020年4月11日曇り空でしたが、サクラが満開でした。大井東コミュニティ公園は、津山市宮部下にあり、大井東ふれあい学習館の隣にあります。また、川に沿ってホタルが自生するところでもあります。公園にはゲートボール場があり、遊具も少しあります。

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追分の道しるべ

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 久米町をほゞ東西に走る出雲街道の西の端、大字坪井上の追分(正確には真庭郡落合町の地内である=今は真庭市)に大きな六角柱の道しるべがある。昭和47年6月16日、落合町の指定になって保護されている。今では土に埋もってわからないが、礎石もあるそうである。
 此の道しるべをたてることを主唱し、骨を折った人達は、全員とまではゆかない迄も、殆ど大部分の人がその姓名からして久米町の人達であると言ってもよいのではあるまいか。
 六角柱の各面に目標の神様と、その神様までの里程が刻まれていることは図の通りである。文久三(1863)年の建立である。(文:『久米町誌下巻』より抜粋)(2019年6月29日撮影)

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