上田繁男さん
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手漉和紙職人の上田繁男さ んは、津山市の重要無形文化財に指定されておられます。(2010.1.23) |
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▲上田繁男さんは6代目だ そうです。 「技術は教えてくれと言わ れても、本人にその気があって自分で技術を会得しないと駄目なので、本を読んでわかるものではないのです。何回漉いたら、何ミリというものではなく、紙の 水の濃さで1枚ずつ条件が違うのです。自分の勘を育てないと得られないので見て学びなさいと言っています。」上田さんは冗談混じりに面白い話をされ、時間 を忘れて話がはずむ人です。 |
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▲丁度この日は朝から撮影 があったようです。 朝8:00~10:00頃 までの2時間位、川に入りミツマタを洗う作業をするそうです。 とても腰が痛くなりそうな 根気の要る作業に頭が下がりました。(2010.2.23) |
▲上田さん親子で す。(2010.2.23)
▲ひたすら洗ってお られました。 |
▲モクモクと箱を 洗っておられました。
▲沢山の量で す。(2010.2.23) |
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主な製品
▲ねこのもこちゃん
▲いぬのちょこちゃん
▲みつまたの木
▲かまど
▲懐かしいストーブ
▲お嫁さんにミツマタの煮 たものを見せていただきました。
▲永礼孝二氏の版画 永礼孝二氏は、明治 34年津山市生まれ。 日 本版画協会第二回展より出品を続ける。 版画誌「刀の跡」同人。 作品の一部は東京の町田市立国際版画美術館に収蔵されている。 上田手漉和紙工場 |
▲森本さんが水に晒 しているところ。
▲横野滝へ行く道沿 いにあります。
▲送られてきた絵手 紙
▲和紙製品
▲和紙製品
▲飾られている版画 たち
▲植月行雄氏の版画 作品
▲数々の賞状 手漉き和紙は箔合紙 (はくあいし)として金沢市へ出荷されます。金沢市の金箔の伝統工芸にとって横野の和紙は大変貴重なものです。
▲金沢から逆輸入さ れた、黒のべんがらのランチョマットが素敵でした。 体験ができるそうで す。 毎週土曜日の午前 10時~午後4時 半紙の2倍の大きさ で1枚630円 漉きあがっあたら乾 燥して送ってくださるそうです。(※1週間前までに要予約) |
▲乾かしているところ です。
▲煮熟しているとこ ろ。
▲川から上げてきたと ころ。
▲細かくしているとこ ろです。
▲7代目の康正さんが 紙を漉いているところです。1日に300枚漉かれるそうです。
▲漉いたものを重ねて いるところです。
▲紙床からはがすと ころです。
▲貼り付けているところです。
▲乾かしているとこ ろです。
▲裁断しているとこ ろです。 親子で紙漉き体験に 来られますが、多くは子どもさんの方が上手だと笑ってお話くださいました。私もハガキ大で体験しましたが、最初はしわがよって大変でも、世界で1つのオリ ジナル作品になりました。 |
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▲7代目の上田康正さん 源流をたどれば、欽明天 皇16年(555)に吉備五郡(今の県北津山地方)に白猪屯倉(しらいのみやけ)がおかれ、住民の戸籍がつくられました。戸籍や田籍をつくるのに紙が造ら れはじめたといわれます。 ★津山箔合紙(金箔の保存や運搬になくてはならない紙なのです。)
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