寂静山 教本寺
岡山県津山市大谷にある【浄土真宗大谷派】寂静山 教本寺 (2012.6.15日取材)
開基は、楪備前守右近正廣入道で、天正2年9月。真言宗備永寺を建立す。後、教本寺と改号する。享保14年真宗に改宗する。
教本寺の現住職、楪葉智章(ゆずりは ちしょう)さんは15代目だそうです。元々は高倉にあったお寺で約50数年前に大谷に来られたそうです。
ここのお寺の門は3つもあり、一つ目入り口の山門、二つ目が、地蔵院にあった松平家の門(松平家の門は文豪谷崎潤一郎が疎開していた地蔵院内の宕々庵を壊すときに買い受けた門だそうです。)で、もう一つは大変立派な龍が彫ってある門です。
教本寺の山門表裏
広い境内
本堂と山号額
本堂の屋根の龍
庫裏
鐘楼
地蔵院にあった門は、瓦などを葺き替えて新しくなりましたが、姿は当時のままだそうです。(当時の瓦はとても立派なもので葵の紋も全国少しずつ違っていたそうです。)
彫が美しい門
教本寺の東側の塀
彫り物がもっとも立派な門です。
その昔、有名なだんじりの龍を彫った方の作ではとの噂も。
見事な龍の彫り物です。
まるで生きているようです。
山門と本堂