歌舞伎を演じる土人形たち展
歌舞伎を演じる土人形たち展が、3月22日(金)~4月29日(水・祝)が城東むかし町家(旧梶村家住宅)であり、早速行って来ました。歌舞伎土人形を始めて拝見しましたが、とても感動しましたので皆さんも是非ご覧になってください。(2013.3.24)
大浜土人形(愛知県) 市原土人形(岐阜県)
展示会場の城東むかし町家(梶村家)
市原土人形(岐阜県)
展示会場の城東むかし町家(梶村家)
中山土人形(秋田県) 中山土人形(秋田県)
展示会場の城東むかし町家(梶村家)
酒田土人形(山形県) 旭土人形(愛知県)
展示会場の城東むかし町家(梶村家)
青葉の笛(須磨寺授与品) 津屋崎土人形(福岡県)
展示風景 さがら土人形(山形県)
長浜土人形(島根県) 三春張子(福島県)
坊の谷土人形(静岡県) 坊の谷土人形(静岡県)
帖佐土人形(鹿児島県)
立ヶ花土人形(長野県) 立ヶ花土人形(長野県)
義経千本桜 助六、矢の根、暫
中山土人形(秋田県) 稲畑土人形(兵庫県)
助六縁江戸桜 矢の根
歌舞伎土人形とは
全国に古くから伝わる郷土玩具の一種です。江戸期庶民の憧れであった歌舞伎は、錦絵・浮世絵などにより全国各地へ伝わり、農村 芝居となり、また土人形となって人々に広く愛され続けてきました。土人形は衣装雛の買えない貧しさの中から生れた庶民の娯楽の一つであったと思います。
地方へ伝わっていくなかで色々と変化しながら、繊細でない骨太のずんぐりした土人形特有の姿は、味わい深いものだと思います。しかし時代の流れか、後継者がいなくなり廃絶の憂き目に会うものが多くなりました。
どうぞ各地に伝わる土人形の素朴な可愛らしさをご覧ください。(文:案内より)