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愛宕山大権現(安井)

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 京都の北西にある愛宕大権現は、王城鎮護の神として崇拝し、また火伏せの神として信仰を集めており、どの村でも愛宕様の祭りは行われている。
愛宕祭りは、正月二十四日とその前後を祭りの日と定め、また月々二十四日を愛宕精進といって酒を慎む人が多かった。
 祭りは炬火を燃やして神事を行い、火災に備えるために愛宕の神に紙の弊を供えて、これを有事の際にその弊を立てて火災を免れたという話はこの村にも伝えられている。また、愛宕の代参講も行われるなど、火伏せの神としての祭りは村の大切な行事の一つであった。

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大日如来(上村・新野山形)

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 牛が病死すると、万人講と言ってみんなで少しづつ金を出し合って供養を行う。またその金の一部を残し次の牛の購入代金の足しにする習わしはどの村でも行われた。
 農家では「牛は主人の身代わり」とも言われて、死んだ牛が家の災難を背負っていったという意識が強かった。死んだ牛の供養のために村では、馬頭観音や大日如来の像や文字を刻んだ石碑を村境などに建て、牛の供養や安全を祈願した。
 村の大日様・大日如来をもって牛の守り本尊とする習わしは、岡山・鳥取・島根の一部の地方に限られた信仰と言われており、牛は農家の経済にとって重要な存在でどこの家でも俗に「内厩」と言って母屋の内に牛舎を設け、家族同様の扱いがなされた。
 石碑に刻まれた大日如来の文字の力強さは牛に対する慈悲が込められている。

(文:勝北公民館発行『勝北むらの石仏』より)(2019年2月12日撮影)

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Oさん宅のバラ(新野東)2019

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 2019年5月26日Oさん宅のバラの花を今年も拝見してきました。
今年はバラが咲き始めたころに、台風並みに強い風が吹いてバラを痛めてしまったそうです。そんな中でも、珍しいことに真っ赤なバラがお屋根のてっぺんから伸びて咲いていました。ご主人が今年は目をつむるけれど来年は屋根が傷むので切ると言われているそうです。ここのバラはだんご状にたわわに咲くバラの花の種類が多いことです。奥様にお聞きしたらお得感があるからだそうです。(昨年の様子)

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ガーデンカフェモコさんのバラの花です。

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 2019年5月 津山市上村にある流郷さんが経営されている「ガーデンカフェモコ」さんへバラのお花を訪ねてやってきました。
 流郷さんの奥様がお店を始める2年程前に、熊山のイングリッシュガーデンを見に行ってバラの花に感激したそうです。そこからバラに興味を持ち、庭にバラの花のあるカフェを作ろうと思い立ち、ガーデンカフェモコを作ったそうです。ご主人の助けも借りながらバラの花を植えられて4年目になるそうです。

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赤堀さん宅のバラ園です。(上村)

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 2019年5月22日、津山市上村の赤堀さん宅へバラの花を拝見しに行ってきました。
なんと今年は庭の作りが大幅に変わっていてびっくりしました。(2016年の様子)このバラ園は奥様がお花好きでコツコツ育ててこられたそうです。今年は小さくなってしまったバラもあるそうですが、新たに植えられたバラが勢いよく大空に向かって沢山の花を咲かせています。

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道祖神(原・新野山形)

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 道祖神はいろいろな信仰を含んでいる。旅の神・道の神など考える人も多い。また村の入り口や峠などに祀られている所もあり、境を守る神、悪魔を追い払う神などともいえる。
 道祖神は普通サエノカミ・サイノカミなどと呼ばれている。その信仰はほとんど全国にわたっている。道祖神の像塔が見られるようになるのは概ね寛文以後のことのようであり、それ以前はおそらく自然石を神体としていたと思われる。
 山形の道祖神は磧石または花崗岩を丸くした自然石に「道祖神」と浅刻されており、色・形状は男性の象徴を思わせ、道祖本来の原形を偲ばせて微笑ましい。

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大峰山大権現(新野山形・杉宮)

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 大峰山大権現の石碑はよく光明真言百萬遍の石碑とともに建てられているものが多い。仏教上の権威を表す梵字が上に刻まれている。
 限りない仏の功徳を現わす「種子」はすべての功徳の生まれることを、草木の種子にたとえて刻まれるもので念仏供養塔などには阿弥陀の種子が多くみられる。
 大峰山大権現は奈良県にある大峰山に登り霊場に参拝するもので、山上ヶ岳から大日岳を主脈とした地域は古くから山岳信仰の地として知られている。
 4月から10月にかけて修験者の修行が行われており、それにちなんだ行事として地方でも「庚申侍」をする講が開かれるなどの大峰山信仰による延命招福を願う人達が村の辻や人目につきやすい路傍に石碑を建て村人の連携を深めていた。

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ウッドパーク声ヶ乢のさくらが満開です。

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 2019年4月17日のウッドパーク声ヶ乢の約1200本のさくらです。
今年は、少し肌寒い日が続いたり、温かかったりと温度差の激しい年となりましたが、ウッドパーク声ヶ乢のさくらがとても綺麗に咲いています。津山城(鶴山公園)のさくらが散った後、ここに来るとまた綺麗に咲いたさくらが見えます。(2009年4月5日撮影)(2010年4月14日撮影)(2010年4月14日夜桜撮影)(2013年4月15日撮影)(2015年4月24日撮影

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植月さん宅のさくら2019

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 2019年3月25日、五穀寺さんに行く途中、綺麗に咲いている桜の木がひときわ目立っていたので撮影させていただきました。植月さんのお庭はかつて取材させていただいていたのですが、さくらの木が立派に育って可愛いピンクのお花が咲いてとても素敵でした。

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樹齢三百年の紅梅 美しさめでる参詣者

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勝北町が文化財に指定し長く保存している天然記念物部門の中に同町大吉の真言宗・五穀寺の紅梅(平成二年五月二十八日指定)があります。
 この紅梅は、寺の山門を入った左側にあり、根元の周囲は二・六m、地上一mのところで二つの枝に分かれ、南の枝が一・三m、北の枝が一・六m、高さは五mあり、樹齢は三百年(元禄時代、一六九〇年ごろ)と推定される老樹。
 寺の伝えによれば、今からおよそ二百二十年前の享保年間に、五穀寺は火災にあったといわれ、紅梅の樹齢からみて、この大火を凌いだ記念の木ともいえる。

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