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下沢釈迦堂(加茂郷88ヶ所霊場第15番札所)

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 創建年代は不詳であるが堂脇にあった銀杏の老木からみてかなり古い時代からここに建てられていたようである。
 堂は下沢地区の中央にあり、下沢公会堂が別に昭和52年に建立されるまでは、すべての集会・地区行事の時には堂内が使用されたので30有戸全員の集合できる広さがあった。
  百万編念仏・二夜三日念仏には当番が世話をしておにぎり煮物を持ち寄り、高福寺より大きな数珠を竹ノ下と交代で若衆が担いで帰り、堂内で輪をつくり念仏や心経を唱えながら数珠廻しの行事を行った。この行事は太平洋戦争中に中止された。
  加茂阿波88ヶ所霊場巡拝が盛んな頃は札所とし賑やかに利用さえた。現在のお堂は近年再建されたものである。
 堂脇の銀杏は周囲が4mからの大木で秋には黄金の葉色が殊に輝き阿波村入口の名木として村民から愛されていたが、人家の屋根の上まで枝が広がり古木のため台風や積雪による予期せぬ災害のおこることも憂慮して、阿波村はついに昭和55年惜しみつつ伐採したため堂は孤立し淋しくなった。
本尊は釈迦如来(金色木彫蓮華台座像、高さ53㎝を厨子に納める。)左側に弘法大師を並べて祀る。

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世界の名画が一堂に!「バルビゾン派の至宝、ミレーとその仲間たち」展

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 美作三湯の温泉街を舞台とした回遊型アートイベント「美作三湯芸術温度」(県主催、12月4日まで)に併せて、10月1日~11月13日までの期間限定で公開されている「バルビゾン派の至宝、ミレーとその仲間たち」展を是非拝見したいと山田養蜂場ギャラリーへ行ってきました。
 なんとそこには世界の名画が一堂に集められていました。ミレー、ルソー、ルノワール、ピカソ、シャガールなど・・・。名画と言えば、私は東京や京都へとしげしげ出かけていましたが、まさかこんなに近くで拝見できるとは思ってもなかったのでなお更感激しました。しかも、無料です。こんなチャンスは滅多にめぐってくるものでもなく、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。行かれた方の中には「いまだ興奮冷めやらぬ現在、何度でも来たいと思えるギャラリーです。」と再度、友人と来られる方もいらっしゃるそうです。
(上記写真:ミレー「蜜蜂のいる風景」※山田養蜂場ギャラリー提供)

 山田養蜂場の美術コレクションのうち、バルビゾン派と印象派の作家を中心とした300点以上の作品を初めて一般公開いたします。(期間限定、完全予約制で公開)※入館には抗原検査の実施が必要です。抗原検査キットは、本社敷地内にある直営店舗「りとるび~はうす」でもご購入いただけます。
展示絵画:ミレー、コロー、ルソー、クールベ、モネ、ルノワール、シャガールほか、バルビゾン派から現代フランス作家まで 約300点
山田養蜂場のPress Release)(山田養蜂場ギャラリーWEB専用予約フォーム

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9月のイナバ化粧品店とHappy Birthday!

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 2022年9月23日、稲葉浩志さんの58歳の誕生日おめでとうございます。
浩志さんのお誕生日は9月23日ですが、一日遅れの24日イナバ化粧品店に伺ってきました。
 今日は、お彼岸でもあり、空を見上げれば秋晴れでとても爽やかな日となった津山市です。イナバ化粧品店に着いてみると、店内はファンの方で賑やかです。また、ファンの方から「津山瓦版見てるよ!」と声を掛けられ、嬉しかったです。
 ママはというとお元気で新しいスマホ操作を勉強中なのでした。朝夕が随分と涼しくなり、皆さんも風邪など召されないように気を付けてお過ごしくださいね。

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倉見東大師堂(加茂郷88ヶ所霊場第82番札所)

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 津山市加茂町倉見東にある倉見神社から旧道を数百メートル行くと、道のそばに倉見東大師堂(加茂郷88ヶ所霊場第82番札所)があります。本尊は阿弥陀如来です。周囲は倉見の大自然が広がり秋には紅葉が美しいところです。(2020年11月14日取材)

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竹之下地蔵堂(加茂郷88ヶ所霊場第25番札所)

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 津山市阿波の摩尼山高福寺を訪問する途中の畑の中に立っている霊場です。この近くにお住いの方がお掃除などのお世話をなさっているそうです。なんでも阿波の霊場巡りはコロナで今年はできていないそうです。本尊は地蔵菩薩です。(2021年8月1日撮影)


 天保年間(1810~1843)に竹ノ下地区内に悪病が流行した時、庄屋寺坂常右ヱ門が住民と協議の上寺坂貞兵衛と二人で、四国阿波徳島88ヶ所の19番札所で軸物と地蔵菩薩を受けて帰り、「衆病悉徐・抜苦与楽・寿命長遠」の延命地蔵菩薩として堂に安置した。それから地蔵堂と呼ばれるようになった。
堂の周囲には古い墓石がたくさんあり、京保2年(1749)宝暦2年(1749)宝暦・明和年号の記入された墓石があることから考えると竹ノ下地区堂は既にこの時代に古く建立されていただろう。
春の彼岸に百万遍念仏、秋の彼岸には、2夜3日の塔婆を建立してお籠りをして、4,5軒が組んで昼はむすびと煮物を持ち寄り接待し、同じく夜はみんなで夜食を共にする。中日には竹ノ下地区の子供は全部集まり菓子やむすびを桑の葉に包んで喜んで食べたものである。

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「津山ホルモンうどん」×「佐用ホルモン焼きうどん」食べ比べ対決

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 「マツコ&有吉 かりそめ天国」でも取り上げられた「佐用vs津山 ホルモンうどん食べ比べ対決」が、9月3日・4日と行われ、写真でもわかるように、猛暑の中開始前から大行列でした。
対決ですが今回は残念ながら、わずか2分の違いで津山ホルモンうどんが負けてしまいました。


 2022年9月4日「負けた〜 その差2分!!」でもこれでイーブンじゃ。次こそ決着をつけてやる!
それよりなにより、この対決だけで人が呼べるのか...本当に不安でしたが、蓋を開けてみればこの大行列!
津山の人がわざわざ津山を買ってくれるのかも心配でしたがメチャクチャ応援してくださってこんなにお声掛けいただいた出店もなかったです。企画してよかった。
 暑いなか長時間並んでいただいた皆様、PRをお手伝いしてくださったメディアの皆様、そして佐用から来てくれて運営のお手伝いまでしていただいた佐用ホルモン焼きうどんのメンバーの皆さん、本当にありがとうございました!(上記写真・文提供:津山ホルモンうどん研究会 上山 康裕さん)

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「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.2

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 津山宿(城下町)
 古代より出雲と大和朝廷を結ぶ道は、重要な路線として開けていましたが、街道としての整備が整ったので、和銅6年(713)吉備より分離され、美作の国として独立し、以来 津山は国府を有し、美作の中心地として栄えてきました。
 街道は多少の変遷を重ねてはおりますが、播磨より県内に入るには、杉坂峠を通る道が古道でした。この道に変化が起こるのは、慶長8年(1603)森忠政が藩主となり、入国以来であり、江戸幕府の命で始まった参勤交代のため、街道の整備に当たらせたもので、当所は出雲往来、出雲往還と呼ばれ、近代になり全国的に街道と、呼び名が統一されて出雲街道と呼ばれるようになった。
 慶長8年2月美作の国18万6500石の所領を授かった、森忠政は3月に院庄の構城跡に館を築き、城の選定を急ぎ、最終地として「鶴山」と決め、吉井川と宮川を見下ろす鶴山を城地と定め、土地名称を「津山」と改めた。秋には徳守神社を総鎮守として造営した。
 元禄10年(1697)四代藩主長成病死のあと、五代藩主として江戸へ発った関式部衆利が発病し、8月森家は改易となった。
 元禄11年正月、松平備前守長矩は美作国津山城を受領し、10万石の領主となり以後危機もあり、所領も5万石になったりしたが、その後は増加に転じ明治の維新を迎える。津山は今も昔も作州の中心である。(「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.1からのつづき

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2022 昭和池と周辺のさくら

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 市の北西部、鏡野町にほど近い中国山地の懐は市内でも有数の農業地帯。起伏にとんだ地形ながら、農家が丹精した美しい田園が連なる。
 豊かな実りをもたらす市内の広範囲な田畑に水を供給するのが、東田辺と山方にまたがる昭和池だ。黒沢山へと続く急峻な道を登ることわずか、眼前に満々と水をたたえた湖面が広がった。
 地域住民からのかんがい事業の要請を受け、昭和七年、県営事業として着工。当時の不況下、幾多の困難を克服しながら同13年、一応の完成を見た。堤高35m、堤長85m、貯水量は52万1千トン。市内約240ヵ所のため池では最大規模となった。
 昭和池は、渇水時でも決して池が干上がることのないよう、自然流化では取水できないデッドウオーター(止水)が設けられた市内で数少ない人工池。湖岸に係留されたカッターは、かつて、全国大会で7年連続総合優勝した津山海洋少年団の練習艇。池の意外な側面である。
 湖面は春には湖岸の桜や若葉を映し、秋には鮮やかな紅葉がさざ波に揺れる。四季折々の景色を楽しみに遠方から訪ねるハイカーも多い。(文:『津山百景』より)(2022年4月3日・4月5日撮影)(2017年昭和池の記事

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2022 ウッドパーク声ヶ乢のさくら

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 ウッドパーク声ヶ乢は、ドウダンツツジの群生地で有名な広戸仙への登山口にあたる標高530mにあり、春にはソメイヨシノやヤエザクラ、ヤマザクラなど1200本の桜が植えられていて、毎年、多くの人がさくらの下でお弁当を広げ満開のさくらを楽しみます。また、夏は紫陽花、秋は紅葉が奇麗な所です。(2022年4月11日・12日撮影)

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洋学資料館令和4年度前期企画展「津山洋学の名品展」

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 只今、洋学資料館では、令和4年度前期企画展「津山洋学の名品展」会期:令和4年3月19日(土)~9月25日(日)が行われています。
 常設展示には並んでいないけれども、津山の蘭学・洋学を語るうえで貴重な資料のほか、異国文化への関心や明治の文明開化を物語る興味深い資料などを、いくつかの小テーマに沿ってご紹介します。
 主な展示資料...ペリー来航絵巻、開成学校開業式之図、オランダ王国総領事館旧蔵のヒンデローペン装飾缶など約35点(津山洋学資料館)

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