田中義男　明治42年2月27日東京芝区生れ、父田中治平が亡くなってから、2年後（義男4歳の時）家族は津山に帰って来た。その後、津山中学を卒業、東京外国語大学の英文科を経て、台湾銀行（当時は日本の領土）に入社するが台湾の気候が合わず、学生時代に患った結核が再発、津山に帰ってきて療養後に亡くなった。義男は子供のころから熱心に神傳流を続けていて指導者の資格も取得し、大学が休みになると帰ってきては子ども達を指導をしていた。

左から・次郎・孝夫・実枝子・きん・義男　　　　　父：田中治平、母：田中きん

東京外国語大学時代、鶴山館（後ろ真ん中）1932.1.23送別会　　　　　　　鶴山館

文化祭でシェイクスピアの英語劇上演　　　　　　　就職試験用に写した写真

就職試験に受かって卒業　　　　　　　　　　　　　津山駅から台湾に向けて出発

台湾銀行時代

1928.6.病を得て帰省中　　　　　　　　　　　　　　母、兄弟と。台湾銀行時代
祖母伊志の実家加茂の従兄達と暮らすことが多かった。
義男、原田太郎、平井一之

　　　　　　　　　　療養中の義男　　　　　　　　義男葬儀

神傳流津山遊泳會1928.8.29（諸手傘）　　　　　　（扇返し）

神傳流津山遊泳會（櫓業）　　　　　　　　　　　（東部遊泳場）

神傳流津山遊泳會（諸手抜雁行）　　　　　　　　　　（扇返し）

神傳流津山遊泳會（諸手抜雁行）　　　　　　　　　四部遊泳場

神傳流津山遊泳會

神傳流津山遊泳會1930.8.20　　　　　　　　　　　　昭和2年度余興「桃太郎」

神傳流津山遊泳會（大正15年度余興）

神傳流津山遊泳會

神傳流津山遊泳會　

加茂川で泳従兄達と泳ぐ　　　　　　　　　　　　　神傳流津山遊泳會

　津山高等女学校水泳部　　　　　　　　　　　　　津山の大洪水の様子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昭和3年8月31日（遊泳会大会の翌日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鉄砲町、駅付近数十軒浸水、今津屋橋交通止

1929津山にオリンピックで陸上女子800ｍ　　　　　美作高女プール開きに来た前畑秀子さん
銀メダリスト（1928年 アムステルダム大会）　　　 日本人女性初の五輪金メダリスト平泳ぎ100ｍ　
人見絹枝さん（岡山出身）来る。余興として、　　（1936年ベルリン大会）初のラジオ実況中継で、
津山中学グランドで、得意のチャールストン　　　　アナウンサーの連呼「前畑ガンバレ」「前畑
（当時流行）を演じ日本各地をまわり陸上女子　　　勝った」は有名な話。
競技の普及に尽力。
（文：埀井悦子さん、原田兼子さん添削）（取材：2021-1-26、2-8，3-19，3-27、5-8、5-18、6-5、6-19）