津山・美作の国いにしえギャラリー by 江見写真館(第3回)
二宮の松並木です。津山景観図屏風左隻 春の二宮の在りし日の松並木の様子が描かれています。また、説明もあります。
1873年創業の江見写真館には三代目江見正(1890-1976)撮影の地域の歴史を記録するガラス乾板が多数保存されています。(写真、文:江見写真館提供)※一切の写真の無断転載を禁じます。
二宮の松並木です。津山景観図屏風左隻 春の二宮の在りし日の松並木の様子が描かれています。また、説明もあります。
1873年創業の江見写真館には三代目江見正(1890-1976)撮影の地域の歴史を記録するガラス乾板が多数保存されています。(写真、文:江見写真館提供)※一切の写真の無断転載を禁じます。
衆楽園 遠くに津山城天守 昭和11年撮影
1873年創業の江見写真館には三代目江見正(1890-1976)撮影の地域の歴史を記録するガラス乾板が多数保存されています。(写真、文:江見写真館提供)※写真は「津山瓦版」のみ使用可です。
衆楽園は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式の庭園です。元禄11年(1698)に松平家が藩主となって以後幕末までは、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」、または藩主の隠居所の庭園として使われ、明治3年(1870)に「衆楽園」として命名されました。 衆楽園は津山城の北側(津山市山北)に位置しており、庭園は南北に長い敷地で、大半を池が占めています。別邸跡の古い建物群は現存せず、それらを再現した建物(余芳閣・迎賓館・風月軒ほか)が建っています。(津山城より)
「ギャラリー ふぅ」は、陶芸家奥田福泰の生家で、築八十余年の古民家を大改造し、モノトーンを基調とした外観と内装、梁の見える空間、和紙の照明、そして薪ストーブのある陶芸ギャラリーです。「ギャラリー ふぅ」の前を流れる小川(古川)では、毎年この季節になるとホタルが出て来るそうです。また、奥田さんは、勝間田焼復活会のメンバーとしても活躍されています。(2017年6月18日撮影)
梶村家の歴史
梶村家はもとの屋号を米屋といい、元禄年間(1695年頃)には出雲街道の南側に居住し、その後現在の地に住んだようである。
宝暦年間(1760年頃)には山内屋と称しているが、商いは不明である。明和4年(1767)に「札元並」という町役に任命され、五人扶持、名字を許され茂渡藤右衛門と改名、その後数代にわたり「札元」を勤めている。
梶村姓を名乗るのは明治4年(1871)からである。明治中期には平五郎が県会議員として県政に貢献し、銀行業務に尽くすかたわら和歌を得意とし明治42年(1909)の歌会始に入選するなど、美作地方の歌壇の発展に尽くした。また、長男良次もガス会社・製紙会社などの経営に活躍した。
なお、平五郎などの和歌の活動の場となったのが、当家の後の果樹園に建っていた「千草舎」(ちぐさのや)と呼ばれていた庵である。そこで、このたびの修理で茶室にこの名を引き継いだ。
(文:梶村邸説明パネルより)(写真提供:江見写真館、※写真撮影の年代は全て賀陽宮様がお出でになった昭和6年のものだそうです。)※写真は「津山瓦版」のみ使用可です。
【つやまギャラリーⅤ】津山洋学資料館が所蔵する浮世絵のうちから美人画を中心に展示。喜多川歌麿や三代目歌川豊国らが描いた、大江戸美女の艶姿が、2016年12月2日~8日まで、登録有形文化財の城東むかし町家(旧梶村家住宅)で展示されました。衣装や髪型、髪飾りなど色鮮やかな美しい江戸時代の遊女や町娘が生き生きと描かれていて往時を忍んで見学してきました。(2016年12月7日撮影)
2016年11月12日(土) 津山城跡(鶴山公園) 13:00 ~14:00 旅するアート2016 オープニングイベントに参加してきました。当日はお天気も良く、帽子が必要なくらいの日差しの中での創作落語でした。話が進むにつれて、やたらと津山の芸術文化に詳しい方だと思ったら、それもそのはず、高橋 直裕氏は元世田谷美術館学芸員でした。
鍬形蕙斎の「江戸一目図」を前に話に興ずる長屋のご隠居と八五郎。描かれた風景や人物を流暢に講釈するご隠居に八五郎は舌を巻くが・・・。津山の絵師、飯塚竹斎。無名だった竹斎が晴れて津山城の襖絵を描くに至ったその訳とは・・・。津山ゆかりの絵師二人の物語。等々とても興味深く聞かせて頂きました。
2016年9月3日に朝夕が涼しくなって秋の気配のする奈義方面へ出かけてきました。お昼はお蕎麦が食べたいとのことで創作家具 ウッディライフ草苅さんの木楽ギャラリーを訪問してきました。
丁度、木楽ギャラリー2階では美作市湯郷の永生与(とおと)窯さんによる「たのしい器たち」展が開催されていて、かわいらしい陶器が沢山展示されていましたよ。
2016年9月11日(日)出雲街道 勝間田宿にて、第5回街道祭(10:00~15:00)があり、行って来ました。11日は秋晴れの良い天気に恵まれ、大勢の人々が繰り出して賑やかな街道祭となりました。出雲街道の宿場町として栄えた勝間田の街道を会場に、町内外の美術作家や工芸作家を集め、アートをテーマとしたイベントが開催されました。 また、街道フードコートやきんとくんマルシェも沢山の人で賑わっていました。
「一刀一絵・・・浮世絵師・立原位貫 追悼展」
当館には立原位貫ファンがたくさんいます。これは毎年、立原位貫作品展を実施してきたことで、数多くの作品を何度も見てファンが増えていっているのだと思います。
今回の展示では、作品の素晴らしさを紹介するというよりは、それぞれの作品がどのような思いで生み出されたのかを知ってもらうことに重点を置きました。
それでも前半(7/16~8/8)「1976-1988勝原伸也の時代」では、半数の10作品が初展示の作品となっています。ぜひ、ご覧になってみてください。
写真は、2009年5月に当館で摺りの実演をしていただいた時のものです。(文:棟方志功・柳井道弘記念館)【2008年11月・2009年5月・2009年5月ギャラリートーク・2010年12月・2011年7月・2011年8月・2013年3月・2014年2月・2015年6月】
2016年6月23日(木)~7月3日(日)、きゃらりぃしをり(倉敷市)にて、[絵画] 保田扶佐子・[陶芸] 和仁栄光・[陶芸] 山内厚可さんの作品展がありました。最終日の7月3日にお邪魔してきました。ここのギャラリーは、美観地区のすぐ近くで、こじんまりした中にも素晴らしい所でした。作品が生き生きしています。保田さん絶賛のギャリ―はとても素敵な空間でした。