『町中が仕事場だった』出版記念 白石齊さんを囲む会
白石齊さんが津山朝日新聞に「城下の仕事場」をテーマにしたエッセイを連載されていましたところ、多くの方々から「是非、まとめて出版してほしい」との反響があり、それを受けて、今般、津山朝日新聞社のご協力をいただき『町中が仕事場だった』を上梓されました。そこで、白石さんを囲んで「津山を元気にしよう」をテーマにして津山弁で気軽に語り合う会を開催することになりました。(文:津山おくにじまん研究会 藤木靖史さん)(撮影:平成30年6月9日、津山鶴山ホテル)
「町中が仕事場だった」出版記念 発起人の藤木靖史さんは津山おくにじまん研究会で活躍中!
「津山はコンパクトな町で一つ所に何でも揃っていて素晴らしい。」と語る白石さんです。
白石齊さん 1935年(昭和10年)6月4日津山市田町に生れる。
8人兄弟の6番目。兄は俳句で有名な哲さん、陶芸家の嶈さん、弟は津山民芸社の靖さん。奥様はイコン(聖画像)画家の白石孝子さん。
中学生頃から陶器に興味を持ち、高校生の時に初めて個展を開く。上京後、産経新聞社を経てサンケイ学園陶芸教室講師になる。茨城県笠間に工房を借り、作陶に励む。また多摩市に登り窯を築き、陶器を焼くなどの活動をしていたが、1944年に活動を赤磐市に移した。芸術家村「工悦邑」を造り、現在は啐啄工房・工悦邑村長。8年前から「あかいわ美土里の和」会長として活躍している。
札幌市庁舎の床面のデザイン、日野市庁舎市民ホールのレリーフ、東京ドームホテル5階のモニュメント、津山文化センターホワイエのモザイク及びレリーフ、津山高校80周年記念同窓会会館(食堂)の陶壁など多くの作品を手掛けている。著書に1998年刊『どこでもアトリエなんでも道具』(陶磁郎 BOOKS)孝子さんとの共著がある。
各界の方たちと和やかにお話する白石さん
津山おくにじまん研究会の末澤さん ギャラリーふぅの福田さん 現代美術家 太田三郎さん
アトラクションで津山民謡が踊られました。
白石ファミリー 民芸品の竹細工を作る白石靖さん
(公社)津山市観光協会竹内佑宜会長と武田さん、お役目ご苦労様でした。
津山弁いろはかるたクイズがあり、忘れかけている津山弁を皆で四苦八苦しながらひも解きあいました。