【津山人】宇田川 榕菴(1798-1846)
「好奇心旺盛な江戸時代最高の科学者」と呼ばれています。
寛政10年(1798)大垣藩医江沢養樹の長男として江戸に生れる。14歳にして江戸蘭学界の大立者 津山藩医宇田川玄真の養子となり、蘭学に志をたてる。津山藩医のかたわら幕府天文台の訳官にも登用され、蘭医シーボルトとも交友をもった。
わが国最初の植物学書「植学啓原」や、わが国最初の化学書「舎密開宗」を著し、「日本近代科学の生みの親」と称される。弘化3年(1846)江戸に没す。(その他の記事)
「好奇心旺盛な江戸時代最高の科学者」と呼ばれています。
寛政10年(1798)大垣藩医江沢養樹の長男として江戸に生れる。14歳にして江戸蘭学界の大立者 津山藩医宇田川玄真の養子となり、蘭学に志をたてる。津山藩医のかたわら幕府天文台の訳官にも登用され、蘭医シーボルトとも交友をもった。
わが国最初の植物学書「植学啓原」や、わが国最初の化学書「舎密開宗」を著し、「日本近代科学の生みの親」と称される。弘化3年(1846)江戸に没す。(その他の記事)
2013年2月3日(日)取材
福井の土居地区に、新宮城とかかわって、古い伝承をもつ歴史的にも貴重な観音様が現存している。場所は、火のかま古墳の南、谷をへだてた通称山田といわれる林の中の墓地群の一角にある。ブロックに囲まれた倉庫風の観音堂に安置されており、人よりも大きい、お堂にふつりあいな立派な十一面観音様である。
神宮山木下伝記によると、この観音様は、現福井八幡宮のできる以前に、その他に建立されていた宝昌山正伝寺ゆかりの本尊様と記されている。
そもそも、八幡宮の前身宝昌山正伝寺は、新宮城ができたとき、清瀧寺地鎮和尚の勧めで、城の真東に禍事を払い武運長久を守護するお寺として建立された。その本尊として、清瀧寺と同様の十一面千手観音が、京よりわざわざ仏師を呼び寄せて製作され、長元6年(1033年)盛大な祭祀でもって安置され、以後多数の人々の参詣で賑わっていた言う。
ところが、新宮城が落城した翌年の文治元年(1185年)、縁日の法要のさなか正伝寺が誇る五重の塔より出火し、お寺が全焼する大火となった。危うく本尊の観音様も焼失しそうになった時、熱心な信者により救われたと言う。
以下、その伝記の記述である。「宝昌山正伝寺観世音縁日にて例年の法会あり、多くの善男善女参詣の最中 九つ下り、五重の塔の中央火の室より突然出火してにわかに燃え上がる。衆人驚き消さんとすれど宝昌山には水乏しければ防ぐ便なく瞬く間に本堂に燃え移りたり。土居平の中に長く仲間奉公して居りたりし岡西喜六と呼びなす者、常に観世音に信心して今日も参詣し居りしに出火に驚き、尊き観音様を焼きては恐れ入ると、直ちに本堂に飛び込んで応援の諸人と厨子を担ぎ出し、暫して土居の畝へ持ち来たり菰を敷いて其の上にも菰をかけて当分雨露をしのぎ、その後粗末なる堂を建立し安置し奉り信仰するところより、霊験あらたかなれば平中の者も追々信仰し~明治維新の神仏混合引き分けの達しにて、西の丘の現在地に移転さられたり。なお、表柱の突石は、正伝寺の突き石にて蓮華形あり。」
▲2012年11月4日(日)14時~ 鏡野ペスタロッチ夢ホールにおいて、秋の風の音コンサートが開かれました。誰かが「やさしい、澄んだ音色で、背中を撫でられているようね。」と言っていました。聞こえてきた音は、本当に優しく、演奏される方の心が澄んでいるからだろうなと感じたコンサートでした。(情報提供:風の音コンサート岡山・津山)
2012年7月1日(日)野口雨情生誕130年とプレママ赤ちゃん&みんなの童謡教室30回を記念して、音楽文化ホール・ベルフォーレ津山で、童謡ひろば~うたわらべ「童謡の日コンサート」がありました。
うたとお話は大島良子さん(ソプラノ)、ピアノは先本潤子さん、スペシャルゲストは野口雨情のお孫さんで、野口不二子さん(野口雨情生家・資料館代表)でした。
オープニングの青い目の人形をはじめ、「シャボン玉」、「赤い靴」、「雨降りお月・雲の陰」、「あの町この町」、「十五夜お月さん」、「七つの子」などなどが披露されました。
また親子でいっしょに!では「俵はごろごろ」、「証城寺の狸ばやし」等を親子で熱唱。
野口雨情<1882年(明治15年)5月29日~1945年(昭和20年)1月27日>日本を代表する詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西条八十とともに、童謡界の三大詩人ともうたわれている。
神南備山(かんなびさん356m)は「岡山県百名山」です。佐良地区から上っていくと山頂付近には、六角形の展望台がある津山の代表的な夜景スポットですが、昨年までは木が茂っていて市内がよく見えなかったのですが今年はよく見えましたよ!
展望台に人が訪れると、自動的に照明が点灯する仕組みになっているそうです。(2012.5.6取材)
所在地 / 津山市井口 ★過去の取材はこちらをご覧ください。
重要有形民俗文化財「田熊の舞台保存修理工事報告書/田熊八幡神社」より
竣工 境内全景(正面に舞台、その西側(下手)に花道が拝殿に続く)
左より舞台・花道・外観・舞台部内部(西から)・奈落部内部(西から)
皿回し式廻り舞台(盆を足で蹴って踏みまわす)・回転機構(横から)・回転装置(南からみる)
国の重要有形文化財に指定(昭和50年9月)されている「田熊の舞台」は明治4年(1871)の建築であり、明治・大正・昭和と娯楽の場として利用されて来ましたが、戦後の娯楽指向の変化によってその利用がされず、建築後およそ130年が経過し、傷みが進んで倒壊が危ぶまれる状態でしたが、先祖が残してくれた町内では唯一の文化財であること等、町民の皆様の理解が高まり、特に町外に在住されている田熊出身者の賛同も得られ、最終的には、目標額を超える多額の浄財が寄せられ、平成16年12月に竣工しました。
★2009年の取材はこちらからどうぞ ★津山国際総合音楽祭
第8回津山国際総合音楽祭2011年9月11日●会場:津山市勝北文化センター/11:00 開演
市民コンサート Ⅲ ロックコンサート
市民ロック・グループが日頃の成果を発表する市民コンサート。
出 演 : [団体名]HETALLECA、ゆめバンド、フュージョンX、MOZ'、ZUZAANA、Purple Deeple、パールズ、N.Y.D カリカリレンジャーズ、STINGRAY、BRASHBOY、Rock file
市民コンサート Ⅱ合唱・室内楽コンサート● 会 場:ベルフォーレ津山/ 10:00 開演
市民洋楽団体が日頃の成果を発表する市民コンサート。
出 演 : [団体名]クレッシェレ、 ハミングバード な・か・や・ま、 ローレルエコーズ、グリーンエコー(西苫田)、 一宮やまなみコーラス、 コール東津山、オカリナA・KA・音、 デ・カルタ、 津山邦楽合奏団、コーラス「赤い靴」、 津山リコーダーサークル、 コール・アカデミー、津山女声コーラス水曜会、 男・ディーズ、 箏曲典義会、加茂コーラス 虹、 津山混声合唱団、 クリスタルコール、津山少年少女合唱団、 津山ギターアンサンブル、津山市民合唱団「はるか」、 津山ハンドベルリンガーズ、津山ハンドベルサークル、 津山市民コール「アンダンテ」、 飛揚ニ胡の会、 すずめの学校、 津山高専 歌唱同好会
クロージング・コンサート マーラー交響曲 第2番 「復活」演奏会
● 会 場:津山文化センター 大ホール 13:30 開場/ 14:00 開演
★入場料の一部を東日本大震災の義援金として寄付させていただきます。
テーマ作曲家・マーラー。本音楽祭の初回に公演された記念すべき交響曲第2番「復活」を再び…。
指 揮: 小松 長生
出 演: ソリスト/ 澤畑 恵美(ソプラノ)
坂本 朱(メゾソプラノ)
管弦楽/大阪フィルハーモニー交響楽団
合唱団/音楽祭市民合唱団