美作国theミステリーツアー(美作土居駅)

doi4.jpg

二人連れでやってきました、JR姫新線の美作土居駅です。(2013年9月22日)
この駅は昭和11年開業で、兵庫県との県境にある木造駅舎です。ウィキペディアによると1日の平均乗車人員は39人(2010年度)だそうです。

来たのはいいのですが、二人とも肝心の本を忘れて来てしまいました。たしかたしか、「駅の前の坂を上がれ、そのままを見ろ、宿は必要ない!」だったと薄い記憶をたどりながら、正面を見て駅名のプレートを見るがさっぱり解らない。

doi2.jpgdoi8.jpg

美作土居駅に続く坂道と案内図(この看板は新しく見える。古い看板どこ?)

doi9.jpgdoi5.jpg

9月22日駅にはミステリーの本を持った倉敷から来られた方が写真を撮っていました。駅舎の中には出雲街道の地図が壁に貼り付けてあり、この地図をもらおうとしたが部数が足りず、遠くから来た人にのみあげているのだそうです。そして、ここに居られるおじさまは記念写真を撮って壁に貼られているそうです。

doieki_yane.jpgdoieki_kanban.jpg

美作土居駅のプレート。古びた看板がない!私たちの看板のとらえ方が違うかもしれないと、早速辞書で意味を引いてみると下記で、勉強になった。


商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。
劇場・映画館などで、出し物・俳優名などを書いて入り口に掲げる板。その他、もろもろ「―を借りる」「―に傷がつく」「―料」「安売りが―の店」「そろそろ―にしよう」


doi1.jpgdoi3.jpg

これが出雲街道土居宿 西惣門(関門)      本を片手に案内板を見入る親子も解らない様子、我々はとりあえず写真を撮って持ち帰ることにした。


 この惣門は、慶長年間(1596-1614)に幕府による出雲街道の整備にあたり、ここに美作七駅の1つとして土居宿駅を定めた際、東と西の出入り口に 関門を設け、朝夕門番によって開閉し、国境の警備のために建築されたもので、明治2年の関所廃止令により取り壊されたものを平成13年3月復元建築したも のです。門の造りは、高さ6m50cm、幅7m88cmで高麗門形式です。宿場町の両端に惣門を備えていたのは、全国的にもまれな事例といわれています。(文:美作観光ナビより抜粋)