西粟倉村「100年の森林構想」めぐり旅
百年の森林構想とは・・・西粟倉村の森づくりビジョンです。
2004年、西粟倉村は合併せずに自立の道を歩むという大きな決断をしました。「約50年生にまで育った森林の管理をあきらめずに、村ぐるみで後50年頑張ろう。そして100年の森に囲まれた上質の田舎を実現していこう」との村長の呼びかけがきっかけでした。村民との対話が重ねられるなかで「百年の森林構想」という言葉が村内に定着していきました。2008年には森林の再生に村の未来をかけることが決断され、2009年より本格的に「百年の森林事業」が開始されました。この取り組みに学び、今後の活動に生かすため研修に出かけました。(2014年5月31日(土)文:岡山食べ物通信読者会より)
西粟倉村役場
聞いて、見て、感じてもらえたらと産業環境課主任の白旗氏の報告を聞くメンバー。
水力発電所の見学(西粟倉村低炭素なむらづくり)
発電所(試運転があるそうです。)
水力発電でトイレの電気を賄っています。この他、太陽光発電、EV自動車など、地域で世界に左右されないように、独自のエネルギーを生み出す。
お昼はバイキングでガッツリいただくメンバー。
山野草展があったのを拝見!
廃校を利用した森の学校
森の学校
森の学校では、皆さん見学もそこそこにお酒買っていました。
西粟倉の森林の100年
地域には、捨ててはいけないものがあります。
苦労を重ねて地域を守ってきた先人のため、これからを生きていく子どもたちのため、
そしてこの地域に愛着をもち関わってくださるたくさんの方々のため。
約50年前に、子や孫のためにと、木を植えた人々の想い。
その想いを大切にして、立派な百年の森林に育て上げていく。
そのためにあと50年、、村ぐるみで挑戦を続けようと決意しました。
西粟倉村は、人口1500人ほどの源流域の小さな村です。このような小さな村だからこそ、
未来に向けて心と心を丁寧につなぎあわせていくことができるはずです。
世代を越えて、そして地域を越えて、未来への想いを共有する森づくりへ。
そして、大切な自然の恵みを大切な人たちと分かち合う上質な田舎づくりへ。(西粟倉村ニシアワーより)
若杉天然林
若杉天然林
若杉天然林
若杉天然林
若杉天然林
若杉天然林
帰りにはあわくらんどでお買いものしました。