岡山県指定 八塔寺ふるさと村

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 2022年8月22日に友と「岡山県指定 八塔寺ふるさと村」に行ってきました。
八塔寺と聞けば、八塔寺ダムや、素敵な八塔寺ダム公園が思い浮かびますが、それ以外には行ったことがなかったので、今回は思い切って「八塔寺ふるさと村」まで行ってみることにしました。
 坂道をくねくね登ると、かやぶき屋根の農家が点在、その近くの公園のような所に水車があったり牧歌的な風景が広がります。かつては高野山に並ぶほど仏教が栄えたことがあったそうですが、現状は戸数約13戸、かやぶき民家や寺院などがひっそりとたたずんでいる村でした。少し行くと、レストラン&キャンプ場 望ヶ丘があり、素朴で美味しい食事に満足して帰ってきました。
 映画"黒い雨"、テレビドラマ"八ツ墓村"や"火垂るの墓"のロケ地となったことでも知られているったです。(2022年8月22日撮影)

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奈良時代、聖武天皇の勅願により、道鏡が創建した八塔寺を中心に開けたふるさと村。
 今から約1200年前、弓削道鏡が開基した八塔寺を中心に開けたといわれ、高野山のように山岳仏教が栄えました。盛時には72もの僧坊があったと伝えられ「、八塔寺の地名とともに僅かの寺院と遺跡から今でもその歴史がうかがえます。

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熊澤蕃山先生「八塔寺農兵制度」実践の地
 江戸時代初期、和気郡八塔寺村は、備前・美作・播磨三国の接点に在り、国境警備の要衝でもあった。熊澤番人は、知行地であったこの地八塔寺に、自ら数十人の武士を連れ、農業に従事させたといわれてる。
 平時には農民と共に田畑を耕し、有事の際には国境の守備に当たるという農民制度を実践した。
令和三年四月 八塔寺ふるさと村運営協議会

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民族資料館(当地方の典型的な農家の造りである。見る農具・民兼に昔日を偲ぶことができる。)

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国際交流ヴィラ:ヴィラとは別荘という意味で、施設には五右衛門風呂や囲炉裏があり、昔ながらの田舎の生活が体験できます。

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恵日山高顕寺
 真言宗で神亀5年開基と伝わる。本尊は不動明王(定朝作と伝う)毎年1月15日境内前の広場の大護摩供養は有名で火渡りの荒行も行われる。

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八塔寺村

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八塔寺村

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八塔寺村                    日吉神社

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八塔寺村                    水車小屋

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レストラン&キャンプ場 望ヶ丘

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内部                      とても美味しいお食事でした。

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八塔寺ふるさと農園について
 八塔寺ふるさと農園は、八塔寺ふるさと村入口付近の開墾跡地約5haを有効活用し、貸農園、ふれあい農園、果樹園、かやぶき茶屋、駐車場等を中山間地域総合整備事業にょり整備しました。
 今後、八塔寺お緑やふるさと村の風景など地域資源を活用しながら、都市住民との交流の場を提供し、今日の都市ニーズに答えるとともに農業・農村の活性化をはかろうとするものです。胚性10年3月
(文:現地案内板より)(2022年8月22日撮影)