【津山人】中原司氏のガラス彫刻作品展

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 津山市出身、倉敷市在住のガラス造形作家、中原司氏の「ガラス彫刻作品展」が、2024年12月1日〜22日までポート アート&デザイン津山にて開催され、2024年12月11日に伺って来ました。
 ポート アート&デザイン津山には、いつも私たちが普段気軽に目にできない作品展を企画していただいていています。是非、足を運んでみてください。


 中原さんは板ガラスを重ねて接着し、研磨して作品に仕上げていく作風で、彫刻や照明作品など幅広く制作されています。今回展示していただく作品「High tide」はガラスと金属(鉄、ステンレス)の複合作品で、ガラス部分はまるで水のゆらめきを想起するような曲面になっています。板ガラスの青みがかった色も作品の一要素として象徴的な意味合いを持っているように感じます。
 

 ご来館くださった皆様、誠にありがとうございました。
板ガラスを積層した塊を彫刻へと削り、研磨して作品化する手法は、この地域では珍しいために驚かれながらもその美しさに感嘆されるお客様が多くおられ、海底の砂地のような仕上に驚かれたり、遠浅の波の一瞬の景色を閉じ込めたよう表情にうっとりされたりと大変喜ばれた展覧会でした。(文:ポート アート&デザイン津山HP・FBより転載)

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津山市出身のガラス造形作家、中原司氏のガラス彫刻作品展

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中原司ガラス彫刻作品展

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ガラスを水に見立てた煌めきが美しいオブジェ

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ガラスを水に見立てた煌めきが美しいオブジェ

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ガラスを水に見立てた煌めきが美しいオブジェ

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中原司ガラス彫刻作品展

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中原司ガラス彫刻作品展

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ポート アート&デザイン津山の本館は神社仏閣風の外観で、屋根は千鳥破風入母屋造り。
桧皮葺きの上を銅板で張りさらに玄昌石の天然ストレートで葺くという凝った造りです。

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内部はモザイクパーケット貼で大正期の優れた建築技術を示すものとして、注目されています。

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ケヤキの玉目の腰板や、カウンターの一枚板の巨木は今ではなかなか見ることの出来ないものです。

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大正ロマン期の華やかな建築様式

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ポート アート&デザイン津山

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