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修復の終った「第9室 極地・南米の動物」

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 2025年9月9月24日 ~ 28日につやま自然のふしぎ館の 大型はく製の修復作業が行われていて、見学希望者には見ることが出来るというので行ってきました。
 今回の修復は、つやま自然のふしぎ館、第9室の展示はく製(ミナミゾウアザラシ並びにホッキョクグマ)で、専門業者による本格的な修復作業が行われました。ただ、修復作業は第9室の柵越しなので、作業の邪魔をしてはいけないので少しだけ撮らせていただきました。後日、修復が終わり綺麗になったミナミゾウアザラシ並びにホッキョクグマも撮ってきました。
(修復は写真家村松桂氏が『つやま自然のふしぎ館展示の全はく製写真集』の発刊資金調達のために行ったクラウドファンディングで、あつめられた資金のうち、写真集の発行に必要な金額を越えたものを、つやま自然のふしぎ館にはく製修復費用として全額寄付され、その寄付を使って今回の修復は行われました。)(2025年9月28日・10月12日撮影)

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能義山法福寺観音堂(加茂郷88ヶ所霊場番外札所 番外)

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 当寺は公郷字高場にあって能義山法福寺の奥の院であり、聖観音を本尊とする。
 宝永6年(1709)の本堂扁額「能義山法福寺略縁起」によれば、開基は伝教大師最澄(767~822)と伝え、天文年中(1532~54)に山下村高山城主草苅加賀守衡継が寺領31石を寄付し、また大伽藍があったが、戦国の兵火によって本尊を除いて堂塔寺院一宇残さず焼失した。そして宝永6年(1709)に再興が完成したことを記している。(『東作誌』)。以降、西国「八十八ヶ所第16番とし、高場の観音と称し、霊験効しと群参」した(『東作誌』)しかし甲州の人、僧覚心が来住した頃ーおそらく天明2年(1782)大飢饉の前後と思われるが―は、寺は荒廃して「孤梟の栖」となっていた。覚心は「自ら土木を曳、石を荷ひ土を運び、他力を不借千辛万苦して功業を励」み「余力を以て近村隣村の道橋を埋」(『東作誌』)め、寺の再興の原動力となり、また村民によって堂宇が再建立され、奉献された(「軒札」、「飛地境内仏堂誤脱編入願」)覚心は「文化の初年寂すいへとも民今に至て徳を称す」と『東作誌』は書いているが、文化8年(1811)の石灯籠の願主は覚心であり(「飛地境内仏堂誤脱編入願」)覚心の死はその前後であろう。
 法福寺が公郷寺の「飛地境内仏堂」としての地位は寛政9年(1797)の法福寺鐘銘および完成12年(1800)の法福寺軒札が「菊水山公郷寺現在 権大僧都堅者法印霊怱謹誌焉」と記されていることに示されている。明治初年に登録もれがあり、明治41年に「公郷寺飛地境内仏堂」として願い出て、公郷寺に所属するものと認められた。
本尊聖観世音菩薩坐像は、『東作誌』に記され、伝教大師作と伝えられ、元県指定文化財であった。(文『加茂町史本編』より転載)

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世界一美しいと言われる「下瀬美術館」(広島県)

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 2025年8月26日、親しい人たちと世界一美しいといわれる「下瀬美術館」に行ってきました。美術館内はゆったりしていて、見て回るにも段差はなく年配者にも歩きやすかったです。いたるところが鏡なので自分で自分が撮れるので楽しめました。また、世界一美しいゴキブリにもお目にかかりました。東山魁夷、国吉康雄、小磯良平、北大路魯山人、藤田嗣治、マルク・シャガール、ジョアン・ミロ、アンリ・マティス、エミール・ガレなどの素晴らしい作品は撮影可ですが、SNSなどへのアップはできません。残念だったのは、ヴィラ(宿泊施設)は満室で宿泊することができなかったことです。


 広島県大竹市にある「下瀬美術館」は、2024年にユネスコが創設したベルサイユ賞の「美術館・博物館部門」で最優秀賞を受賞し、「世界一美しい美術館」と称されています。
 世界的な建築家 坂茂氏が設計したこの美術館は、「アートの中でアートを観る。」というコンセプトのもと、瀬戸内海の景観と調和し、水盤に浮かぶ色とりどりの「可動展示室」が象徴的な存在です。
(文:下瀬美術館HPより転載)

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「津山まちじゅう博物館」体験プログラムワークショップ

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 2025年6月27日(金) 〜 2025年6月28日(土)と2日間にわたり、「津山まち博体験プログラム企画」が、津山圏域雇用労働センターにて開催されました。(主催:津山まちじゅう博物館コンソーシアム)
 このレクチャーは、いかに地域資源を掘り起こすのか、具体的な体験博を作る方法論のレクチャーとまち博の説明会で45名が参加されました。
 講師は地域資源を活用した体験交流型プログラムの専門家のNPO法人ORGAN理事長の浦勇介氏。
・タイトルと写真しかお客様は見ない。どうすれば売れるか実践的なレクチャー
・テーマはワンテーマかツーテーマ
・失敗事例と成功する方法を修正してレクチャー、固有名詞が必要
・即席でチームを作り、他の人の意見は聞いて書くという他人に伝える力を考える
・これがマーケティングとしても使える
 体験を企画後、発表会が行われ上位の方が表彰され、何故上位になったか分析し、自分達の体験に活かせるようにと解説されました。

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2025 前期企画展「生誕200年 箕作秋坪と久原洪哉」

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令和7年度前期企画展「生誕200年 箕作秋坪 と 久原洪哉」が、2025年3月8日(土) 〜 2025年9月21日(日)、津山洋学資料館企画展示室にて開催されています。そこで、津山が誇るスーパーエリートのお二人はどんな人物かをじっくり見て参りましたのでご紹介してみます。
(全文:津山洋学資料館展示パネルより転載)(2025年6月6日撮影)


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白加美神社の夏祭り2025

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 2025年7月20日に小田中の白加美神社で夏祭りが行われました。
毎年町内の大勢の子ども達や家族連れの皆さんが来られ、賑やかに執り行われています。町内会の人々が一同に集う機会が年々少なくなってくる昨今、こういったお祭りは貴重な機会ですね。境内には屋台が設けられ、大人ならビール飲み放題です。また、子ども達にはゲームが用意されていて楽しそうな声がこだましていました。

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徳守神社夏越祭2025

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 2025年7月23日、津山市宮脇町にある徳守神社境内で行われた「夏越祭」の様子です。茅の輪くぐりは、夏越の祓という行事の一部で、半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う行事ですが、作法を忘れ慌てましたが、何とか皆さんを真似てお参りできました。境内には沢山の家族や子ども達や若者が溢れ活気に満ちていました。
 市内の児童や高校生による絵書灯ろうが神社の周りに飾られたり、美作高等学校の生徒さんの演芸などが行われ、大勢の方が熱心に鑑賞されていました。それに豪華な景品が当たる抽選会を楽しみに来られた人など思いは様々。また、すぐ隣の徳守会館では、納涼きもだめしがあり、夜遅くまで長蛇の列でした。私は、残念ながら午後6時からの奉納演芸には間に合わず、また用事で8時からの抽選会やプロジェクションマッピングも見えず残念でした。
※「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」と古歌を唱えながら、左まわり・右まわり・左まわりと、八の字を書くように3度くぐり抜ける。

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能義山 法福寺薬師堂(加茂郷88ヶ所霊場第41番札所)

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能義山法福寺薬師堂(加茂郷88ヶ所霊場第41番札所)は加茂町公郷上大能義地内にあり、法福寺本堂の隣にあます。薬師堂は木造瓦葺き白壁です。(通称高場観音)本尊は聖観音です。
(先達は木元林造さん)(2022年11月9日撮影)

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無量山 極楽寺 阿弥陀堂(加茂郷88ヶ所霊場第78番札所)

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 無量山 極楽寺 阿弥陀堂(加茂郷88ヶ所霊場第78番札所)は、津山市加茂町宇野宮の本にあり、宇野簡易郵便局を左折し、すぐ右の極楽寺境内にある。木造瓦葺の本堂の中にある。本尊は阿弥陀如来です。(2025年6月13日撮影)

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山陰の小京都 ー 石州 津和野を訪ねて

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 2025年6月1日「第42回 津山洋学資料館友の会研修旅行」に参加させていただき、三津同盟ゆかりの地 石州津和野を訪ねてきました。津山市からは片道約4時間の旅でした。
 山陰の小京都と言われる津和野と言えば、まず思い出される景色は、古い屋敷の並ぶ街並みと、水路を泳ぐ鯉でしたが、今回実際歩いてみると、鯉が泳ぐ「殿町通り」、商家や酒蔵などが立ち並ぶ「本町通り」等など現代に続く歴史や文化を知ることができたことです。古い街並みを残し育てあげた津和野の人々の思いを感じながらいい町だなぁ~と。また、国際アンデルセン賞を受賞した安野光雅さんの絵本や風景画が大好きで「安野光雅美術館」は是非とも行きたかった所の一つだったので私にとって嬉しい研修でした。

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