新庄村の脇本陣へ見学に行って来ました。
2018年10月2日に出雲街道新庄村で山中一揆についてお話を伺って来ました。その後、がいせん桜通り、今井河原刑場跡等を見学してきました。約290年前に子孫や地域のために立ち上がった人々がいたことを後世にどう継承していくかが課題です。
江戸時代から現存し公開されている脇本陣は全国の中でも6ヶ所だそうで、ここ新庄村の脇本陣はそのうちの一つで、江戸時代後期に建てられています。また、ここには松江藩の飛脚の宿もおかれていたそうです。なんとも落ち着いた風情のある村です。
出雲街道新庄村 道の駅「がいせんざくら新庄宿」
新庄村公民館で山中一揆について勉強 山中一揆の処刑場跡
新庄村教育委員会 田中寛一さんに案内いただきました。
桜の木の手入れ中。 がいせん桜通りの見学。
本陣跡(佐藤家)は、酒屋を営む庄屋で松江藩主松平侯の宿泊に利用されていました。
「峽の日をのせて漂ふ花筏」黛まどか
花筏とは、水面に散った桜の花弁が筏の如く固まって流れるさまを言う。
春とはいえ、山間の村の日は短い。宿場町を流れる「使い川」に、束の間の日を集めて漂う花筏。
清冽な水の流れや美しい桜と共に、新庄村の豊かな山々の景が余さず描かれている。
脇本陣木代邸
特徴=下見板張りと白壁との美しい対比。格子の竪子が細いー京風で繊細。優雅で落ち着いている。庭塀と建物とが一体化して安定感。中庭には富士山岩を配しています。
江戸時代後期の村代表的建築。新庄村有形文化財指定。
三列六間取り。店の間・玄関の間・奥の間・居間・中納戸・奥納戸
いろりのある部屋 寒さ対策の扉
番頭さんが座る所
便所 男便所 刀掛け
突き当りがさくら茶屋
風呂 井戸 かまど
≪史紀庵≫がいせん桜通りにある脇本陣木代邸。その中庭にある二階建ての建物を活用し、新庄村の歴史を感じられる展示スペースです。
実物資料とともにパネルや説明文を交え、分かりやすく陳列されています。
えびす様です。 小川には鯉が泳いでいます。
江戸時代の宿場町の水路は道路の真ん中を通っていたそうです。