能万寺古墳群(きつね塚遺跡)(津山市押入)

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狐塚遺跡(きつねづかいせき)
 この遺跡は古墳時代後期(七世紀前半、約1300年前)のムラの跡です。津山東中学校の建設に先立ち津山市教育委員会が1973年に発掘調査しました。
 東西100、南北30mの調査範囲から竪穴式住居址二五軒、建物跡十一軒が発見されました。これらの遺構からは鍛冶炉とともに多量の鉄滓(製鉄や鉄加工をした時に残る鉄かす)が見つかりました。鉄滓には、製鉄をした時にできる製錬滓があることや、鉄鉱石の破片が住居内から出土したことから、このムラに住んでいた人々は、製鉄や鍛冶にたづさわっていたことがわかりました。(前回の取材

 美作地方では、古代から鉄つくりが盛んに行われてきました。このことを示す大切な遺跡として学校建設計画の一部を変更して中心部を保存したものです。
平成七年一月三日 津山市教育委員会(文:案内板より)2014年12月10日取材

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原田校長先生にご案内いただきました。

津山市立津山東中学校 / 所在地 津山市押入1110   電話(0868)26-1413   

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これがきつね塚の西側です。

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これが東側です。

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塚の側のプランタにはパンジーや四季咲きのさくらの花が可愛く咲いていました。

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このテニスコートは稲葉浩志さんがテニスを練習した所です。
又、奥に見えるのが津山中央病院です。

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このグランドは、プロ野球選手の高橋信二さんが練習をした所です。