土師山 無量壽院 圓福寺(美作市)
土師山 無量壽院 圓福寺
寺伝によると、天平11年(739)に行基菩薩が聖武天皇の勅により開創、自ら一刀三礼の本尊無量壽如来と観音・勢至の脇仏を刻み安置されました。
住古は、堂塔伽藍の整った大刹でありましたが、戦国乱世に兵火により、そのすべてを失いました。
十六世紀の中頃、宇喜多直家の時代に再興され、ほぼ旧容に復興されましたが、明和5年(1768)並びに明治2年、火災に遭い、明治初期以来再建され、昭和59年に本堂、平成10年に庫裏・客殿が建立されました。
四国八十八ヶ所霊場
境内より、約八百メートルで一周できる、四国八十八ヶ所霊場を平成12年に開創しました。各札所のご本尊を舟形の石造仏にしてお祀りしています。
山中ですが、道中に芝桜や紫陽花等の草花や桜・紅葉を植樹し、修行大師もお祀りしています。
(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年9月19日撮影)
駐車場から見る境内 山門
六地蔵 境内
本堂
本堂の壁絵
本堂の壁絵がカラフル 本堂横
地蔵 宝篋印塔
水子地蔵 境内
鐘楼
境内