明治の元標(鏡野町)

2021-10-20dohyo6.jpg

明治の元標
 里程標(りていひょう)は、地上高さ85㎝、幅18㎝、四方上を山形にした凝灰岩の方柱である。
百谷地内、香々美北郵便局のすぐ北の橋の北詰にある。刻字は、北面は、「明治五年九月検査」東面は「距津山元標四里、南面西北條郡百谷村、字横部」とある。
 当時の北条県(美作国を範囲としていた)の県庁は津山にあり、北条県の道路元標は、宮川大橋西詰に設置されていた。元標より一里が小原、二里が田辺、三里が藤谷、四里が百谷で、それぞれに同規格の里程標が現存している。
 この里程標は、津山石山産の凝灰岩である。※町指定史跡「昭和47年4月1日付」管理者 鏡野町(文:『香北ふるさとの伝承』より)(2021年10月20日撮影)

2021-10-20dohyo2.jpg2021-10-20dohyo3.jpg

明治の元標

2021-10-20dohyo5.jpg2021-10-20dohyo4.jpg

明治の元標

2021-10-20dohyo9.jpg2021-10-20dohyo1.jpg

                        近くの木にクルミがなっています。