新町の地蔵踊(鏡野町指定無形民俗文化財)

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 鏡野町香々美(かがみ)地区の新町(しんまち)は旧倉吉街道の宿場町として知られ、今も往時の面影を残しています。そんな新町の地蔵堂の前で、毎年7月23日の夜、やぐらを建てて踊る行事があります。地蔵盆と呼ばれる年中行事の一種で現在は23日に最も近い土曜日に行われています。
 地蔵踊の起源は、天正年間(1573~91)といわれますが、地蔵堂の改築を伝える棟札の最も古いものは1707年(宝永4)で無病息災、厄除け、安産に霊験あらたかといわれ、今日まで踊り継がれてきました。(看板より転載)

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 枡形城の繁栄した年代に創始されたと言われ、以来400年以上踊り続けられている盆踊りがあり、毎年7月23日が祭日である。『天正年間(1573~1592)に枡形城が築かれたときに新町が作られて、戦国時代の生々しい戦いと混乱の世相に仏の慈悲を念じ、この地に地蔵堂が建設された』と伝承されている。

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新町地蔵おどりのポスター            説明板

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地蔵堂内部

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地蔵せんべいが販売されていました。

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子ども達が沢山、地元の方のいろんなお店も出店されていました。

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地蔵踊りが始まりました。

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町長の挨拶

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新町地蔵おどりが始まりました。

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新町地蔵おどりを観る子等

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町指定無形民俗文化財の新町地蔵おどりです。

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くじが販売されていました。

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「新町地蔵おどり」に参加された皆さんは、浴衣姿の方も多く、また、久しぶりに会われる方もおられたようで、話が弾んでいました。いつまでも名残惜しそうにみえました。