鳥羽野の道標(勝央町)
勝央町の鳥羽山萬福寺近くの道標が新たに見つかったと、勝央町文化財保護委員長を務めている赤木耕三さんからの情報提供があり訪ねてきました。勝央町の鳥羽野というところは、色々と伝説や遺跡があるところでもあり、嘗てこの地が繁栄していた証拠になるとのことでした。
この道標は、鳥羽山萬福寺近くの県道側にあり、見せて頂いた地図と重ね合わせてみると道が交差していて、昔は賑やかでここが繁栄していただろうと思われました。また、近くには「昭和4年8月20日 秩父宮殿下御休憩所」の石柱がありました。
東面:右 やたい/左 せき本迄 北面:南無阿弥陀仏(陀仏は地中と考えられる)
西面:右 一ノミヤ/左 つやま迄 南面:新町 一 平蔵
古地図と現代の地図を重ねてみたそうです。(赤木さん提供)
古地図
年代ごとに津山藩も領地が変わっているので面白い資料です。
(古地図は『勝央町史』より)(資料提供:赤木さん)(2021年3月15日撮影)
近くには秩父宮殿下御休憩所の石柱があります。