東美作路名木百選「酒本家のムクノキ」と「髙仁姫宮の碑」(勝央町)
勝央町の文化財保護委員長の赤木耕三さんに案内していただいて、「東美作路名木百選 酒本家のムクノキ(ニレ科)」と「髙仁姫宮の碑」を巡って来ました。
ムクノキの巨木はまるで髙仁姫宮の碑を囲んでいるように根を張っています。その髙仁姫宮の碑の裏には酒本同族会が建立した酒本家のルーツが書いてありました。また、近くには後南朝初代高福天皇の第一皇子尊秀親王のお墓と伝えられている地や、如意輪観音寺跡がありました。(2021年8月28日取材)
すぐ近くを古道が通っている。
酒本家地内
寛平五年(紀元893)宇多天皇十代
佐々木四郎左衛門尉髙綱江州坂本二居住ス
一子十八才ノトキ初メテ奉公ニ出テ天子ノ家ニ
仕ヘルトキ佐々木ヲ遍名シ酒本ト号ス
酒本民部髙重―右京髙光―右伝髙春―孫六髙直
美作国勝田北郡植月在ニテ天子姫宮婦子ヲ
守護シテ髙仁下池ニ居住ス天子ノ若宮ハ
王子宮ト号ス
紀元二六三六年 昭和五十一年三月建之
酒本同族会
石碑の後ろにあるのは、東美作路名木百選 酒本家のムクノキ(ニレ科)
東美作路名木百選 勝英地方振興局
酒本家のムクノキ(ニレ科)
酒本家のムクノキ(ニレ科)