安養寺の子ども会陽(美作市林野)
安養寺は1601年に旧美作町の北端、上相間山(かみやはしたやま)に建てられ、1697年に現在地である美作市林野(はやしの)に移されました。安養寺では、毎年2月第2土曜日の夜に勇壮な裸祭り、子ども会陽(3時から真木投下がある)が行われるとお聞きし行って来ました。
この行事は、心身の健康と一家の安泰を祈るための行事で、別名「裸祭り(はだかまつり)」とも呼ばれています。境内では、ふんどし姿の子どもたちとともに父兄や多くの参拝者で賑わっていました。2015年は2月14日の午後3時から子ども会陽の真木投下が行われ、園児から小学6年生までの子ども達が、大人顔負けで真木を奪い合っていました。(2015年2月14日(土)取材)
安養寺参道
姉妹仲良く参加組みが多かったです。(どこの町内でも参加できるそうです。)
大勢の父兄や参拝者たち、報道陣が集まっていました。
はち巻をしめてもらっています。
ふんどしを付けた子どもたちが凛々しく見えました。
これから市内を回るそうです。
市内を大きな掛け声とともに歩いていました。
そして、また安養寺へと帰ってきました。
いよいよ真木が投下されます。 ちびっこでも迫力あります。
5年、6年生になると更に迫力満点です。
女の子は短パンで参加です。男の子には負けておりません。
みんな楽しそうでしたね。
父兄の皆さんの応援も熱が入っていましたよ~。
安養寺は1601年に旧美作町の北端、上相間山(かみやはしたやま)に建てられ、1697年に現在地である美作市林野(はやしの)に移された安養寺は、毎年2月第2土曜日の夜に勇壮な裸祭りが行われることでよく知られています
境内の庭園は、津山城主、森 忠政の国家老、森采女可春がこの地に住んでいた元和の頃に作られたといわれています。客殿裏の枯山水の築山と前庭の亀島の作者は、小堀遠州と伝えられ、当時の石組の手法をよく残した県下の代表的な庭園です。前庭には樹齢300年の白木蓮の名木があります。
また、安養寺には国の重要文化財に指定されている木造十一面観世音立像があり、秘仏とされ33年毎にご開帳が行われることとなっています。 (文:安養寺HPより抜粋)