恵日山 興隆寺(鏡野町)
当山は養老三年(719)の開基、本尊の大日如来像は行基菩薩の作と伝えられます。眉間の白毫より恵日の光明が虚空に遍く満ちゆくのを見て、恵日山と号します。
天文二十二年(1553)十月二十六日、飛び火の災により消失。永禄二年(1559)三月二十一日、中興光阿上人により再建されました。
また慶長九年(1604)美作国主・森忠政公より、松平公、明治に至るまでの間、毎年寺領二十石を賜る祈願所でもありました。
現在も毎月二十八日をご縁日として、息災延命と福寿無量をご祈願致しております。
また子安大師の由緒ある尊像を安置し、子育ての祈願所としても親しまれております。
(文:『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より)(2020年6月7日撮影)
近くの地蔵様 恵日山 興隆寺
恵日山 興隆寺 本堂(2020年6月7日撮影)
農道より興隆寺を望む 山門
山門 興隆寺本堂
境内
大きな木
境内(写真:2019年9月29日)